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はじめてのEaster Holiday

4月17日は、キリスト教の祝日、Easter holiday(復活祭)でした。日本ではあまり盛大に祝われているイメージがありませんが、ヨーロッパでは一大行事です。
この祝日を含む一週間ほどは、大学の講義は休講になり、多くのオフィスも休暇期間になります。また、復活祭当日は、スーパーマーケットも閉まっていることがほとんどでした。

初めてのイースターの過ごし方


多くの友人は、ヨーロッパの国を旅する絶好のチャンスととらえて旅行に行っていました。私も張り切って航空券をチェックしましたが、この時期はとても値段が上がっていました。イースター期間は、ヨーロッパでは観光業界の繁忙期のようです。時期的にも、日本のゴールデンウィークに近い感覚がしました。旅行に行くための時間は別に作るのが得策と考え、デンマークにステイすることにしました。


せっかくのイースター、何かできることはないかと探しているとドイツから来ている交換留学生の友人が、一緒にイースターホリデーをお祝いしよう!と誘ってくれました。

彼女の実家では、イースターホリデーの当日の朝にイースターエッグを少し変わった味付けで食べることを教えてくれました。彼女によると、それがドイツの一般的な調理法なのか、はたまた実家のオリジナルのものなのかは定かではないとの事でしたが、面白そうだったのでみんなで作ることにしました。

前日から準備開始!

まずは、イースターエッグを作ります。
卵をゆでて、冷ます必要があるということで、前日に集合して下準備をしました。

まずは、公園にお花を摘みに行きました。
きれいな小さなお花に、やっと春の訪れを感じることができました。

そして、採集したお花を、糸を使って卵の表面に固定します。これは、ゆでた後にお花の形の跡を残すためです。

挑戦してみましたが、これがなかなか難しい。球形の卵に厚みのあるお花を固定するにはコツが必要でした。3人がかりで、糸を回す人、固定する人、卵を持つ人の役割分担をしました。

お花を固定したら、卵に色を付けるために赤玉ねぎの皮と一緒に茹でます。
この玉ねぎの皮は、友人が実家からこのためだけに送ってもらったものです。(ありがたい、、、。)

下準備は、これで完了!あとは、時間をおいて卵を冷まします。

イースターホリデー当日

翌日、友人の寮に行くと、とてもきれいに準備してくれていました!

写真中央にあるのが、前日に準備したイースターエッグです。赤い玉ねぎの皮と茹でたことで、たまごの殻が赤茶色っぽくなっていました。そして、ところどころにお花の跡が残っています。初めてにしては、上出来!!とのこと。

みんなで食卓を囲んで、Easter Breakfast の時間です。

少し変わったイースターエッグの食べ方

さて、いよいよイースターエッグを実食!
友人が作り方を教えてくれました。

  1. 茹でたたまごの殻をむいて、半分に切る。(半分ずつ食べるため、好きな片方を選ぶ。)

  2. 中の黄身をつぶれないように取り出す。

  3. 白身の淵に、マスタードをつける

  4. 黄身が入っていた部分に、お酢・油を加える

  5. 先ほど取り出した黄身をもとの場所にそっと戻す。

そして、これを一口で頬張ります。
今まで経験したことがない食感でしたが、味はマヨネーズに近かったです。クリーミーさが一切ないマヨネーズを食べている感覚でした。(材料を考えると、ほとんどマヨネーズと同じ、、!)
粒マスタードが程良いアクセントになっていました。

エッグハンティング🥚

少し遅めの朝食を食べた後は、イースターホリデー恒例のエッグハンティングです!これは、卵の形をしたチョコレートを探す遊びです。一般的には、小さな子供たちが行うものだそうです。これをするために、ビーチへ向かいました。

今回は、ドイツ人の友人がお母さん役として卵を隠す役割を買って出てくれました。
私は、他の友人たちと卵を探しました。

みんなで見つけたチョコレートを集めて、海辺でチョコレートを食べながら会話を楽しみました。ちなみに、このチョコレートも友人がドイツから取り寄せてくれたものです。この日はとても晴れていて気持ちがよく、みんなでビーチでお昼寝をしました。

イースターエッグの作り方やイースターホリデーの過ごし方を教えてもらい、大好きな友人たちとのんびり過ごせたいい休日になりました!!!


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