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私の憧れ。それはカーラジオから流れる新曲に心奪われること!!

先日、カーラジオからかかってくる、心地よいサウンドに『おっ!なかなかいい感じの曲かかっているなぁ!』と思いながら耳を傾けていたのですが、曲終わりのDJの曲紹介を聞いてビックリ!!

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

ちょうど2週間ほど前だったと思うんですが、仕事で車を運転していると、その曲が流れたんです。知らない曲だけど、なかなかいい感じの曲。私好みの曲だけど少し、今っぽさのあるダンサブルでスムージーな一曲。

『誰のなんていう曲だろう?』

そう思いながら車を運転していると、ラジオDJの曲紹介が入りました。

『久々のダイアナ・ロスの新曲「Thank You」でした~!』

JDのその一言を聞いて一瞬思考が止まってしまいました。

そして一瞬の思考停止の後”ダイアナ・ロスが新しい曲を出す”ということに対する現在進行形のワクワク感で私はもう興奮状態です。

『うぉ~まじか~。ダイアナ・ロスの新曲~!!!』

若いころから50~80年代の音楽を聴いてきた私にとって、新曲との遭遇って本当に少なくて、新曲に心躍らされることへの憧れは人一倍あります(笑)

常に後追いファンの私にとって、自分の大好きな曲がたくさんリリースされた50~80年代に青春を迎えた方々がいつもうらやましくて仕方がありませんでした(笑)

ちなみにそのダイアナ・ロスの新曲「Thank You」はこちら。

後で調べてみるとダイアナ・ロスって御年77歳!!それでいてこの美声とグルーヴ感。

いい意味で枯れた魅力で歌い上げるのも魅力的ですが、この曲に関しては、当時と同じ土俵(美声&グルーヴ感)で勝負している感が凄くてほんと度肝抜かれました。

曲的には60~70年代のブラックミュージック感(モータウン感)と、今っぽさが絶妙にミックスされた会心の一曲で、当時のダイアナ・ロスが好きなファンも、今の音楽が好きな方にも楽しめる感じに仕上がっていると思います。

ではではダイアナ・ロスって名前は聞いたことあるけど、あまり詳しく知らない方へ、どんな人でどんな音楽している人を代表曲を交えながら簡単に紹介いたします。

ダイアナ・ロスとThe Supremes(ザ・シュプリームス)

ダイアナ・ロスは60年代に大活躍したThe Supremesのメンバーで、全盛期のThe Supremesのリードヴォーカリストでもありました。

The Supremesは60年代に一世を風靡したモータウンレコード所属のグループで、60年代中盤にビートルズに対抗できる数少ないグループの一つでもありました。

60年代中期。完全にアメリカのヒットチャートはビートルズをはじめとするイギリス勢で埋め尽くされます。この60年代中期の現象を『ブリティッシュ・インヴェイジョン』と言ったりもします。

そんな中、ブライアン・ウィルソン率いるビーチボーイズ、フランキー・ヴァリ率いるフォーシーズンズ、そしてダイアナ・ロス率いるシュプリームスがビートルズをはじめとするイギリス勢に対抗できる数少ないアメリカ勢と言われていました。

ビートルズに対抗できた数少ないアメリカ勢

その後、名盤『Pet Sounds』をリリースするビーチボーイズ

明るいカリフォルニアの若者文化を全米に広めたアメリカを代表するグルーブ『ビーチボーイズ』。特に初期のビーチボーイズのもつ、底抜けの明るさはイギリスのグループにはない魅力の一つでもありました。曲は代表曲の一つ『FUN FUN FUN』

映画『ジャージーボーイズ』のモデルでもあるフォーシーズンズ

ホワイトドゥーワップグループからソフトロックからジャズっぽい曲まで幅広く取り上げ、アメリカでは絶大な人気を誇りショービズにも精通するグループ『ザ・フォーシーズンズ』。曲は60年代中期のヒット曲『Dawn』

数々のヒット曲を放ったモータウンのビックネーム、シュプリームス

そして今回のnoteの主人公ダイアナ・ロス率いるシュプリームス。数あるシュプリームスの名曲の中で一曲だけ好きな曲を上げよと言われたら、私は迷わずこの曲。『You Can't Hurry Love(恋はあせらず)』

The Supremes(ザ・シュプリームス)脱退とソロ活動

1969年にダイアナ・ロスはシュプリームスを脱退します。そしてその後ソロ活動へと進んでいきますが、ソロでもたくさんのヒット曲を発表します。

『Touch Me in the Morning』

ソロ転向後初の全米1位は1973年リリースの『Touch Me in the Morning』。ダイアナ・ロスの美声を余すところなく活かした名曲。

『Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To)(マホガニーのテーマ』

ダイアナ・ロス主演の映画『マホガニー物語』の主題歌として1975年にヒットした『Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To)(マホガニーのテーマ』

『Endless Love』(Lionel Richie & Diana Ross)

1981年に大ヒットしたライオネル・リッチーとデュエット曲『Endless Love』。作詞作曲はライオネル・リッチー。

映画『ドリームガールズ』

ダイアナ・ロスに興味がある方は、ダイアナ・ロスとシュプリームスをモデルにして作られた映画『ドリームガールズ』もおススメです。

映画の内容的には実話を題材にしたフィクションといった感じですが、当時のショービズ、モータウンのノリ、グループからソロ活動へといった葛藤など描かれていて、ダイアナ・ロスやモータウン、60年代の音楽に興味のある方ならきっと楽しめると思います。また音楽好きでなくても映像が超カッコいいので見ごたえ十分です。

余談ですがモータウンレコードの看板グループであったシュプリームスからダイアナ・ロスが脱退し、モータウンレコードの勢力が衰えかけた時期に、すい星のごとくデビューしたのが、天才少年マイケル・ジャクソンをメインボーカルにした、ジャクソン・ファイブでした。

デビュー曲にして、大ヒット曲『I want you back(帰ってほしいの)』。私はこのベースラインが超大好き。是非一度ベースに注目して聴いてみてください(笑)ベースがステップ踏みながらウォーキンしてますよ(笑)

あとがき

いかがだったでしょうか。少し前の曲好きな私にとって新曲の知らせが、飛び上がるくらい嬉しいもの(笑)今回は久しぶりに新曲を、しかもカーラジオから流れてきて知るといった私にとって理想的な出会いの体験が出来たのでほんといい思い出になりました。(映画やドラマ、小説などでカーラジオから流れる曲に心奪われるシーンってよくありますよね。そういうのに憧れてました(笑))

しかし今回ダイアナ・ロスの新曲との出会いをきっかけに、久しぶりにシュプリームスをはじめ、ダイアナ・ロスのソロ曲。そしてそこから派生してモータウンアーティストの曲を聴いたんですがやっぱりいいですね。やっぱりモータウンサウンドは音楽的にパイオニアの一つでビートルズと共に現代音楽に多大な影響を与えていると思います。

実はこの後もう少しダイアナ・ロス(モータウン)関係でnoteを綴りたかったのですが、超長くなりそうなので(実は続きがあるんですがこのまま書き続けると5000文字くらいになりそう(・・;))、今回のところはいったんこの辺で。というわけで次回もお楽しみに。

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