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『人生を変える「心のブレーキ」の外し方』の感想です!

こんにちは、ゴローです。

日本を代表するコーチ・石井裕之さんの本、『人生を変える「心のブレーキ」の外し方』を読みましたので、ご紹介していきます。

この本は、自分をステップアップさせ、目標を実現するために必要な具体的な方法が書かれている本です。
「この本を読んで人生が変わりました」と共感の声が次々にでて、累計40万部のベストセラーで、発売されてから、10年以上たった今でも売れ続けているの大ヒット作品です!

いま、自信がなくて、やる気もなくて、人生上手くいってないな~と感じてる人は、絶対読んだ方に超おすすめです!

著者の石井裕之さんは、人の潜在意識を熟知したプロのパーソナルモチベーター(コーチ)で、さまざまなセミナーを開催したり、本も多数出版し、テレビ出演もたくさんされています。

この作品のサブタイトルが「伝説のパーソナルモチベーターによるあなたの潜在意識を変えていく7つのステップ」なんですが、潜在意識って、なんかスピリチュアルな感じがして怪しい、って感じしますよね?

でもそんなことなかったんです、安心してください。

そこは潜在意識のプロが、潜在意識について初めて考えるという方でも、わかりやすく解説してくれています。

実際私も読み進めて、すごく納得感があったし、「なるほど、そういう発想があったのか!」って新しい気づきをたくさん得ることができました。
本の最後に「とっておきパワフルな話」があったんですが、まさに言葉通り、まるで頭をトンカチでガッツーンと殴られたような衝撃的な視野の広がりを感じました。ほんとに心から「なるほどっ!」と思いました。

ネタバレになるのであまり詳しくは言えませんが、潜在意識を理解することは大事だと思います。
潜在意識のことを理解すると、心配事や不安がなくなり、とにかくやろう!って前向きにさせてくれます。

実際、私もこうしてnoteを書いたり、Youtubeを配信したりしてるなかで、なかなか思うように作業が進まなかったり、結果がでないと感じていますが、この本を読んでそんな気分も一気に吹き飛びました。

今回は、そんな潜在意識で大事な3つの原則を私なりに本書からの学びをまとめたのでご紹介していきます。

潜在意識の原則① 現状維持メカニズム

まず1つ目は潜在意識の現状維持メカニズム。

現状維持メカニズムとは、何か新しいことにチャレンジしようとするときなど、潜在意識がそれを避けようとしてしまう仕組みのことです。

例えば、ダイエット。ダイエットしようと決めたけど、いざ食べ物を目の前にしたら、ダイエットは明日からにしよう、なんて考えてしまうことってよくありますよね?
これは潜在意識が働いて、現状を維持しているからなんです。

潜在意識は、変化=危険だと認識しています。だから自分を危険な状況になるのを防ごうと考えているから、新しいことをしないことで自分を守ろうとしてくれているのです。

これが現状維持のメカニズムです。

では、新しいことに挑戦しようとするとき、現状維持メカニズムに邪魔されないためにはどうしたらいいでしょうか?

ポイントは、いきなり大きな変化をするのではなく、少しずつ小さな変化をすることで、潜在意識に新しいことを徐々になれさせることです。

例えば、禁酒したいと考えたときに、いきなりお酒を断ってしまうと、現状維持メカニズムが強く反発して結局禁酒できません。

いきなり0から100にするのではなく、最初は飲む量を少し減らすとか、もう0から1くらいの変化でもいいんです。

何でも動き出すときに一番エネルギーがいるものです。
0から1に変化するのと、1から2に変化するのでは雲泥の差があります。

だから、まずは0から1でいい。

例えば、全く本を読まない人が読書を習慣にしたいと考えたなら、いきなり1冊読もうとするのではなくて、座って本を開いて本を眺めてみる、という動作をしてみることです。
しかも、その動作だけをなれるまでに何回もくりかえす。
今日はちょっと読んでみようかな、という気になれば読めばいいですが、現状維持メカニズムが働いて読む気がおきないなら無理して読まなくていいんです。
そうやって、少しずつ新しい動作を取り入れていくうちに、本を読むこと自体が現状になってきます。
つまり、読書することが現状維持になるので、あとは苦にならずに読めるようになってくるということです。

潜在意識の原則②”あること”しか理解できない

2つ目の潜在意識の原則、潜在意識は”あること”しか理解できません。

人間は不思議なことに、「考えないでください」といわれると、それを聞いた時点で考えないことができなくなってしまいます。
例えば、「スマホのことを考えないでください」と聞くと、「スマホ」のことを意識してしまっていますよね?

これについてアメリカの心理学者ダニエル・ウェグナーが行ったシロクマの実験が有名です。
シロクマの映像を見せながら「シロクマについて覚えてください」といわれたグループより、「シロクマのことを考えないでください」といわれたグループの方が、より映像を記憶していたという実験結果です。
これは潜在意識が「考えない」ことはできないので、無理に意識した結果、よりしっかりと考えてしまったということです。

この原則を理解すると、私たちが間違った言葉の使い方をしていることに気づきます。
例えば「失敗しないようにしよう」という言葉は、潜在意識としては「失敗すること」を強く意識しているだけです。
また「緊張しないようにしよう」という言葉も、「緊張」を意識する結果になります。
だから、失敗したくない、緊張したくないと考えるなら、「成功しよう」「リラックスしよう」という言葉に変換することで、潜在意識は理解できるようになります。

潜在意識の原則③時間という概念はない

潜在意識に時間という概念がありません。
潜在意識にとっては、過去も未来も、今現在の区別がありません。

過去の後悔を意識すると、潜在意識はそれはまさに今やってしまったように理解し、後悔の感覚を味わうことができます。
未来に対して心配したり、不安に思ったりすると、潜在意識はそれがリアルなものとしてそれにふさわしい感情がわいてきます。
つまり、どこに意識を向けているかで心の状態がかわってくるのです。

やる気や自信をもつヒントはここに隠されています。
例えば、過去に大きな失敗をして、敗北感で心がいっぱいになっているときに、過去のことに目を向けている限り、敗北感は消えることはありません。
過去のことは忘れるような、好きな映画をみたり、お酒を飲んだりしている間はその敗北感はうすれますよね?
それは意識が過去の失敗からそれているからです。

つまり、意識を別のことにそらすことで、感情は簡単にかわりえるということです。
潜在意識は、失敗したとか成功したという出来事を「事実」とは考えず、「今感じていること」こそが「事実」だと考えます。
それには過去も未来も関係ありません。
潜在意識にとっては「感じていること=事実」です。
すなわちそれは、「感情がかわれば事実がかわる」ということです。

やる気がないとか自信がない、ということを事実だと思っていたとしても、潜在意識にとっては変えていけることだということです。

最後に

潜在意識ってほんと不思議ですよね?

”潜在”というだけあって、意識することはできないけど、私たちの行動に確かに影響しているというのを通して存在を感じることはできます。

人生を思い通りにしたい、成功したい、と考えている方は知っておくべき大事なことだと思います。

今回ご紹介したのは潜在意識について私が重要だと感じたポイントを抜粋し、自分なりに解説しました。

正直、書いていて自分の文章力のなさ、要約力のなさを感じていたんですが、実際の本はこの何百倍もの説得力があって納得できる内容にしあがっています。

著者の石井さんいわく、

本には著者の魂が宿っている

といわれていましたが、まさに著者石井さんのパワーを感じました。

これからの時代に必要なおすすめの1冊です。


▼【6分で動画解説】人生を変える「心のブレーキ」の外し方|潜在意識のコントロール方法



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