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ポール、ツアーをするってよ。

寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。

今月に入って忙しさがさらに増し、もうてんやわんやの今日この頃の私。映像やカメラのお話もしたいなぁって思っているのですが、なかなかまとめる時間が取れないので、今回も気晴らし雑談noteでレッツゴーしちゃいます(笑)

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私がちまちまと忙しさにかまけている中、とっても嬉しいニュースが飛び込んできました。ポール・マッカートニーが新ツアー<GOT BACK>を開催をするそうなんです。

6月には80歳を迎えるポール・マッカートニー。今回も元気にツアーをしてくれるだけでファンとしては超嬉しいです。ちなみに、今のところ北米ツアーとのことで、日本公演の予定はないようですが、ひょっとしたら追加で日本公演って可能性もあるかもしれないって淡い期待もしちゃいます。

とはいえ、こんなご時世ですし、ポールにはずっとずっと元気にこれからも頑張ってもらいたいのでお体には気を付けて、無理せず楽しいライブになればいいなぁって思っています。

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そんな私はラッキーなことに、ポールのライブには2002年の『Driving Japan Tour』と2013年の『Out There! Japan Tour 2013』の2度、行くことができました。

特に2002年のライブは私にとって初めての生ポールということで、「本当にこれは現実なのかなぁ」って思うくらい興奮したことを覚えています。(久しぶりの日本でのライブということもあり会場のすごい熱気でした。)

思い出しただけで、何度もライブの余韻に浸ってしまうくらい凄いインパクトだった2度のライブ。なかでも特に印象に残った曲についてちょっとお話してみたいと思います。(ライブではビートルズの曲も披露されましたが、今回はポールのソロ時代の曲で印象に残ったものという括りでチョイスしてみました。)

Maybe I’m Amazed(恋することのもどかしさ)

情熱的なこの曲はリンダに向けて作られた曲。ポールの優しい歌声と、激しいシャウトの両方を楽しめる私の大大大好きな一曲。

ライブで聴く『Maybe I’m Amazed』はパワフルな演奏に、情熱的なポールのボーカルが絡み合い涙ものでした。

Coming Up(カミング・アップ)

ちょいと地味な曲かもしれませんが、こういう力の抜けた曲もポールの魅力。ライブではバンドスタイルで結構パワフルに演奏されてました。この曲が始まった瞬間、観客席がまるでダンスホールのような雰囲気に包まれ、みんなスタンディングで体を揺らしていたことを覚えています。

ちなみにこのMVの中でポールはビートルズ時代のポール本人の物まねをしています。(ほかにもバディ・ホリーやハンク・マーヴィンなどポールが若い頃に熱狂したミュージシャンにもなりきっています。)

Let Me Roll It(レット・ミー・ロール・イット)

ポール・マッカートニーって優しくて甘いラブソングを歌う人というイメージを持っておられる方も多いのですが(本人もそういったイメージを持たれていることを意識しているのか『Silly Love Songs』だなんて世間のイメージを自らネタにしたような歌詞も作ってるくらいです。)、実はヘヴィーな曲も得意。

この曲もヘヴィーなギターが鳴り響くカッコいい一曲。ライブ会場で大音量で聴く『Let Me Roll It』はめっちゃカッコよかった。

My Love(マイ・ラブ)

こちらもリンダに送った、極上のラブソング。優しくもスイートなメロディがたまりません。歌を盛り立てるか如く、主張しすぎない黒子に徹する編曲も最高です。

少し話はそれちゃいますが、ジャズシンガーのナンシー・ウィルソンがカバーした『マイ・ラブ』もスイートでめちゃくちゃいいですよ。このカバーは『マイ・ラブ』にナンシー・ウィルソンの新しい解釈を加えオリジナルと張り合えるくらいの出来なんじゃないかなぁなんて思います。

ナンシー・ウィルソンの『マイ・ラブ』はこちら。スイートソウルって感じのアレンジでムードたっぷりです。

Band On The Run(バンド・オン・ザ・ラン)

まず3部構成からなる曲の流れがカッコよすぎる。ライブでは優しいバラード部分からヘヴィーな部分を挟み、ぐぐぐぅっとパワーを圧縮したのちに、青空が広がるような抜け感のあるカントリーっぽい曲調へと変化した瞬間、曲とオーディエンスの歓声がミックスされ、感動の渦に包まれます。

ああぁ思い出しただけであのライブでのドキドキが止まらない。

Live and Let Die(007 死ぬのは奴らだ)

いやぁいつ聴いてもカッコいい!!ポールのソロ時代の曲の中でも好きな曲ベスト3には入るくらい大好きな一曲。この曲も『Band On The Run』と同じように違う曲調がいくつか組み合わさることで構成されている曲。

ライブではイントロパートの際、炎は出るわ、照明はギンギンギラギラ、バンドのメンバーは縦横無尽にステージを走り回るわで、めちゃくちゃエキサイトします。なお曲の最後には爆発音とともに煙に包まれ、煙の中からドリフのコントのようにポールがむせながら出てくるというネタも仕込まれていました。

あとがき

ほかにもライブでカッコよかった曲はたくさんありましたが今日のところはこの辺で。

ポールといえばビートルズで、ビートルズのイメージが強いかもしれませんが、実はソロになってからもビートルズ時代と遜色のないくらいの名曲がたくさんあります。(ビートルズの曲が耳にあい、まだポールのソロ曲をあまり聴かれていない方は、ぜひベスト盤からでいいので聴いてみてください。名曲だらけでびっくりしますよ。)

可愛くて優しいイメージのポールですが、実はヘヴィーな曲も大得意。『オブラディ・オブラダ』のようなわかりやすく親しみやすい曲を書く人っていうイメージがある人もいると思いますが、実は結構変わった曲を書くのも好きな人。

やっぱりすごい人ですポールって。これからも元気に素敵な音楽を聴かせてほしいなぁ。またいつか日本でもライブ会場でポールのライブを見ることができる日が来ることを楽しみにしています。

読んで頂きありがとうございます。 『映像制作をもっと身近に、もっと気軽に』という思いでnoteを始めました。 noteでは映像制作に関するtipsや話題をはじめ、ぐっでぃテレビの中の人たちによる他愛のないお話まで幅広く綴っていきたいと思います。