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最前列に三脚立ててライブ撮影する人

先日、先輩がとあるイベントで最前列のイスの上に三脚を立ててライブを撮影していた人ともめそうになった話を聞いた。

その会場は狭くて、出番が次だったのでトイレに行こうとしたところ三脚の脚に少しぶつかってしまいずっと絡まれたそうだ。

イザコザになるのもよくないから穏便に済ませたけれど…。聞いている僕も少しもやっとしてしまう話だった。


最前列に三脚を立ててライブを撮影する問題。三脚じゃなくても撮影に関しては定期的に誰かが誰かに対して怒っている。そして本当にやめてほしい人にだけその声は届かない。

それが良いか悪いかは人それぞれだ。今回はそこにとやかく言うつまりではなくて、そういうことが問題になるときは大体「演者がお客さんに対して怒っている」という構図でしか外に出てこないよなあと思ったのである。

演者は言うなれば居酒屋の店長、バーのマスターのようなもので、自分が目指す店のためにルールを提示することは大切なことだ。

静かでおしゃれがコンセプトのバーでウェイウェイ騒ぐ大学生のサークルグループがいたら、丁重にお断りする権利も持っている。

それが強くなれば頑固親父のラーメン屋。まずはスープから飲め。さもなくば出て行け。というような場所にもなる。


つくりたい店の雰囲気にそぐわない人たちをお断りするのも大切なのだけど、なぜこの人たちはこの店で騒ぎたかったのだろう?と相手の話を聞くことをすっ飛ばすのはちょっともったいないし、一方通行だなと思った。

自分は静かなお客さんが寄ってくる店をやっているつもりかもしれないけれど、実際来ている人が静かにしたい人たちなのかは聞いてみないとわからない。

曲やライブを好きになってもらうつもりで活動しているけど、実は写真を撮りたい人しか来ていなかったという可能性だってある。

もしそうだとしたら単純に曲やライブがよくないということだ。

そういう事実を確かめるために、意見や感想を会話として、確認として聞く姿勢というのも大事だよな。それに同意して実行するかは別の話で。


最前列に三脚を立てて撮影している人は、自分で楽しみたいのか、撮ったものを渡して感謝されたいのか、自分のYoutubeにアップして再生を稼ぎたいのか、はたまた他の理由か、いろんな理由があると思う。

映像を無断でアップしたり、酷い顔をSNSに載せる人もいる。それはどうしてなんだろう?

いいことをしていると思い込んでいる可能性もある。無断アップロードが別に普通のことだと思っている。側から見たら酷い顔を可愛いと思う感性を持っている。

先輩の話を聞いて撮影に対してのイメージが頭の中に残っていたからか、素朴に最前列で三脚を立ててライブを撮影している人たちはいったいどんな気持ちでそれをやっているのだろうと聞いてみたくなった。

こんなオープンの場では教えてもらえないだろうけどね。

文章だと問題提起に見えてしまいがちだけど、そうじゃなくてほんとうにただ純粋になんでだろうって。

聞かないで我慢して爆発するのはやっぱりよくないよな。と自戒も込めて〆


読んでくれてありがとうございます:-D

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