終戦の日にCOTEN RADIOを聴いて思ったこと
『Connecting the dots』
言わずと知れた、故スティーブ・ジョブズ氏の言葉。
ほんの短い期間のことだが、そんなことを連想した。
この記事を書き始めたのは、8月16日の2時。
終戦の日の翌日、日付変更線を跨いで2時間後。
8月15日から、自身の行動を振り返ったときに、
冒頭のジョブズ氏の言葉を思い出したのであった。
◼️COTEN RADIOバックナンバーを聴く
毎日聴いているVoicy『荒木博行のbook cafe』
その中で株式会社COTEN代表の深井龍之介さんとの
対談企画がありCOTEN RADIOの存在を知った。
最初はシーズン17チンギス・カンから聴き始めた。
樋口さん、深井さん、ヤンヤンさん、御三方の
トークの面白さ、学びのキッカケとなる内容、
そのコンテンツの魅力に取り憑かれ、シーズン17を
聴き終える頃にはファンになっていた。
その後バックナンバーを時間を見つけて聴く日々。
◼️シーズン8『ヒトラー』
8月13日からお盆休みに入った。
妻の実家の大船渡で家族で過ごす日々。
子供達の昼寝時間や、夜寝静まってから、
VoicyやPodcastなどの音声コンテンツを聴く。
COTEN RADIOシーズン8は、妻の実家を後にした
昨日8月15日から聴き始めた。
何の意図もなく、COTEN RADIOを
バックナンバーから順に聴いてきて、たまたま
終戦の日に聴き始めたのがヒトラー回だったのだ。
16日の2時に聴き終え、戦争について
考えざるを得ない心境になり、ふと振り返って
終戦の日に聴き始めたことを思い出したわけだ。
◼️鵜呑みにしないという態度
COTEN RADIOで語られていることを
鵜呑みにしてはいけないと思っている。
ファンなのに何を言うんだ?
と思われるかもしれない。
なぜそんなことを言うのか?というと、
史実を自分自身で調べる必要性について
考えるからだ。
荒木マスターと深井さんとの対談で、
他ならぬ深井さん自身が
『解釈を介さない事実は存在しない』
という言葉を残している。
歴史を愛し、歴史を知り過ぎてしまった深井さんの
言葉は重みがあるし、その時の気付きは、
思わずツイートしてしまったが、真理だなと思う。
そう考えるとCOTEN RADIOで語られている内容を
鵜呑みにしてはいけない、という態度は、
COTEN RADIOをリスペクトするから
生まれるものだと思っている。
◼️歴史を振り返る
今回たまたま終戦の日に聴き始めたヒトラー回。
放送中に語られていたが、悲惨で壮絶な状況を
直視することは、この先、戦争を起こしてはならない
という気持ちを強く持つために重要なものだと思う。
私自身がキチンと歴史を学んだわけではないので、
あくまでCOTEN RADIOを聴いて感じたまでだが、
実際に自分自身で調べないといけないなと感じた。
今回の放送中に思い出したことがあった。
それは小学生の時に行った『ホロコースト展』だ。
当時、両親に連れられて行ったのだが、幼いながら
戦争の悲惨さを何となく認識したキッカケの1つだと
今振り返ると思うところである。
◼️今自分が生きている世界を思って
歴史を振り返ることは、今、当たり前のように
生きている自分の背景を知る行為だと思う。
私も含め、多くの人が、当たり前のように、
明日がくると思っているのではないだろうか。
しかし、それこそ、第二次世界大戦当時に、
生きていた人にとって、明日がくるのは当然だなんて
思っていなかったと思う。
こうしたことは、仕事についても言える。
私は薬剤師だが、薬剤師として今当たり前のように
やっていることは、先人達が努力したり、
実践してきた上に成り立っており、
そういった意味で、私が今やっていることを、
次の世代に受け継いでいきたいなぁなんて、
何となく思っている。
『世界は贈与でできている』
そんな素晴らしい本があるが、贈与の輪廻の中で
私達は生きており、この流れを後世に引き継いで
いけるよう、頑張っていきたい。
そんなことを思ったひと時であった。
こんなポンコツな私ですが、もしよろしければサポートいただけると至極感激でございます😊 今後、さまざまなコンテンツを発信していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします🥺