【鏡の実践】なんで私の気持ちに共感してくれないの?!と言いたいとき(私の体験談)
お久しぶりな?【鏡の実践】の記事です。
【鏡の実践】【鏡の法則】って、なぁに??という方、私のnoteを始めて読んでくださった方は、こちらの記事からどうぞ~☆彡
【鏡の実践】【鏡の法則】は、いつでも、相手=鏡に映った自分の姿として観る、というのが基本になります。
これを色んな人、特にご両親、パートナー(元カレ、元カノ、元夫、元妻なども含む)など…
自分と近しい相手や、過去のわだかまりが残っている人に当てはめていくと、目からウロコな気づきを得たり、色んなミラクルが起きたり、します。
私は、もう、かれこれ3年?ほど【鏡の実践】を続けているのですが、つい2週間くらい前にも、けっこう大きな気づきというか、灯台下暗しすぎて、ずっと気づかなかったことに気づくことができました。
それは、お別れした旦那さん=私そのものだった!という気づきです。
ちなみに、相手=鏡に映った自分の姿、といっても、相手と自分の【見た目がソックリである】ということではありません。念のため。
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私は、元夫と結婚しているとき、いつもいつも、彼に対して『どうして、私の気持ちに寄り添ってくれないの?!共感してくれないの?!』という不満を持っていました。
彼に直接ぶつけたこともあったし、直接ぶつけなくても、『〇〇くんは、いつも私の気持ちを分かってくれない』と、プンプンしてばかりいました。
例えば、彼は、私が素敵なお洋服や、可愛い食器、雑貨を欲しがったり、買ったりするたびに、『またそんなの買うの?!』『それって、そんなに高いの?!』と、いつも文句や小言を言って、賛同してくれたことはありませんでした。
私は、彼にそう言われるたびに、自分が悪いことをしているような気持ちになって、とても悲しかったし、居心地が悪い気分になっていました。
私のなかでは、元夫=節約家で、どちらかというとケチ!!という認識でした。だから、私は、自分が買い物するたびに、いつも彼に小言を言われる、責められる、としか感じていませんでした。
彼とお別れしてからも、『私が、もっと節約上手な奥さんになれていたらな…』と後悔するときもありました。
(離婚した理由は、もっと別のところにあったのですが、それでも、私は自分が節約上手ではなかったことに、ずっと後ろめたさを持っていたのでした)
でも、つい最近になって、気がついたんです。
ほかでもない私自身が、素敵なお洋服や、可愛い食器、雑貨を欲しがること=悪いこと、無駄なこと、いけないこと、と決めつけていたのだと。
もちろん、度を越して、そこにお金をつぎ込むことは自分のためにも、家計のためにも、あまりよろしくないことですが、素敵なお洋服や、可愛い食器、雑貨を欲しがること自体は、別に良いことでも悪いことでもないはずです。
でも、ずっと私は、自分のことを『私は罪深い人間だ』と思い込んでいたので、素敵なお洋服や、可愛い食器、雑貨を欲しいな、と思うたびに、『そんなモノを欲しがるなんて、お前は悪い人間だ』と、自分で自分を無意識に罵り、裁いていたんですね。
そして、その無意識の自分=元夫の姿として、この世界に現れていたんです。
なんで彼は共感してくれないの?!と不満を言いながら、実は、誰よりも私に共感していなかったのは、私自身だったということなんです。
相手に言いたいこと、相手への不満は、全て自分(内なる自分)から自分へのメッセージなんですね。
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さらに、気がついたのは、私も、彼の気持ちに共感していなかったということです。
元夫は、毎週末になると、特別な用事がない限り、一人で図書館へ行って、朝から夕方くらいまで資格の勉強をしていました。
週末はスーパーへの買い出しに行くのを手伝って欲しかった私としては、一人でスーパーへ行くのが、とても寂しかったです。
スーパーで、夫婦で買い出しに来ている人たちを見るたびに、『なんで、彼は手伝ってくれないんだろう?』と、元夫=何もしてくれない人、私を支えてくれない人、という見方でしか、捉えていませんでした。
でも、彼とお別れしてからも、ずっと【鏡の実践】を続けて、どんな自分のことも愛し、認め、受け入れて、自分のインナーチャイルドも癒されてたときに、彼は、資格の勉強を頑張ることで、お給料を増やし、夫として、家を、私を守ろうとしてくれようとしていたんだな、と感じることができました。
私を支えてくれていないどころか、彼は一生懸命、私を支えようとしてくれていたんです。
その彼の気持ちに共感していなかったのは、私の方でした。
私が彼に対して感じていた寂しさは、一緒にスーパーに行ってくれないということが原因だったのではなくて、子どもの頃に、休日に一緒に出かけてくれない父に対して感じていた寂しさをスライドさせていただけでした。
更に言うと、私が私に共感していなかったから、私が私を放置し過ぎていたから、私は寂しさをずっと抱えていたんです。
インナーチャイルドが癒された今となっては、昔のように、いつも誰かと一緒ではなくても、あまり寂しさを感じなくなりました。
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なんで私の気持ちに共感してくれないの?!というセリフは、女性の方が特に言いがちなセリフかもしれませんが、男性は、声に出して言えないぶん、抑圧しているモノが多いかもしれません。
自分は、本当はこう言いたかった。
自分は、本当はこういうことがしたかった。
自分の本音、特に子どもの頃に、ご両親に対して言いたかったことを、思いっきり吐き出して、それを自分で認める、受け入れることをするだけでも、傷ついたインナーチャイルドが癒えていくかと思います。
(インナーチャイルドなんて、信じられない!自分は傷ついてなんていない!と見てみぬふり、知らんふりしたくなる人ほど、傷ついている可能性が大きいです)
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