誰も気づかない五月の向こうに
ひとまず五月が終わった。
ということはもう春も終わっているのか。
まだ春な気がする。
忙しかった。ひたすらに。
その分たくさんの言葉と愛に触れて
たくさんの人と何かを交わした。
息子がもう、爆発するほどの元気を撒き散らして、毎週風邪をひいたり、胃腸炎になったり、鼻水ブウブウ言いながら、奥さんや僕はほぼ毎日風邪をひいていた。路上なんて一切できなかった。
仕事休んだり、ライブも休んだり、その中で随分と引き摺りながら駆け抜けたらあっという間に引っ越しになって、今日が終わる。