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山中竹春市長を全力で守る横浜市役所の記者クラブ

377万の横浜市は、お疲れ様です。
本日も横浜市のおかしな点をご紹介していきます。

今日、取り上げるのは記者クラブです。

記者クラブとは何か?

記者クラブがどんな組織なのか、意外とご存じない方もない方も多いと思いますので、ここから説明します。

基本的な認識は以下の通りです。

記者クラブとは、大手メディア(新聞社・通信社・テレビ局など)から派遣された記者が取材のために常駐している拠点、あるいは記者の任意団体そのものを指します。

記者クラブの拠点の多くは各官庁や財界・業界団体などによって運営・管理されており、各官庁や財界・業界団体の所有施設内に設置されています。

記者クラブとはどんな組織?活用方法や投げ込みの仕組みを解説

上記にあるように記者クラブは多くの施設に存在しています。警視庁、裁判所、首相官邸、各省庁にも記者クラブがあり、担当記者が常駐しています。

新聞協会は以下の役割を担うとコメントしています。

者クラブの機能・役割は、(1)公的情報の迅速・的確な報道(2)公権力の監視と情報公開の促進(3)誘拐報道協定など人命・人権にかかわる取材・報道上の調整(4)市民からの情報提供の共同の窓口―である。

記者クラブに関する日本新聞協会編集委員会の見解

常に拠点となる記者クラブにいることで素早く担当者へ取材ができるというわけです。

記者が役割を放棄した東京都庁担当のテレビ朝日記者

ただし、現在の記者クラブは単なる広報に成り果てています。

まず知っておいてほしいのが、首相や外務大臣といった大臣や都知事が行っている定例会見の主催は記者クラブです。フリーランスの記者は原則として記者クラブの許可がないと会見に参加できません。

筆者も記者クラブ主催の会見に参加したことがありますが、事前に記者クラブの許可を得てから出席しました。フリーランス記者が参加できるかどうかは主催のさじ加減一つということです。

因みに首相官邸で開かれる内閣総理大臣の会見に参加できるフリーランスはごく少数です。参加した記者は質問できますが、フリーランスはほぼ指されません。

東京都庁も同じように記者クラブがあり、都知事の定例会見やぶら下がり会見にフリーランスの記者が参加している場合があります。

しかしフリーランス記者は記者クラブ在籍の記者よりも扱いはよくありません。例えば、小池都知事が出馬宣言する直前にはこんなことがありました。

フリーランスの佐藤章さんが、小池都知事の学歴詐称疑惑のキーマンである朝堂院大覚氏が記者会見することを質問すると、横から遮って下らない質問をしてきた記者が出てきたのです。

その記者は都庁記者クラブにいるテレビ朝日の記者でした。

記者クラブの記者が質問するのは当然ですが、内容が「いつも勝負服のカラー緑色でないのは?」です。

死ぬほどどうでもいいでしょう。

ファッションリーダーでもないのだし。それともテレビ朝日・島田記者には小池都知事のファッションを世間が気にしているとでも思ったのでしょうか?

ところが、下らない質問をしたせいで島田記者は他の記者から批判をされてしまいます。

詰められて当然です。何せあの会見で質問したのはテレビ朝日の島田記者だけです。フリーランスはもちろん、記者クラブにいる記者も質問できませんでしたから。

この後、小池都知事は会見のやり直しをしませんでした。

記者にも庇ってもらっていた山中竹春横浜市長


山中竹春横浜市長

記者の質問に答えないのは山中竹春市長も同じです。

上記の記事でご紹介したように山中竹春市長は記者の質問から逃げた男です。最後はフリーランス記者を定例会見から締め出しました。

フリーランス締め出しに対して主催の横浜市役所の記者クラブは反論もしませんでした。つまり山中竹春市長と同罪というわけです。

そもそも山中竹春市長にも小池都知事と同じような経歴詐称疑惑があります。この疑惑は市長選挙から指摘されていました。

市長に就任しても定例会見で厳しく追求されています。当時はフリーランス記者が参加できたので、山中竹春市長は答えに窮する事態に陥りました。

経歴詐称で答弁不能に陥った山中竹春市長を助けるために司会が横浜市役所記者クラブの記者に「手を挙げて!」と大声で指示します。

指名された神奈川新聞記者が「子供達へのメッセージ」なんていう間の抜けた質問で時間を目一杯使って、会見を時間切れに持ち込む真似をしたのです。

因みに間の抜けた質問をした神奈川新聞記者はこんな名前をしています。

神奈川新聞・三木記者は、テレビ朝日・島田記者のように他の記者から批判されていません。おそらく今でものほほんと記者をしています。

横浜市役所の記者クラブは、山中竹春市長の経歴詐称について厳しい追求をしていたフリーランス記者をアシストするどころか、ご紹介したようにフリーランス記者を会見から締め出したのです。

因みに神奈川新聞には政権批判をしている記者がいます。

現在は、石川県で能登半島地震の現地取材をしているそうです。

ご立派なこと言ってますけど、だったら神奈川新聞が山中竹春市長の広報紙になっている現状について一言くらい言ってほしいものです。

フリーランスの犬飼淳さんからもご尤もな批判を直接されているのですよ。無視しないでください。

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