IoTとFabと福祉

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「自分なんて。」を超えた場所で -ミナトマチファクトリーで働くスタッフと訓練生の挑戦

「自分なんて。」を超えた場所で -ミナトマチファクトリーで働くスタッフと訓練生の挑戦

質の高いオリジナリティあふれるデザインの雑貨や商品を作り続けている長崎のMINATOMACHI FACTORY(ミナトマチファクトリー)さん。 「働きたいけど自分にあう仕事がわからない」「働きたいけど自信がない」という人たちを招いて一緒に行う「しごと」や「ものづくり」のプロセスの中で、人が学んだり、成長する過程に何度も立ち会ってきた代表の石丸さんに、あたらめてお話を伺ってみました。 みんな➕まち=ミナトマチ ミナトマチファクトリーさんは、全国でもまれにみる 個性を思いや

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作業療法士含む600人のボランティアでオーダーメードの補助器具を提供しているイスラエルNGO,Milbat。

作業療法士含む600人のボランティアでオーダーメードの補助器具を提供しているイスラエルNGO,Milbat。

2020年2月1日(土)に東京・日本科学未来館で「IoT, fab, and Community Well-being ~ケアのあるコミュニティを作るためにデジタル技術ができる大切なこと~」をテーマに国際シンポジウムが開催されます。 その国際シンポジウムのためにイスラエルから来日するマリアーナ・ベンダビッドさんが所属するNGO「ミルバット(Milbat)」の活動を紹介します。 ミルバットでは、体の機能にどこか困難を抱えている人たちに、その人の困難に合わせた技術環境を作り出

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METHOD | メイカソンと「その後」のコミュニティ

METHOD | メイカソンと「その後」のコミュニティ

コミュニティ、共同体、支えあいや助けあい。人が1人では生きていけないことからも、その大切さや必要性は自明かもしれません。ただ、生活する時間の流れも、住んでいる場所も別々で、生きたい目的も異なる人たちが、どうやって似たような想いを寄せ合いながらコミュニティを生みだし、継続できるのでしょうか。2019年9月14日~15日にかけて開催したイベントとその後から考えてみます。 暮らしの道具をつくる:メイカソン 「メイカソン」という造語があります。メイカソンは「Make-a-thon

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星の時間に、こんばんは。 ― 福祉の中心でIoTをさけぶ ―

星の時間に、こんばんは。 ― 福祉の中心でIoTをさけぶ ―

「星の時間て、なんなの?」 「いいか、宇宙の運行には、あるとくべつな瞬間というものがときどきあるのだ。それはね、あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、まったく一回きりしかおこりえないようなやり方で、たがいに働きあうような瞬間のことだ。そういうときには、あとにもさきにもありえないような事態がおこることになるんだよ。  だがざんねんながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない。だから星の時間は気づかれないままにすぎさってしまうことがおおいのだ。け

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[「今どうしてますか」インタビュー]北九州 生き方のデザイン研究所 「今たりないのはじぶんの力量?人?と教えてくれるAIがあったら心強い」

[「今どうしてますか」インタビュー]北九州 生き方のデザイン研究所 「今たりないのはじぶんの力量?人?と教えてくれるAIがあったら心強い」

いつもの暮らしとちがった風に過ごす必要があるなかで、いま、まいにちの活動はどうされていますか? 北九州にある“生き方のデザイン研究所”のスタッフ赤嶺さんにお話を聞きました。生き方のデザイン研究所はいまある先入観をふきとばすための「障害のある人との出会い」をメインテーマに、学校や企業で啓発活動などを行っている団体のみなさんです。 生き方のデザイン研究所 生き方のデザイン? 少し聞き慣れないことばですが、“デザインはカタチあるものに対してするだけではないよね”ということで、こ

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[「今どうしてますか。」インタビュー] 山口 周南/光あけぼの園さん その1:「売るところがなくなってひたすら作るだけの時間になってしまった時もありました。」

[「今どうしてますか。」インタビュー] 山口 周南/光あけぼの園さん その1:「売るところがなくなってひたすら作るだけの時間になってしまった時もありました。」

コロナウィルスが広がって刻々と変わる状況。去年からいろんな変化があったと思いますが、今どうしてますか?ー ユニークな試みを続けているローカルの福祉関係の団体さんにリアルな今の状況や思いをお聞きしました。 今回お話をうかがったのは、山口の光あけぼの園・周南あけぼの園さん。 今回は、阿座上さん(光あけぼの園)に、一部、相本さん(周南あけぼの園)にもご参加いただき、お二人にお話をお聞きしました。 光あけぼの園―  山口県光市木園に位置する障害のある方が働く就労支援施設。春に咲

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初めての新しい機材をみんなが使うために。 ーいつもの言葉でなくても、触ったり他の感覚で伝わるものがあってもいいですよね。

初めての新しい機材をみんなが使うために。 ーいつもの言葉でなくても、触ったり他の感覚で伝わるものがあってもいいですよね。

今日は、創作表現を広げるための今まで使ったことのない新しいデジタル機材を導入するにあたって、障害のあるメンバーたちがスムーズに使えるように行った工夫をご紹介します。 何らかの参考になれば幸いです! (冒頭のイラスト by たむちゃん) 誰でもすぐに使ってもらえるようにわかりやすい手引き書を作りました Good Job! センターでは、新しい3D制作ツールを試験的に使わせてもらっています。(詳しくは前回、前々回を)新しいツールの導入にあたって、機材の基本的な動作である「彫

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「遠くにいるから一緒にできなかったこと」ができるようになって。ーミナトマチファクトリーの新たな試み

「遠くにいるから一緒にできなかったこと」ができるようになって。ーミナトマチファクトリーの新たな試み

自宅でのリモート勤務が広がるなど、働くスタイルやコミュニケーションのありかたがここ1年で急激に変わってきている中、どんなことを考えていますか? 前回に引き続き、障害のある人たちの就労支援をしているMINATOMACHI FACTORY(ミナトマチファクトリー)の石丸さんにお話をお伺いしました。 自分のペースで、在宅で仕事をする方が得意な人が多い 「僕たちの事業所は精神障害の方が多いんですけれど。こうした方は在宅の時間で働いたりする今の時期に求められている働き方が向いている

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手で触れるバーチャルものづくりツール。初めて使ってみた感想&作品公開します!

手で触れるバーチャルものづくりツール。初めて使ってみた感想&作品公開します!

今日は、新しい機材を使って最近メンバーが作った作品や制作風景をご紹介します。 (去年のイベントで出会って、「これは!」と思い、こちらから「ぜひ貸してください!」とラブコールを送って会社さんからお借りしている機材、Freeformについては前回の記事をご覧ください。) 私たちも初めての機材だけに、「メンバーはどんなものを作ってくれるかな」「ちゃんとメンバーは使いこなせるかな」とワクワクドキドキ。 こういう新しい機材は実際使ってみないとよくわからないなあ。というのが本音なので

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材料費がかからなくって、リアルで手を動かしながらバーチャルの粘土でものが作れる新しすぎるツールがあったよ。(センターで去年から導入してみています)というお話。

材料費がかからなくって、リアルで手を動かしながらバーチャルの粘土でものが作れる新しすぎるツールがあったよ。(センターで去年から導入してみています)というお話。

自分の手を動かしてものを作るのは好き。 でも、実際に粘土や木材など材料から作るとなると、創作のための材料費がかかりすぎてしまうことをネックに感じてしまうことありませんか。 でも、バーチャルで立体物を造形するとなると、「めんどくさそう〜」「パソコン画面で綿密なデータ作業するんでしょ?楽しくなさそうだし自分には無理。」と思ってしまう人とかも。 結構多いんじゃないかなあ。 「材料費がかからないバーチャル空間で、自由に粘土がこねられる。」 「しかも自分の手を動かして、触った感

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