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京都大学が25億円の奨学金制度を新設 その他にも奨学金制度は色々あります


京都大学で
若手研究者の育成や経済的に困っている学生支援のために
返済不要の新しい奨学金制度を立ち上げるという
ニュースが先月、京都新聞に掲載されました。

この奨学金制度の元となるお金については
今回の企画の中心人物である建築家の安藤忠雄さんや
ニトリホールディングスなどからの
寄附とのことで
規模は25億円、10年で1200人程度への
支給を予定しているそうです。
記者会見で安藤忠雄さんは
「次の時代の優秀な人を育てないと次の時代の日本はない。
生きている限り支援していくつもりでいる」と言われたそうです。

これは、真面目に勉強している京大生にとって
朗報ですね。

今回は民間から出資される
返済不要の奨学金ですが
広く利用されている奨学金として
「日本学生支援機構」による奨学金制度があります。

この奨学金制度は
返済義務がある貸与型
と返済義務がない給付型
の2種類あります。

返済義務がある貸与型も
さらに2パターンに分かれまして
無利子の第1種奨学金と
有利子の第2種奨学金があります。
それぞれ収入基準や成績基準などがありまして
それらに該当すれば利用できる奨学金制度です。

なお、返済は卒業後から始まりますので
学生の間は安心して勉学に励みましょう
ということです。

それから国の教育ローンというのも
用意されていまして
教育一般貸付というものなのですが
融資限度額は350万円、
3ヵ月以上の海外留学や5年以上の大学に
通学する場合は450万円まで融資してもらえます。
返済期間は15年、返済は借入日の翌月または
翌々月からの開始となりますが
在学中の返済額を利息のみにすることもできます。

もし、この配信を聞いている方の中で
進学希望で家にお金がないと思っている人がいたら
決して学ぶことをあきらめないでください。
子どもの教育費に悩んでいる
親御さんも含めてですが、とにかく
1人で悩まずに、日本学生支援機構などの
窓口へまず、相談してみましょう。
道は必ず開かれます。

今日はとても真面目なお話でした。
(5月28日に音声配信スタンドエフエムにて
配信した内容を文字に起こしました。)


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