SNSで居心地が悪く感じてしまう時がある

有名人がブランドものの洋服やアクセサリーを身にまとい、平均年収では到底住むことができない豪邸で過ごしている様子は、InstagramなどのSNSで簡単に見ることができる。

そして「あー、私もこんな人生を歩みたかったな」と羨望し、同時に嫉妬もする。有名人だけではなく玉の輿に乗ったことを自慢している友人や両親に高いものを買ってもらっている友人などの投稿も、意識しているつもりはなくても自然と見てしまう。

自分は周りに自慢できる生活を送っていないため、自然と投稿頻度が下がってしまう。その結果、私は誕生日などのイベントの時ぐらいしか投稿しない。

親戚や身近な友人からの評価を気にしてしまうこともある。「〇〇ちゃんは大企業に就職したらしいけど、〇〇君が入社した会社は聞いたこともない」「〇〇ちゃんの行動は理解できない」など。

大したことを成し遂げられず、「何者」にもなれない自分に虚しさを感じてしまう。どれだけ熱心に取り組んだことだって、大抵の場合は自分よりも上級者がいる。なんで自分はこんなに「普通」なんだろう。ほとんどの人が「普通」なのに、自分が「普通」であることを受け入れられない。

私は他人に「いいね」押すのと同様に、自分にも「いいね」を押したい。自分を認めよう。自分を労おう。

いろんな価値観が認められている中で、世界中の人から良く思われるなんて不可能。人と関われば評価はつきものだ。ただ、私の唯一の絶対的な見方は私自身だ。

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