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GOOD LOCAL vol.1 中通り編 イベントレポート


こんにちは!一般社団法人グロウイングクラウドのインターンシップ生の原田です!

 今回はGOOD LOCAL  vol.1中通り編のイベントレポートを書かせていただきました!YouTubeにアーカイブも残っているので、そちらも一緒に見返しながら、女性のキャリアについて、そして福島での起業・移住について考えていただけたらいいなと思います!


GOOD LOCAL vol.1 中通り編
開催日時:2021年11月12日
TOPIC:「女性の感性と広報力を活かして地方でキャリアを切り拓く!」

登壇者

           【ファシリテーター】

菅家元志さん

   
              【ゲスト】

鷲谷恭子さん
渡邊順子さん


GOOD LOCALとは?


 福島県が主催するFターン起業家創出・育成事業。Fターン起業した方やこれから新しいチャレンジを始めたい方に向けて、福島県のGOOD PEOPLE、GOOD BUSINESS、GOOD LIFE、そしてGOOD LOCALを発信していきます。※Fターン=福島県へのUIJターン

#1 【GOOD LIFE】ローカルでの暮らし方

 当日参加いただいた方の多くが興味を持たれていたLOCALでの「働き方」そして「起業」についてを中心にクロストークを行いました。

子育て・震災。キャリアブランクの中に「自分ごと」としてみつかる地域の課題


渡邊さん:
 Uターンはしたいのですが、福島で起業する理由や強いきっかけが見つからないんです。

菅家さん: 
 私は震災・原発事故がきっかけで地元の力になりたいと思いました。震災の課題などは変化しています。これは福島の特色でもあります。鷲谷さんは、イチ生活者として、どのような経緯や思いで生活者目線での課題を見つけたんですか? 

鷲谷さん: 
 子育てするにあたっても、震災によっても、一度キャリアが完  全に止まってしまったんです。特に震災を経験して、食べるもの、 遊ばせる場所、健康など自分の身の回りの生活に解決しなければならないことがとにかくたくさんありました。それらは自分が働くことよりも優先順位が高い課題でした。その影響で、キャリアブランクの期間がどんどん長引いてしまっていたんです。これに焦りがあり、そんな中で「やっぱり働きたい」という想いが出てきます。子育て支援やまちづくりをしていく中で、働きたいのにきっかけを得られない親たちの悩みがある一方で、企業の方々は「人が足りない」と悩んでいることに気づき、自分はそのつなぎ手になれるのではないかと思いました。子育てをする中でのニーズは当事者な分、よく分かります。また、まちづくりに関わってきた中で、本音ベースの企業の声をきいてきたので、ここには間違いなくビジネスになる部分があるだろうと思いました。そういったように、地域の課題を「自分事」も含めて、見つけていきました。


地方だからこその経営者との近さ、ヒントの多さ

菅家さん:
 インバウンド・まちづくりといったキーワードはローカルで活動する中で見つかるものなのでしょうか。

鷲谷さん:
 地方はコンパクトだからこそ手触り感がある所にいろんなチャンスがあります。身近に課題を見つける、ニーズを見つける環境があるんです。

三部さん:
 また、地方の特徴として、何か活動すると凄く注目してくれるところがあります。福島ではそうした人と人とのつながりが濃いんですよね。

菅家さん:
 地元に根を張っている経営者と直接話をする機会は多いです。大事なのは顧客としての経営者が何に悩んでいて、それをどう実現していくかにあります。特にDXは会社を変えていく一つのチャレンジなので、経営者の方が何をやりたいかというのをしっかりキャッチアップができないと本質的な問題解決にならないんです。地方の特徴として、商売が近い、経営者が近い、といった面白さはあります。


地方と東京には課題感の違いがある

菅家さん:
 福島で起業するイメージが浮かばない渡邊さんの「起業」イメージは東京でのイメージなのかなと思うのですが。

渡邊さん: 
 東京の人と地方の人との温度感の合わせ方が大事になってくるのかなと思います。東京だと人とのつながりはネット上にあったりするので、人と実際に繋がる必要はそこまでないと感じます。なぜ東京でやるかというと、便利だからというところに尽きるんです。福島で起業するとなったらたくさんの人とのつながりが必要なのかなと感じました。

菅家さん:
 スタートアップとベンチャーの違いに関することなのですが、スタートアップはいっきに成長します。一方ベンチャーはこつこつと成長する企業を指します。地方のベンチャーはいろんなところからヒントを得て、いろんなところに手を出せる可能性がある。一方で東京のスタートアップは最初に課題を一つ特定してその課題を解決するために深めていく、といった課題感の違いもある。ここに価値観やモチベーションの違いがあるのではないかと思います。

イベントグラレコ


#2【GOOD BUSINESS】ローカルでの働き方

  ローカルだといろんな分野の経営者の方と話、その方々と一緒にアイデアを検証したり実験してみたりできる強みがあります。ローカルの企業さんたちが持っているフィールドで、自分たちが考えたアイデアを、ローカルの当たり前を踏まえて実験することができます。しかし一方で、大変なところとして都会よりも人材が豊富でない、そして事業成長スピード遅くなってしまうことが挙げられました。


福島には起業する人への支援体制と相談相手がいる

 事業を進めるにあたって困りごとがあれば、co-ba koriyamaなどの横のつながりができる場所に定期的に足を運んだり、仲間に相談したりすることができます。また、福島は起業支援に力を入れています。施設やネットワーキングも充実していて、起業するには心強いのではないでしょうか。

 GOOD LOCALでも、相談会を行っております。気になることがあればぜひ、下記からご相談ください!



キャリア選択の時に大事にしていること

鷲谷さん:いろんな選択をする時、自分の中に問いかけて自分のやりたいことを決める。そして自分で決めたことに後悔しない。選択したことを答えとして自信が持てるように努力することです。

渡邊さん: 転職するたびにワクワクする方に進んでいます。やめて後悔、選択しなくて後悔、というものをしないように。好きなことに対してストレスをかけないように選択をしています。


3月9日開催!オンラインイベント「GOOD LOCAL meet up!」で仲間を増やしませんか?

 「GOOD LOCAL」では、今後も出会いの場、チャレンジのきっかけを作る場を提供しようと考えております。その中の一つとして、3月9日にoViceにて「GOOD LOCAL meet up!」を実施します。

 是非、お気軽にご参加ください!お申し込みは、下記からお願いいたします!




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