オンライン宿泊「参加費1,000円」は高いのか?
どうも。実家にいた頃、家で採れたナスを食べすぎて一時期ナス嫌いになったのですが、ひとり暮らしをして5年ほど経ったある日、友人に勧められるままにナスを食べて「なんだ!このうまいもん!」とナス好きに戻った佐藤です。それ以来、食わず嫌いはよくないと思っています。一回はたべてみないと。あと、人の勧めにはいったん耳を傾ける。
てことで、ネットで記事もちらほらみていたオンライン宿泊。「いやいや、たのしいの、それ〜?」と遠目にみていた私ですが、函館という私がとても好きな場所からお誘いをいただいたので参加してみました!
今回すてきなお誘いをしてくださったのは、北海道函館の「SMALL TOWN HOSTEL」を運営されている蒲生さん。箱バル不動産という不動産屋さんも経営されていて、函館出身、函館育ちという、もう絶対函館の魅力めっちゃ詳しいよね?という予感が満載。ということで、だれかの参考になればと(自分のメモとしても)早速体験レポート。
オンライン宿泊、チェックイン!
最初に蒲生さんがホストとして函館空港に着いた場合の宿までの交通手段なんかもお話ししてくれます。その後、最寄駅から宿までのムービーを。
で、宿にとうちゃーく!てなわけで、参加者の簡単な自己紹介。これこれ、ゲストハウス のゆるっとした出会いのこの感じ。
その後、ゲストハウス の各部屋を撮影しながら説明してもらって、もしも泊まったらここがおすすめ情報をグーグルマップ、動画を駆使して教えてくれます。
こんな感じ。
もう気分的には宿に到着して、部屋に荷物をおいて、さー函館観光するかー!って感じ。
こんなムービーも見て、わくわくが止まらない。
わくわくが高まったところで、みんなで乾杯。
それぞれの出身地のおすすめや函館の好きな場所、最近ハマってることなんかをゆるーくトーク。手ぶらだと話しにくいよねってことで、こんな機能を使っていただき、たのしさ倍増でした。
みんながリアルタイムであげた写真が画面にどんどん流れていくんですよ〜。ご当地しかないインスタントラーメンとかおもしろい。地域間ギャップって結構みんなで盛り上がれますよね。笑
あっという間に宴もたけなわ、22時には消灯。翌日ホストからチェックアウトのあたたかーいメールと思い出の写真。
以上が「オンライン宿泊」でした!
恐る恐る参加したものの、結果はとてもたのしい〜!という感想に。
で、実際どうなのよ?
でも、宿泊なのに泊まれないじゃん?参加費1,000円ってどうなのよ?そこに率直にお答えすると、私的には高くない!です。(蒲生さんに気を使っている訳ではなく。笑)
まずこの1,000円のうち、500円は次回実際に宿泊した際の割引分なのです。これだけわくわくしたからには、行きたいな〜って思うし、これはふつうにありがたい!
じゃあ、実際の500円はというと、私的にはお得なガイドブック代だと思いました。
私は旅行がだいすきで、47都道府県中45まで制覇中で、暇があると海外もちょろちょろ行きます。でも、旅行そのものだけじゃなくて、旅行の計画立てるのがだいすきなんですよね。たとえば、次の夏季休暇はともだちといっしょに海外いこ!って決めるじゃないですか。そうすると必ずさいしょにそのともだちと代官山とか二子玉のTSUTAYAに1日中入り浸ってありとあらゆる旅行を読み漁りながら、だんだんエリアをしぼっていって、行く国を決める。行く国を決めたら旅行本だけじゃなくてその国の雑誌とか買ってみたり。
計画を立てながらその国を知るという行為もものすごくたのしいし、ともだちとあーじゃない、こーじゃないと話すのも、あ、このひとってこういうの好きなのね!と理解が深まりおもしろい。
その自分たちだけでしていた時間を、オンライン宿泊は代替してくれているような感覚でした。
”宿泊”ってついちゃってるので、オンライン宿泊を
物理的な滞在の代替
って捉えると、いやいや滞在できてないじゃん?って高いと感じるかもしれないんですけど
旅行のガイドブックの代替
って捉えると、地元のおすすめも交通手段も時間がないときのここだけは行っとけ!も教えてもらえて、お得だな〜と感じました。
さらには、普通のガイドブックでは買えない「いつか会ってみたいひと」という出会いもある。ここがおもしろい。同じゲストハウス を気になる仲間で宿泊したときに偶然出会うかもしれない。参加者には函館の方もいたので、そのひとにも会えるかも。
自分の旅行のスタイルを振り返ると20代はとにかく親の許可なくどこにでも自分の力で行けるのがたのしくてたのしくて、金はないけど時間はあるから18切符で見知らぬ土地で延々と電車に乗ることもおもしろくて仕方なかった。つまり、移動すること自体もたのしかったし、知らないものを知る、見たことのない景色を見る、食べたことのないものを食べる。そういう冒険感がなによりもたのしかったのだなと。
でも20代の終盤頃から「誰かに会いに行く」旅が増えてきたなあと。旅行に求めていた「移動」のたのしさと「冒険」的なたのしさが20代である程度満たされて、「ひと」や「暮らし」を訪ねていくような旅にきもちがかわってきている。
なので、このオンライン宿泊は超くわしいガイドブックであり、会いたいひとができる機会でもあるので、ネオガイドブックとしてとてもよい企画だと感じました。
ということで、オンライン宿泊の参加費1,000円は、ちょうどよい!という結論でした!
ではまた〜〜!
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