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【Vol.1】豊田・名古屋Field Tripレポート|TOYOTAの環境取組を学ぶ@トヨタ会館

Good Life on Earth(通称GLE)は、東京大学 One Earth Guardiansとトヨタ・モビリティ基金が共創する、高校生・高専生・大学1-2年生・U22を対象としたプログラムです。
プログラムでは、自身が夢中になれる“何か”を切り口とした、地球の未来につながるアイデアを募集し、社会実装への道のりをサポートしています。


Good Life on Earthでは11月25日(土)〜26日(日)、1泊2日で《豊田・名古屋フィールドトリップ》を実施しました。
Vol.1では1日目に訪問した「トヨタ会館」の様子、Vol.2では2日目の「豊田中央研究所」と「トヨタ産業技術記念館」訪問の様子をレポートします。

【Vol.1】TOYOTAの最新技術と環境取組を学ぶ@トヨタ会館
【Vol.2】豊田中央研究所・トヨタ産業技術会館をたずねて(近日公開)

Field Trip|日常を離れ、あたらしい視座を得る

GLEプレイヤー向けに開催されるフィールドトリップでは、ふだんの環境をはなれて地域の特性や産業に触れるとともに、「対話や五感を通じた体験」を得ることで日頃と異なる時間の流れやマインドに身を置き、「あたらしい視座を得る」ことを目的としています。

今回のフィールドトリップではトヨタの施設および研究所を見学し、世界に誇るトヨタの技術とその技術がどのように培われ育まれてきたのか、成長のメソッドを知ることに加えて、トヨタが行っている最新の研究についても学びました。

■名古屋・豊田フィールドトリップ行程表

DAY1|2023年11月25日(土)
13:00 名古屋駅集合
14:30〜16:00 TMC環境エンジニアリング部(環境E部)ご講演
16:00〜17:00 トヨタ会館 見学
ホテル泊
DAY2|11月26日(日)
9:00〜11:15 豊田中央研究所 見学(講義・ディスカッション)
12:00〜13:30 ランチ@産業技術記念館
13:30〜15:30 産業技術記念館 見学
16:00 名古屋駅で解散

【講演】トヨタ自動車の環境への取り組み|トヨタ会館

1日目に訪れた愛知県豊田市のトヨタ会館では、トヨタ自動車株式会社の環境エンジニアリング部主幹の時枝純二さんに「トヨタの環境取り組み」をテーマに講演をいただきました。

「2050年カーボンニュートラル達成」という長期目標に向けて、「2035年までに世界の自社工場でCO2排出実質ゼロを実現」という中期目標を掲げているトヨタ自動車。講義では、「つくる」「運ぶ」「走る」という車の一生にかかる全過程において、GHG(温室効果ガス)排出量の抑制を図る様々なアプローチを紹介いただきました。

参加者とのディスカッション

プレイヤーからの質問にもたくさんお答えいただきました。
一例をご紹介します。

Q.2050年のカーボンニュートラルに向けて設定されている短期目標はこれまで達成できたのか?
A.トヨタ自動車が発行する「Sustainability Report」で項目ごとにレビューしていて、これまですべて達成しています。
*詳しくはこちら『Sustainability Report 2023』(P.52)

Q.マルチパスウェイとは?
A.電気自動車が推奨・優遇される流れのなかで、再エネ発電量が少ない国では必ずしもそれがベストな選択ではない場合があり、トヨタ自動車では地域や状況ごとにトータルで判断しています。その戦略のことをマルチパスウェイと呼びます。

参加者より「トヨタ自動車の、大きな目標を達成するための中短期目標をひとつひとつ達成し課題を着実にクリアしていく姿勢に感銘を受け、GLEでの自身のプロジェクトにも活かしていきたい」という感想が複数寄せられました。

【見学】展示から学ぶトヨタの技術|トヨタ会館

講演後は、一般公開施設であるトヨタ会館の展示を各々で見学。

これまでもトヨタが環境問題に積極的であるイメージを持っていましたが、その取り組みの詳細を企業の方から直接うかがうことで、参加者一同、より実感をもって学ぶことができました。

Vol.2は近日公開予定です。

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