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IoTとFabと福祉

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これからの福祉と技術の関係を、考え、つくっていく「IoTとFabと福祉」。このマガジンは、プロジェクトの記録、Tips、イベントなどの情報を紹介します。
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#IoTとFabと福祉

テキスタイルプリンタによる新商品の開発と展開 / IoTとFabと福祉セミナー①

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで福祉×技術の可能性をひろげることができると考え、「デジタルファブリケーションによる仕事づくり」をテーマにセミナーを開催します。 第1弾は、 福祉現場: 

個人の表現とデジタル刺繍ミシンを組み合わせるものづくり / IoTとFabと福祉セミナー②

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで、福祉×技術の可能性をひろげることができると考え「IoTとFabと福祉セミナー」を開催します。 第2弾は、 福祉現場: FLAME(フレーム) メーカー

3Dプリンターでつくる道具と環境 / IoTとFabと福祉セミナー③

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで、福祉×技術の可能性をひろげることができると考え「IoTとFabと福祉セミナー」を開催します。 第3弾は、 福祉現場: ファブラボ品川 メーカー: ユニ

あってほしい社会をつくるための仕組みと技術 / IoTとFabと福祉セミナー④

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

体温のあるテクノロジーとケア / IoTとFabと福祉セミナー⑤

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

自らの手でIoTをつくる / IoTとFabと福祉セミナー⑥

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

いつもの家具が小さな工夫でバリアフリーに。 IKEAイスラエルのThisAbles プロジェクト。

今日は来月2月1日に日本科学未来館でのイベントに来日される、プロダクトデザイナーのマリアーナ・ベンダビッドさんが関わっているIKEA イスラエル発のThis Ablesプロジェクトについてご紹介します。 ▶︎ThisAbles プロジェクトってなに? 障害のある人たちが家具を使いやすくするための、IKEAイスラエル発のデザインプロジェクト。IKEAで販売されている家具に取りつけられる補助器具の3Dプリント用データを無料公開しています。 以前こちらで紹介したイスラエルのN

「自分なんて。」を超えた場所で -ミナトマチファクトリーで働くスタッフと訓練生の挑戦

質の高いオリジナリティあふれるデザインの雑貨や商品を作り続けている長崎のMINATOMACHI FACTORY(ミナトマチファクトリー)さん。 「働きたいけど自分にあう仕事がわからない」「働きたいけど自信がない」という人たちを招いて一緒に行う「しごと」や「ものづくり」のプロセスの中で、人が学んだり、成長する過程に何度も立ち会ってきた代表の石丸さんに、あたらめてお話を伺ってみました。 みんな➕まち=ミナトマチ ミナトマチファクトリーさんは、全国でもまれにみる 個性を思いやる

「遠くにいるから一緒にできなかったこと」ができるようになって。ーミナトマチファクトリーの新たな試み

自宅でのリモート勤務が広がるなど、働くスタイルやコミュニケーションのありかたがここ1年で急激に変わってきている中、どんなことを考えていますか? 前回に引き続き、障害のある人たちの就労支援をしているMINATOMACHI FACTORY(ミナトマチファクトリー)の石丸さんにお話をお伺いしました。 自分のペースで、在宅で仕事をする方が得意な人が多い 「僕たちの事業所は精神障害の方が多いんですけれど。こうした方は在宅の時間で働いたりする今の時期に求められている働き方が向いている

METHOD | メイカソンと「その後」のコミュニティ

コミュニティ、共同体、支えあいや助けあい。人が1人では生きていけないことからも、その大切さや必要性は自明かもしれません。ただ、生活する時間の流れも、住んでいる場所も別々で、生きたい目的も異なる人たちが、どうやって似たような想いを寄せ合いながらコミュニティを生みだし、継続できるのでしょうか。2019年9月14日~15日にかけて開催したイベントとその後から考えてみます。 暮らしの道具をつくる:メイカソン 「メイカソン」という造語があります。メイカソンは「Make-a-thon」

ミニフューチャーシティーをケアの視点から振り返る

昨年(2019年)12月に岐阜県で開催されたイベント「ミニフューチャーシティー」のレポートを公開。2020年4月現在、世界的に感染症の影響が広がるなか、何より御体にお気をつけてお過ごしください。いまは外出や接触を避けるべき時期ではありますが、安心して外出できるようになったときには、これからを生きる子どもたちにミニフューチャーシティーのような場があってほしいと願っています。 いま小学生の子どもたちが大人になったとき、就職先として選択する仕事のうち、6割はまだ存在していない仕事

材料費がかからなくって、リアルで手を動かしながらバーチャルの粘土でものが作れる新しすぎるツールがあったよ。(センターで去年から導入してみています)というお話。

自分の手を動かしてものを作るのは好き。 でも、実際に粘土や木材など材料から作るとなると、創作のための材料費がかかりすぎてしまうことをネックに感じてしまうことありませんか。 でも、バーチャルで立体物を造形するとなると、「めんどくさそう〜」「パソコン画面で綿密なデータ作業するんでしょ?楽しくなさそうだし自分には無理。」と思ってしまう人とかも。 結構多いんじゃないかなあ。 「材料費がかからないバーチャル空間で、自由に粘土がこねられる。」 「しかも自分の手を動かして、触った感

星の時間に、こんばんは。 ― 福祉の中心でIoTをさけぶ ―

「星の時間て、なんなの?」 「いいか、宇宙の運行には、あるとくべつな瞬間というものがときどきあるのだ。それはね、あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、まったく一回きりしかおこりえないようなやり方で、たがいに働きあうような瞬間のことだ。そういうときには、あとにもさきにもありえないような事態がおこることになるんだよ。  だがざんねんながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない。だから星の時間は気づかれないままにすぎさってしまうことがおおいのだ。け

[「今どうしてますか」インタビュー]北九州 生き方のデザイン研究所 「今たりないのはじぶんの力量?人?と教えてくれるAIがあったら心強い」

いつもの暮らしとちがった風に過ごす必要があるなかで、いま、まいにちの活動はどうされていますか? 北九州にある“生き方のデザイン研究所”のスタッフ赤嶺さんにお話を聞きました。生き方のデザイン研究所はいまある先入観をふきとばすための「障害のある人との出会い」をメインテーマに、学校や企業で啓発活動などを行っている団体のみなさんです。 生き方のデザイン研究所 生き方のデザイン? 少し聞き慣れないことばですが、“デザインはカタチあるものに対してするだけではないよね”ということで、こ