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今宵はスーパームーンに合わせて「月」にまつわる音楽note!

皆さんいかがお過ごしでしょうか。ぐっでぃテレビのモーリーです。
さて本日は10月17日はスーパームーンが観測できる日。スーパームーンとは1年で最も大きく見える満月のことで、本日20時26分に最も大きく見えるそうです。もし天気がよければ夜空を見上げるとスーパームーンを見ることが出来るかもしれませんね。

そんな一年に一度のスーパームーンが見ることが出来るかもしれない本日の音楽noteは「月」にまつわる曲で行ってみたいと思います。一日のひと息つける時間にでもラジオ感覚で読んでもらえると嬉しいです。それでは早速行ってみましょう!!

Moonlight Rendezvous(ムーンライト・ランデヴー)-1985- / 松尾清憲

まずは知る人ぞ知る名曲「ムーンライト・ランデヴー」からスタートしてみましょう。松尾清憲さんは杉真理さんらと結成したBOXの活動でも知られているシンガーソングライター。

杉真理さんファンである私は、15年ほど前にBOXのコンサートに行き、「生」松尾さんをお目にかかり、松尾さんのファンになった口です。(余談ですがBOXでは杉さんがポール・マッカートニー、松尾さんがジョン・レノンって感じでカッコよかった。)なので松尾さんファン歴はまだまだ未熟なのですが、そこから松尾さんのソロ時代のものなどディグりまくり(聴きまくり)、この曲にたどり着きました。

モータウンサウンドと古き良き時代のチャールストーンを掛け合わせた感じのテイストで、さらに1985年の元気な日本の雰囲気を詰め込んだ軽快で楽しい曲です。

ポップなメロディ、リズムのわりに、イントロでは前衛的なコーラスが入っていたり、エンディングに差し掛かるにつれ曲調が変わったりと意外と攻めた編曲がされているのもこの曲の面白いところ。定期的に聴きたくなる一曲です。

14番目の月 -1976- / 荒井由実

「荒井由実」時代で好きなアルバムはどれと問われて、思い浮かぶアルバムが「14番目の月」。(ちなみに「松任谷由実」時代だと「SURF&SNOW」が好きです。)そのタイトル曲がこの「14番目の月」。

ひと言で言うならユーミン版ロックンロールって感じでしょうか。とにかくノリノリなのがカッコいい。前回「ピアノがロックしている洋楽」をテーマにした音楽noteを綴ったんですが、邦楽編ではこの曲は絶対選びます。

後ピアノもカッコいいのですが、やっぱりベースとの掛け合いがカッコいい。ピアノとベースの相性がいいっていうのはやっぱり当たってるかも。とにかくこの曲は演奏がカッコいいです。ピアノとベースだけでなく、ギターソロもカッコいいし、ドラムも完璧に合っているし最高すぎます。

ちなみにライブ版はこちら↑
めちゃくちゃ楽しいそう!!ユーミンのライブ、まだ行ったことないのですが、是非行ってみたいなぁ。

二人のアカボシ -2002- / キンモクセイ

もうこの曲が発表されてから22年も経つんですね。私の中ではついこの間のような気がします。当時の私は若さゆえに流行の曲に全く興味がなかったのですが、この曲は自然とすぅ~と耳に入り密かにお気に入りソングでした。

2002年の段階で、すでにレトロな雰囲気が漂った楽曲でしたが、今聴くと完全にシティポップですね。

キンモクセイについてあまり詳しくないので今回ウィキペディアで調べてみたのですが、やっぱり1970年代の歌謡曲やニューミュージックをこよなく愛していると書いてありました。やっぱりそうだったんですね。もっと早くから彼らのこと深く知って応援しておけばよかったなんて思いました。

歌詞も直接的なメッセージではなく、間接的な表現からくるふわ~としたムードなどゆっくり聴くとかなり完成度が高いです。よくよく考えたら「キンモクセイ」というバンド名だって、「キンモクセイ」というフレーズを聞くだけで「キンモクセイ」の香りと秋の何とも言えないノスタルジックな気持ちを連想しちゃうじゃないですか。「直接的な言葉以外で表現する」これって音楽の原点だなぁなんて改めて気づかされた一曲です。

Under The Jamaican Moon(ジャマイカの月の下で)-1974- / Nick DeCaro(ニック・デカロ)

ここからは洋楽編。超お気に入りの名盤「イタリアングラフティ」から、オープニングソングである「ジャマイカの月の下で」をチョイス。

このアルバム、ニック・デカロさんのバストアップ写真が使われたジャケットで、そのジャケットがか持ち出す雰囲気から内容は全く想像できないのですが、めちゃくちゃいいアルバムです。当時全く売れなったそうですが、のちに再評価を受け、今では「AORのはじまり」とまで言われている名盤です。

そしてこの「ジャマイカの月の下で」を書いたのは何と、「オン・アンド・オン」などのヒット曲を持つ、こちらもAOR系アーティストとして有名なスティーブン・ビショップ!いいに決まってますよね。

曲の内容はというと、ジャマイカの月の下でランデヴーを楽しむお話。まぁラテンのリズムとムーディーな曲調からもそういった雰囲気が出てますね。
最初に紹介した松尾さんの「ムーンライトランデヴー」もそうでしたが月明かりの下ってなんだかそういったテーマの曲が多いですね。

C Moon(シー・ムーン)-1972- / Paul McCartney(ポール・マッカートニー)

ここ最近、ウィングスを含めのポールのソロ時代の曲をよく聴いているのですが、その中で今一番耳に残っている一曲がこの「シー・ムーン」。

これまでポールのソロ時代の中でも、派手さのある曲ではないので何となく聞き流していたのですが、今年になって発表されたライブスタジオセッションを集めたアルバム「One Hand Clapping」を聴いてあたらめて好きになった一曲です。

ポールと言えばあらゆるジャンルをいとも簡単にポールテイストに仕上げちゃうんですが、この曲ではレゲエのリズムを使い、ポール特有の肩の力を抜いた楽しい雰囲気でまとめています。「オブラディ・オブラダ」でもレゲエのリズムを取り入れていましたが、この曲ではボブ・マーリーを意識して作ったそうです。

ちなみに「One Hand Clapping」のセッションでは「Little woman love」とメドレーになって演奏されています。キーボードの音が心地いい!!

Billie Jean(ビリー・ジーン)-1983- / Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)

最後は「月」をテーマにした曲ではないですが、「月」にまつわるということで「ビリー・ジーン」で締めくくりましょう。

マイケルファンならすぐにピンときますよね。そうこの曲でマイケルは初めて「ムーンウォーク」を披露したんです。今見てもめちゃくちゃカッコいいですよね。ほんとキングオブポップです。

ボーカル力はもちろんのこと、やっぱりダンスのキレ。凄すぎます。ムーンウォークに注目されがちですが、動きの全てが段違いにカッコいい!!

音楽でもダンスでもそうなんですが、カッコいいことしようと思うと派手なことをしたくなるじゃないですか。音楽だったら派手なパフォーマンスでノリノリでギターソロを弾いたりだとか、ダンスだったらアップテンポな曲でめちゃくちゃ速い動きをしたりだとか。

でもそういうのではなく、秘めたパワーっていうんでしょうか。例えば「ビリージーン」だと音楽的には派手なところって意外とないんですよね。ドラムパターンもある程度一定だし、ギターソロだって演奏を引き立てる感じのソロだし・・・目に見えた派手さではなく、それら音と音のあいだ、いわゆる「間(ま)」にノリが隠されているんですよね。

ダンスもそうなんですよ。マイケルのダンスってもちろんテクニカルなんですが、基本「間(ま)」がカッコいいんです。大げさに言うと動いてない部分がカッコいい。ダンスなのにね。いやぁカッコいい!!!とにかくやっぱり唯一無二の存在だなぁって思います。

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いかがだったでしょうか。今回は今夜見ることが出来るかもしれないスーパームーンに合わせて「月」にまつわる音楽noteを綴ってみました。秋の夜長月を見ながら好きな曲をゆっくり聴くのもいいかもしれませんね。

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