この夏カメラ始めてみませんかVol.2~ビギナー向け!カメラの選び方【価格編】~
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
今回も前回の『この夏カメラ始めてみませんか』に引き続き、カメラを始めるにあたってカメラの選び方について綴ってみたいと思います。
写真や動画には興味があるけど、電気屋さんやカメラ屋さんに行くとカメラはたくさん置いてあるし、価格帯も高いものから安いものまであり、どれを選んだらよいのかわからない・・・。
コンデジ、一眼レフ、ミラーレス・・・種類もあるし、結局スマホとどう違うの!!!なんて方も多いはず。
前回はカメラの種類と、センサーサイズの違いを中心にまとめてみました。その中で、『これからカメラを始めたいのならミラーレスがオススメですよ~!』というお話を致しました。
ご興味のある方はぜひ前回のnoteも読んで頂けると嬉しいです。
『なるほどミラーレスがいいのかぁ・・・だけど一言でミラーレスといっても、たくさんの機種が出ていて、やっぱり何を選べばいいのかわからないよ~!!』
なんて方も多いはず。
今回はそんな方にカメラの選び方の道しるべの一つとなる、価格についてまとめてみたいと思います。
皆さんカメラを選ぶときって、『○○円くらいで買える、綺麗に写せるカメラが欲しい!!』みたいな感じで最初はやっぱり予算から選びますよね。
けれどもカメラ(ミラーレス)の相場ってどんな感じ?どのくらいの予算で買えるの?って最初は分からないことだらけ。
ミラーレスや一眼レフのようにレンズ交換式のカメラって高いイメージが強いと思いますが、実は各社、高いものからお求めやすいものまで価格帯に幅を持っていて、大体3パターンくらいの価格帯のモデルを発表しています。
エントリーモデル、ミドルモデル、ハイエンドモデルの3パターン。
カメラって大体どのメーカーでも、『エントリーモデル』、『ミドルモデル』、『ハイエンドモデル』の3パターンのモデルをラインナップしていることが多いです。
『エントリーモデル』=『入門機』
『ミドルモデル』=『中級機』
『ハイエンドモデル』=『上級・プロ機』
みたいな感じでとらえる方も多いのですが、私は単に
『エントリーモデル』=『低価格機』
『ミドルモデル』=『中価格機』
『ハイエンドモデル』=『高価格機』
だと思っています。
『ミドルモデルやハイエンドモデルなんてボタンがいっぱいあって難しそう!!初心者だから使いこなせそうにないので、エントリーモデルから選ばねば!』と、考えておられる方も多いのですが、そんなことを思う必要は一切ないと私は思っています。
もし予算に余裕があるのであれば、初心者の方でもミドルモデルやハイエンドモデルをGETしてもいいと思っています。
【ちょっと余談】
ちなみにボタンがある機械って操作が難しそうに見えますが、実は逆で、カメラのみならず機材ってボタンがいっぱいある方が、そのボタンを一つ押せば、その機能が作動するので、とっても操作がシンプルでわかりやすいんです。
逆にボタンが少ないということは、一見シンプルで使いやすそうですが、実は一つのボタンに複数の機能が割り当てられており、時には長押し、時には1回押し、時にはメニュー画面から決定ボタンを押したりする必要があり、とっても操作が難しかったりするんです。
むしろミドルモデルやハイエンドモデルの方が便利な機能があったり、かゆいところに手が届く機能が備わっていたりするので、簡単に高品質な写真や動画が撮れるってことも多々あります。
『エントリーモデルとは低価格機モデル』という意味で、初めてカメラを手にする方にも気軽に手に入れやすい価格帯ではありますが、エントリーモデル=初心者に優しいモデルというわけではないんですよ。
『大は小を兼ねる』というように、エントリーモデルで出来ることは、大体の場合、ミドルモデルやハイエンドモデルで同じことが出来ます。
逆にハイエンドモデルで出来ることが、ミドルモデルやエントリーモデルでは出来ないことがあります。
【機能性】
低い ⇔ 高い
エントリーモデル < ミドルモデル < ハイエンドモデル
安い ⇔ 高い
【価格】
つまりエントリーモデルとは、初心者に優しいモデルではなく、ミドルモデルまたはハイエンドモデルから機能や性能を省き、お手頃価格に作ったモデルと考えた方がいいと思います。
各モデルの価格帯について
エントリーモデル、ミドルモデル、ハイエンドモデルと、各社だいたい3パターンのモデルが発売されています。(日本でも古くから松竹梅っていうように3パターンは選ぶのに最適な選択肢の数なんでしょうね。)
ミラーレスの場合、これら3モデルの最新機種の価格帯は目安として大体各社、下記のような感じです。(フルサイズのカメラは大体20万円以上するので、今回は除外しています。)
【エントリーモデル】~10万円
【ミドルモデル】10~20万円
【ハイエンドモデル】20万円~
ここで皆さんからよく聞く言葉が、
『うぅん!!この価格帯だとエントリーモデルしか選択肢がないじゃないか!!』
という言葉。
確かに始めてカメラを買うとき、最初からハイエンドモデルの20万円以上のものを買うなんて、ちょっと気が引けますよね。
なので結局最初に手にするカメラはエントリーモデルから検討するが多いです。しかしそれでもカメラ探しをしていると、やっぱり予算内で検討できるカメラの範囲を広げたいって思っちゃうもの(笑)
そんな時検討すべきなのが、次に紹介する旧機種の存在です!!
旧機種 VS 最新機種
カメラは現在のところ大体1~3年くらいに一度のペースで新機種が登場します。
なお傾向的にはエントリーモデルの方が最新機種が発表されるスパンは短く、ハイエンドモデルになるにつれて、最新機種の発表スパンは長くなります。
ということは1~2年も経てば今使っている最新機種は旧機種になるということです。例えば、夏休みにGETして、秋の運動会、音楽会で使って、年末年始に撮影して、春の卒業式で使うころには、新機種が発表されていて、もうそのカメラは旧機種になっている可能性があるということです。
つまり性能や機能に満足して使っていたカメラも、使っているうちに気が付けば世間の間では旧機種になってしまっているのです。
旧機種になると価格がドンっと落ちることが多々あります。場合によっては最新機種のエントリーモデルの価格と、旧機種のミドルモデルが同じくらいの価格帯になることもよくある話です。
なので私がオススメしているのは、もし予算10万円くらいでカメラを探しているのであれば、一度最新のエントリーモデルだけでなく、旧機種のミドルモデルも視野に入れてみてる方法です。
同じ価格帯でもワンランク上の機能を持ったカメラをGETすることも可能ですので是非、最新機種だけでなく、旧機種も検討してみてくださいね。
価格.comなどを見れば発売時期を調べることが出来るので、発売時期を見ながら、一世代前のものであれば旧機種の検討もありだと思います。
あとがき
いかがだったでしょうか。
これからカメラを始めよう!!って方だと、おそらく予算的に10万円前後までで選ぶことが多いかと思います。その場合、最新機種だとエントリーモデル一択になってしまうのですが、一世代前のモデルまで視野を広げるとミドルモデルも検討範囲に入ってきます。
二世代、三世代前とあまりにも古いモデルになってしまうと、機能や性能が古いことが多いので一世代前というのがミソになります。
カメラ選びって難しいのですが、色々調べていると画質だけでなく、撮影のしやすさや、カメラ自体のフォルムがお洒落でカッコ良かったりと、色々な魅力があり結構楽しかったりします。
今度はまた違う視点からさらに一歩掘り下げてカメラ選びについて綴ってみたいなぁと思っています。どんな内容になりますかお楽しみに!!
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【今回のまとめ】
カメラにはエントリーモデル・ミドルモデル・ハイエンドモデルの3種類があり、機能が増えるにつれて価格帯は上がるがその分使いやすくなる。
よって初心者だからといってエントリーモデルが最適というわけではなく、ワンランク上のカメラを使うことで、機材が自分の持っている腕をカバーしてくれることも多々あるので、臆することなくミドルモデルやハイエンドモデルも予算が許せば検討すべし。(これホント!機材が助けてくれる(笑)そしていい機材は使い手を成長させてくれる!)
予算が限られている場合、旧機種を視野に入れることでエントリーモデルの価格帯でワンランク上のミドルモデルをGET出来る場合があるので、旧機種も要チェック!!
読んで頂きありがとうございます。 『映像制作をもっと身近に、もっと気軽に』という思いでnoteを始めました。 noteでは映像制作に関するtipsや話題をはじめ、ぐっでぃテレビの中の人たちによる他愛のないお話まで幅広く綴っていきたいと思います。