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家族で聴いて楽しいクリスマスソング/Little Saint Nick

今日の兵庫県明石市は秋とは思えないほどに暖かい一日でしたが、この時期になると聴きたくなるのがクリスマスソング。実は私、モーリーはクリスマスソングが大好きで、所有しているクリスマスアルバムはざっと30枚ほど。(オムニバスものを含む)

いかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

11月も後半に入り、今年もいよいよ残すは40日ちょっととなりました。そろろそ大好きなクリスマスソングを聴いてもいいかなぁという時期になってきたので今回から合間を見つけて数回にわたってお気に入りのクリスマスソングを紹介していきたいと思います。

クリスマスソングが好きな理由

なぜクリスマスソングが好きなのか・・・それはズバリ、楽しいから(笑)クリスマスソングを聴くとなんだか楽しい気分になるじゃないですか。

鈴の音が『シャンシャンシャン』と曲の中に入っているだけでワクワクしてしまいます。クリスマスソングの特徴として鈴やビブラフォン、鐘の音など古典的な楽器を使って編曲されているのも曲全体に暖かみがあって好きな理由の一つかもしれません。

曲調もクリスマスソングにはホームパーティーで楽しく聴けるナンバーから、しっとり大人の雰囲気のムーディーなナンバーまで様々なテイストのナンバーがたくさんあります。クリスマスという一つのテーマでこれだけ様々なテイストの音楽を聴けるのも最高に楽しいです。

また欧米ではクリスマスアルバムを発表できることはミュージシャンにとって一流である証といわれているように、クリスマスソングを発表しているミュージシャンのほとんどは実力派の方々です。(大御所のジャズシンガーはほとんどクリスマスアルバムをリリースしています。ポップス界でもビーチボーイズ、シュプリームス、スティービーワンダー、マライアキャリーなどなど)

トップミュージシャンが自分の解釈でクリスマスというテーマで音を作っているので、同じテーマで上質のサウンド的を聴き比べできるのもクリスマスソングの醍醐味です。

それでは早速、クリスマスソングの紹介にいってみましょう。

Little Saint Nick(リトル セント ニック)/The Beach Boys(ザ・ビーチボーイズ)

まずは私の大好きなグループ、ビーチボーイズから『Little Saint Nick』。

この曲は1964年の11月に発表されたビーチボーイズのクリスマスアルバム『The Beach Boys' Christmas Album』に収録されており、夏だ!海だ!ビーチボーイズだ!と称されるビーチボーイズがビーチボーイズサウンドをうまくクリスマスサウンドと融合させた素晴らしい一曲です。

ちなみにアルバムは1964年発表ですが 『Little Saint Nick』自身はシングル曲として前年の1963年に発表されていたようです。(私はてっきり1964年の曲だと思っていたのですがこのnoteを書くにあたって調べなおしたところ1963年発表の曲だということを初めて知りました。)

次の年1965年の暮れにはあの名盤『Pet Sounds』のセッションが始まることを考えると、60年代の音楽が驚くようなスピードで変化していったことが分かります。

さてこの 『Little Saint Nick』の演奏時間は何と2分ちょうど。若干2分の中にビーチボーイズサウンドの真骨頂ともいえるブライアンウィルソンのファルセットボイスにマイクラブのベースパートを利かしたハーモニーが存分に詰め込まれています。そしてなんといってもクリスマスソング定番の『シャンシャンシャン』という鈴の音やビブラフォンの暖かみのある音色が演出するクリスマスのワクワク感。(ちなみにアルバムバージョンには鈴の音はなぜか入っていない。)最高すぎます。

歌詞の内容はサンタクロースさんがクリスマスのために1年間念入りに準備を行っている様子や、トナカイと共に懸命にプレゼントを配る様子を楽しく描かれています。数あるクリスマスソングの中でも単純だけどこういうホッコリできるが歌詞が回りまわって結局一番好きだったりします。

ついでにざっくりとアルバムの内容を紹介。
このアルバム1~5曲目までがオリジナル曲で6~12曲目までがクリスマスソングのカバー曲となっており、アナログ盤では1~6曲目までがA面、7~12曲目までがB面という構成で発表されました。

1~5曲目は初期のビーチボーイズサウンドてんこ盛りのバンドスタイルのサウンドで、6~12曲目はフルオーケストラを従えたフォアフレッシュメン張りのジャズテイストのサウンドが楽しめます。

初期のビーチボーイズが好きな方をはじめジャズコーラスなどが好きな方にもきっと楽しめるアルバムだと思います。我が家では毎年12月が近くなると定番アルバムとしてドライブ中なんかもかけたりしています。

Little Saint Nick(リトル セント ニック)/HANSON(ハンソン)

ちなみにこの『Little Saint Nick』、割とカバーがたくさんあり、中でも
HANSON(ハンソン)のカバーが日本でも少し流行り、ビーチボーイズ後追いファンの私にとってカバーではありますがリアルタイムにビーチボーイズナンバーがヒットして超嬉しかった思い出があります。

1枚目のアルバム『MMMBop』を聴いたときに60年代サウンドじゃないか!!とびっくり仰天して即CDをゲットしたことを覚えています。特別音楽好きじゃない友達までもハンソン聴いていた時は嬉しかったなぁ。

ロック色をより前面に出したハンソンバージョン。90年代当時の音作りではありますが分厚い音作りなど60年代の音作りに対するオマージュも感じるイカシタカバーバージョンです。

このハンソンの『Snowed In』(日本ではなぜかポップ&スノーというタイトル)というアルバム。ほとんどカバー曲ですがどの曲も素晴らしいアレンジが施され超楽しいアルバムです。

3曲目の『Little Saint Nick』をはじめ、2曲目の『What Christmas Means To Me』(スティービー・ワンダーのカバー)、5曲目の『Christmas (Baby please come home)』(ダーレン・ラブのカバー)、6曲目の『Rockin' Around The Christmas Tree』(ブレンダ・リーのカバー)あたりが必聴かなぁ。とにかく楽しいクリスマスアルバムが聴きたい方はオススメです。

ビーチボーイズのクリスマスアルバム『The Beach Boys' Christmas Album』もハンソンの『Snowed In』も共にホームパーティーにピッタリの楽しいサウンドです。今年はクリスマスアルバムをBGMにおうちで楽しいクリスマスはいかがでしょうか。

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