ダンダリン労働基準監督官
昨年9月末、竹内結子さんがお亡くなりになりました。
彼女のファンではありませんでしたが
大変お気に入りの主演ドラマがありました。
もう、この続編を見ることができないのかと思うと
非常に残念でなりません。
それまで、
清楚な美人というイメージを
竹内結子さんに持っていました。
が
このドラマは、そのイメージを覆すものでした。
なんだ! このふざけた韻を踏んだタイトルは?
ダンダリン(段田凛)こそが、
竹内結子さん演じる労働基準監督官の名前なんです。
原作は
『ダンダリン一〇一』(ダンダリンいちまるいち)
原作:田島隆(とんたにたかし[1])、作画:鈴木マサカズ
さて、
労働基準監督署とは
全国の「はたらくひと」のために、
「安心してはたらける社会」を目指すお役所のことなんだそうです。
労働基準監督署を舞台として、
主人公の段田凛を始めとした労働基準監督官たちが
労働基準法、労働安全衛生法その他の同署の所管法令を適用して
ブラック企業などの労働法令の順守に欠ける企業を摘発し、
日本の労働者を守っていくという物語です。
彼女は、
ルール違反は絶対に許せない労働基準監督官で
法令違反を発見すると、
決して見逃すことはできず、
むしろ全く融通が利かないほど、
違反している企業や経営者を追及するのです。
「それ、労働基準法違反です!!」
同じ署に勤める同僚たちは、
署長をはじめ、
仕事上、大きな問題を抱えることを
避けようとする傾向にあった。
初めのうちこそ、
ダンダリンの行動に翻弄されるが、
彼女のひたむきな仕事ぶりに、
職員全員が、次第に使命感を高め、
不当な扱いを受ける労働者のために
奮闘しはじめるのだ。
イントロダクション
黒い喪服を着た職員たちが、亡くなった故人の部屋に集まって、
何やら部屋の物を片づけているところから始まります。
部屋にはほとんど家具はなく、スッキリ片付いていて
テーブルの上には、一匹の青い熱帯魚(ベタ)が。
この熱帯魚は、他の熱帯魚と一緒に飼うと
ボロボロになるまで戦うため
単独でしか飼えない。
まるで、
ダンダリンを象徴するかのような。。。。
突然、
時計が逆回転を始め、3か月前に遡ります。
そして、
その部屋こそ、
ダンダリンの部屋だということが分かるのです。
一体何があったんだろう。。。
完全にミステリーです。
毎回、1話完結のストーリーと
共に展開されるのが
社会保険労務士(社労士)との熱い戦い
労働者の味方が労働基準監督官だとすると
敵対する相手は
企業の味方の社労士だというのです。
ここでは、
ダンダリンによって行政処分を下された、
ブラック企業の社長が泣きつく先として
社労士事務所が設定されているのです。
その結果
やがて、
ダンダリンは、嫌がらせや脅迫だけでなく
命さえも狙われるようになるのです。
チョットあり得ないシチュエーションだけれど
そこが、
ドラマたるところなんでしょう。
歌って踊らないジャニーズの風間俊介さんが
いけ好かない社労士を演じていて
時代劇定番の勧善懲悪な感じが
分かりやすくて面白いのです。。
風間氏の上司が賀来千香子さんで
あんた弁護士かい?と思わせるよな
超高層ビルのオフィスで
社労士のカリスマとして君臨しているのです。
なんかすごいことになっていて
社労士というのは、社会保険や年金のエキスパートだと
思っていた私は、大変驚いたのです。
主なキャスト
一部キャストの紹介
南三条:松阪桃李 ⇒ この署内では、一番仕事が出来そうな感じ。
ダンダリンのお目付け役を命じらるが、
次第にダンダリンの仕事に対する
考え方が似てくる。ダンダリン化という。
署長:佐野史郎 ⇒ 事なかれ主義の署長です。
ドラマ「ずっとあなたが好きだった」で
冬彦さんを演じてから
卑屈な役が多いように思うのは私だけでしょうか。
また、賀来千香子さんとの共演や
エンディング曲が松任谷由実さんなので、
意図されたものを感じます。
冬彦さんと母親(野際陽子さん)
田中:大倉孝二 ⇒ 小宮さんが好きだけれど、相手にされず、
署長に見合いを薦められて断れなくなります。
背が高く(187cm)て、お顔に特徴がある為、
妖怪系の役が多いように感じます。
(勝手な思い込みかも)
実は、以前から注目していて
「キリンの生烏龍茶」CMの大ファンでした。
生社長、怖え~
おしまい。
竹内結子さんのご冥福をお祈りいたします。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。
テーマ曲
昭和を感じさせる、どこか懐かしさも相まって、
それでいて元気が出るような曲です。
エンディング
松任谷由実さんらしい良い曲と思います。
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