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高橋御山人
2020年7月20日 18:12
暗いトンネルのような場所を進んでいる。前後には沢山の狸達がいる。人間は私だけだ。狸の群れの中に私はいる。前を行く狸がこちらを振り返ったり、子狸が私の背中を登って、右肩を通り、胸や腹を伝ってまた降りたりしている。そしてこの狸達は、人の言葉が分かり、人の言葉を話す。トンネルは、私が立ったまま歩いて行ける高さがある。しばらく進んで行くと、地上に出た。レールとホームが見える。レールの位置から、ホー
2020年7月10日 12:49
諏訪明神の神事を行った。知人らしき人達と合計4人であった。仕事の関係の人達だったと思う。一人は女性だった気がする。枯草の古道を踏み分け、異動しながら様々な場所で神事を行った。高い石の台座に載る、やや苔むして緑がかった石祠の周りを、四人で回ったりした。石祠は人の身長より高かった。道中には、立木の枝の一部に、目や口、角をつけ、龍のように作ってあるものがあった。枝の一部が伸びて、そのまま
2020年7月2日 15:47
昨日マガジン「夢の世界」に書いた夢日記「ヒミコよ、いやヒミコじゃないけど」の夢を見ていた頃、当のヒミコ、いや魔女の谷崎榴美氏は、こんな夢を見ていた。谷崎氏のこの夢の続きが、私の夢なのだろうか。私の夢で、私が谷崎氏にヒミコと呼び掛け、共に戦うことになった相手とは、この人身売買組織なのだろうか。自分の夢で見た現実世界の人物が、同じ時に見ていた夢を、つなげて考えたりしていると、今にも眠りに落ち、
2020年7月1日 23:18
古代の装束を着た人達が座っている。二列になり、向かい合って座っている。弥生時代か、古墳時代か。白を基調とした、幾何学模様が描かれたような服を、皆着ている。場所は部屋の中であり、床は木だ。列になり、向かい合って座るからには、何かを討議しているはずなのだが、その議題は重いものなのか、皆、口をつぐんでいる。場を、重苦しい沈黙が包んでいる。その時、私は片膝をついて立ち上がった。私も古代の装