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まだ未完成。37年のキャリアで学んだ事とこれからの目標(社員インタビュー#3)

みなさん、こんにちは。
SEGの広報担当です!

前回に引き続き、杉浦さんのインタビュー後編をお送りします。今回はベテランから見た若手の課題や、仕事を続けられた理由、そして今もなお現役として活躍し続けられる秘訣をお聞きしました!

それではインタビュー【後編】をどうぞお楽しみください。
(▼前回の記事はこちらから)


未来の設計者に伝えたいこと

━━━━ これから設計を学ぶ人に気をつけてほしいことってありますか?

杉浦「CADのいいところでもあり、悪いところでもあると思いますが、CADさえあれば、なんとなくで設計図面をつくれてしまうんですよね」

━━━━ そんなことあるんですか?

杉浦「デジタルを使うメリットでもありますが、雛形をうまく流用すると完成度の高い図面が手早く作れます。ですが、いざまっさらな状態から図面を描こうとすると上手くいかないってことがよくあります。自分が思っている以上にスキルが身に付いていないんですよね」

━━━━ CADではないですけど、私も似たような経験があるかも……(汗)

杉浦さん「経験は浅いけどスキルや技術が向上した頃かなと思い、部下へ新規の図面作成を頼むと、悪戦苦闘してしまうこともあるんです」

━━━━ できる事とできない事って、理解していれば次に繋がるステップアップになりますが、分かっていないと躓いちゃいますもんね。

杉浦さん「新人の頃はまず小さく部分的な図面から初めて、経験を積んでいった後に、少しずつ全体的な図面を担当していきます。当社はこうしたキャリアの中で、ゼロから描けるスキルが身につく環境だと思います」


続けられたのは〇〇のおかげ!

━━━━ 最後に、ズバリこの仕事のやりがいを教えてください!

杉浦「設計は上流の工程だから、しくじったら他の人に迷惑がかかるし、失敗した時のリカバリーも、加工や組み立てなど他部署の人にお願いしなくてはいけません。それにできて当たり前って思われてる部分もあるので、プレッシャーを感じる一面もあります

━━━━ ……そ、それってしんどいことばっかりじゃないですか!(涙)

杉浦「だからこそ『今回はうまくいったね!』って、仲間から言われると嬉しいですし、現場での経験を次に活かせると達成感があり、モチベーションに繋がります
話は変わりますが、僕はどちらかと言うと、ミスをしながら成長してきたタイプです(笑)それに自分はまだまだだと感じるんですよね」

━━━━ 杉浦さんでもまだまだなんですか?

杉浦「当社はプロフェッショナルばかりですし、自分は上司だった永田さん※1や黒田さん※2の域には達していないと思います。僕はまだまだです(笑)自動車業界は時代に合わせてどんどん進化しているので、僕自身も柔軟に変化していければと思っています

※1永田さん 過去のインタビュー記事は下記です。

※2黒田さん 過去のインタビュー記事は下記です。

━━━━ キャリアがあるにも関わらず”まだまだ”と話された杉浦さんのお言葉で、私も気が引き締まりました!今日は色々なお話を聞かせてもらえて勉強になりました、本当にありがとうございました!


若手のような姿勢を今も貫いている杉浦さんがとてもかっこよく見えたインタビューでした。入社当時のフレッシュな気持ちを思い出せた気がします。明日から頑張るぞ!

それでは次回もよろしくお願いします。
広報担当でした。