ごさと

MBAホルダー|プロボノでNPOや患者会と協業

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  • はじめての広報・PR

    広報・PRやブランディングで実践している考え方やフレームワークを紹介します。 広報・PRの仕事に関心があるけど未経験の人、また既に2〜3年経験してスキルアップしたい人。 スタートアップやNPOなど専門的なリソースが不足しがちな組織の人、急に「今度から広報担当してね」と言われて困っている人。 こんな方々に読んでいただけると嬉しいです。

最近の記事

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【はじめての広報・PR】 自己紹介 と 「こんなことを書いていこうと思います」

こんにちは。 『はじめての広報・PR』に関心を持ってくださりありがとうございます。作者の “ごさと” と申します。 タイトルまんまではあるのですが、まずは自己紹介も兼ねて、このnoteで書いていくことを「マーケティングの基本モデル(Why / Who / What / How)」を用いてザザっとまとめたいと思います。 ● 自己紹介職業はPRコンサルタント / マーケターをしています。 30歳を過ぎてから未経験でPRエージェンシーに転職して、現在はディレクターとして企業や

    • 【はじめての広報・PR】 インターナルコミュニケーションが “組織の総合力” を高める

      こんにちは。ごさとです。 これまで10回にわたり、広報・PRに携わる方、これから仕事にしていきたいと思っている方に向けて書いてきた『はじめての広報・PR』も最終回です。 今回は、国際的に人道支援や医療活動を行っているNGOの会報誌より、広報アドバイザーの立場として「COVID-19禍における危機管理と広報体制」というテーマでインタビューを受けまして、そこでお話ししたことをベースに「インターナル(組織内部の)コミュニケーション」についてお届けします。 会報誌とはいえ数万人

      • 【はじめての広報・PR】 “広報部門立ち上げ” のときに確認したいチェックリスト

        こんにちは。ごさとです。 今回は「組織でコーポレート・コミュニケーション機能を立ち上げるには?」というケースを想定して、僕が初回のヒアリング時に確認している内容をもとに準備の段取りをお届けします。 ● 体制構築で浮かんでくる “疑問”スタートアップやNPOなど、スタッフが少ないフェーズの組織では専任の広報・PR担当は置かずに「兼務」という形式を採用していることも多いかと思います。 業績の拡大やそれを見越した組織づくりを目指す段階になり、広報部門の立ち上げを相談される機会も

        • 【はじめての広報・PR】 やっぱり「メディアに取り上げられたい!」なら “報道分析” を

          こんにちは。ごさとです。 今回は広報・PR担当として、プレスリリースの書き方と同じくらい、もしくはそれ以上に身に付けておきたい基礎力の1つ “報道分析” についてお届けします。 『はじめての広報・PR』では “コーポレート・ストーリー” や “コンセプトモデル” また “危機管理広報” などを紹介して、カギカッコつき「PR」(マスメディアを対象とした報道獲得)にとどまらない “Public Relations” の可能性や考え方をお伝えしてきました。 ここで改めて、広報・

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          【閑話】 ビジネススクールの課題で「未来思考」について改めて考えてみた

          こんにちは。ごさとです。 この9月まで大学院で「社会デザイン」を学んでいたのですが、ふと思い出して6〜7年前に取り組んでいたビジネススクールの課題を見直していたら「今のご時世に当てはまることや参考になることも多いのでは?」と思ったので公開します。 ● 課題の内容「未来思考(創造的発想法)」の授業で「バックキャスティング」や「シナリオプランニング」といった手法を学んでいた際の課題です。 ・テーマは「30年後の教育」(自分で設定しました) ・PEST分析をベースに提供サイド

          【閑話】 ビジネススクールの課題で「未来思考」について改めて考えてみた

          【はじめての広報・PR】 “PESOモデル” とマーケティングの “フロー” とカギカッコつき「PR」の限界

          こんにちは。ごさとです。 これまで2回にわたってコミュニケーションの「基本の型」であるフレームワーク(Why / Who / What / How)を紹介して「なぜ(Why)」「誰に(Who)」「何を(What)」について解説しました。 今回は最後の「どうやって(How)」について、広報・PRで定着してきている「PESO(ペソ)モデル」を発展させながら具体的な事例をもとにお届けしたいと思います。 ※1回目の記事はこちらからどうぞ。 【はじめての広報・PR】 コミュニケーシ

          【はじめての広報・PR】 “PESOモデル” とマーケティングの “フロー” とカギカッコつき「PR」の限界

          【はじめての広報・PR】 “物語” に乗せて情報を届ける、プレスリリースの書き方

          こんにちは。ごさとです。 前回の記事では、コミュニケーション活動の「基本の型」ともいうべきフレームワーク(Why / Who / What / How)を紹介して「なぜ(Why)」と「誰に(Who)」について解説しました。 今回は「何を(What)」をテーマに、広報・PRに欠かせないツールであるプレスリリースの書き方を参考にして「伝えたい相手の役に立つ情報」にするための考え方、整理の方法をお届けしたいと思います。 ※前回記事はこちらからどうぞ。 【はじめての広報・PR】

          【はじめての広報・PR】 “物語” に乗せて情報を届ける、プレスリリースの書き方

          【はじめての広報・PR】 コミュニケーション活動の第一歩を 「なぜ? 誰に? 何を? どうやって?」で考える

          こんにちは。ごさとです。 今回は僕が「広報・PR(というより事業活動全般)で一番大切なのでは?」と思っているフレームワーク “コンセプトモデル(Why / Who / What / How)” について、僕の失敗経験や事例も交えてお届けします。 ● 「型破り」と「形無し」の違い本当は「取材を呼び込むプレスリリースの書き方」とか「メディアを攻略する方法」とか「エンゲージメントが高まる社内報の作り方」なんかを書いたりすると喜んでもらえるんじゃないかなぁ、と思っているのですが、ち

          【はじめての広報・PR】 コミュニケーション活動の第一歩を 「なぜ? 誰に? 何を? どうやって?」で考える

          【閑話】 ファンドレイジングは、一緒に “未来” をつくる方法(かもしれない)

          こんにちは。ごさとです。 今年に入ってからNGOや患者団体の方々と一緒に活動することも増えてきているのですが、皆さん口をそろえておっしゃるのが「活動資金が・・・」。 そこで今回の「閑話(無駄話 / 心静かにする話)」は、非営利団体の運営にとって超重要なファンドレイジング(資金調達)について、僕がNPO職員だった当時(5〜6年前)考えていたことを振り返ってみたいと思います。 ※といっても、僕はファンドレイザー資格を持っているわけではないので、あくまでも私的な考えです。

          【閑話】 ファンドレイジングは、一緒に “未来” をつくる方法(かもしれない)

          【はじめての広報・PR】 実践で使えるツールやフレームワークの紹介 | “危機管理広報” の基礎 #2

          こんにちは。ごさとです。 前回は新型コロナウイルスの影響で危機管理広報の相談が増えていることもあり、「考え方」「4つのステップ」をテーマに、広報担当が今のうちから準備できることを整理しました。 今回は続編として、実際にリスク・クライシス対応が必要になった場合に使うツールやフレームワークをご紹介します。 ※前回の記事はこちらからどうぞ。 【はじめての広報・PR】考え方と4つのステップ | “危機管理広報” の基礎 #1 ● ポジションペーパーは必ず準備あまり馴染みのない言

          【はじめての広報・PR】 実践で使えるツールやフレームワークの紹介 | “危機管理広報” の基礎 #2

          【はじめての広報・PR】 考え方と4つのステップ | “危機管理広報” の基礎 #1

          こんにちは。ごさとです。 今回は危機管理広報についてお届けします。 本当はもう少し後ろの回で書こうと思っていたのですが、新型コロナウイルスの感染者数が再び増加に転じていること、それに伴って「何か準備しておきたいけど、どこから手をつけて良いのか・・・」という相談もまた増えてきたことを踏まえて「組織の危機(もしくはその手前の状態)」において広報担当が準備しておくべき心構えを整理してみます。 僕がはじめて経験した危機管理広報は、当時働いていたNPOがフェイクニュースを流され脅迫

          【はじめての広報・PR】 考え方と4つのステップ | “危機管理広報” の基礎 #1

          【閑話】 エッセンシャルワークをしている方とご家族、そして上司の方へ

          今回は「閑話(無駄話 / 心静かにする話)」をさせてください。 私的な、個人の考えです。 危機管理広報の仕事をしていると、時々、胸が締め付けられるような相談を受けることがあります。 最近特に辛いのは、新型コロナウイルスに関連して、エッセンシャルワーカーの方やそのご家族への誹謗中傷や差別的な言動について「組織としてどう向き合えば良いか」という相談をいただく場合です。 僕は学生時代に福祉政策を勉強して、ご高齢の方、障害をお持ちの方などの身体介護をしたり、メーカーでは衛生材料

          【閑話】 エッセンシャルワークをしている方とご家族、そして上司の方へ

          【はじめての広報・PR】 “あなたの組織ならでは” を伝えるコーポレート・ストーリーのつくり方

          こんにちは。ごさとです。 今回はコーポレート・コミュニケーション(組織全体の広報・PR)に取り組むうえで欠かせないコーポレート・ストーリーについて、フレームワークで考え方を整理してみたいと思います。 ● コーポレート・コミュニケーションの機会と手法・・・本題に入る前に「コーポレート・コミュニケーション」と聞いてどんなイメージを思い描くでしょうか? わかりやすいのはTVで目にするような「役員が登壇するプレゼンテーション」「新商品のお披露目会」なんかでしょうか。 はたまた「不

          【はじめての広報・PR】 “あなたの組織ならでは” を伝えるコーポレート・ストーリーのつくり方

          【はじめての広報・PR】 “広報担当” が活躍できる機会って?

          こんにちは。ごさとです。 今回は僕がクライアントの広報・コミュニケーション部門の立ち上げ時や、ある程度軌道に乗ってきた後で相談されることの多いケースから考えた、広報を担当される方につきものの “思い込み” と、立ち返る際の “軸” についてお届けします。 ● 「プレスリリースとメディア露出をお願いします」スタッフが数百名〜数千名いらっしゃる、それなりに大きな規模の組織でも、NPOのように数名〜数十名の組織でも「はじめまして」からの相談はこういったメディアリレーションズのケー

          【はじめての広報・PR】 “広報担当” が活躍できる機会って?