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ホルモンは食事くらいでは整わない

イライラくよくよしたり
生理前に揺らいだり
生理痛があったり
更年期で揺らいだり
女性はホルモンの影響を大きく受ける生き物です。



そんな、ホルモンバランス
食事を変える、くらいでは整いません。
食生活が乱れてもバランスをとってくれるのが“ホルモン“だからです。
では何故ホルモンが乱れるのか?
それはホルモンに大きな影響を与える腸と深い関わりがあります。



「ホルモンは脳でつくられ脳で分泌される」
そんなイメージを抱いている方は多いかもしれません。
しかし実際には、ホルモンの多くは腸で作られます。



「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質の「セロトニン」
感情を支配する代表的なホルモンですね
なんと腸内細菌が合成します(約90%)
他にもドーパミンやノルアドレナリン
これらは、セロトニンが少ないと暴走するホルモンです
つまり、腸がリラックスしていればセロトニンが分泌されやすく
逆に腸がマイナスに傾いていると
感情を左右するホルモン分泌が増える、ということです
腸が感じた感情は脳にサインを送る
そうやって体のバランスを保つようにできています


そのほかにもセクレチン、コレシストキニン、インクレチンといった消化に関わるホルモンや
女性ホルモンの分泌に作用するエクオール
カンジダ菌の増殖で増えるプロスタグランジンホルモン(月経痛) 等
こういったホルモンは、腸内環境の良し悪しが影響してきます。



ここまで述べた通り
ホルモンバランスを正常に保つには、腸が健全なことが大切です。
腸内環境が乱れ悪玉菌が優勢になると、本来働くべき善玉菌の働きが鈍りますし
マイナスの感情が多ければ、腸内細菌の働きにも影響してきます。



ホルモンは食事では整わない
タイトルにそう書きましたが
直接的な関係はないにしろ
食生活の乱れは腸内環境の低下を招きます 
腐敗物が増えれば悪玉菌は増えますし
体に必要な栄養素の吸収も低下します
結果、良質な血を巡らせたり
自律神経のバランスを保つことも弱まります
バランスが乱れた状態では、更にストレスホルモン(アドレナリンやコルチゾール等)の分泌が加速する為
食生活を整える、ということは健全な腸内環境を作る上でベースとなります。



ですが、心や感情の影響を最も受ける腸だからこそ
やはり一番は心がHAPPYなこと
心が整えば腸は整いますし
腸が整えば心も整います
焦り、不安、緊張、悲しみ、怒り、こういった感情を抱えていないか?
〇〇べきねば、無理、我慢、遠慮
気付かぬうちに、ストレスや疲れを溜め込みすぎていないか?
人間の脳はマイナス思考になりやすい
そんな生き物だからこそ、心と体に意識を向ける習慣は大切ですね。
心の健全なくして、腸の健全、ホルモンの健全はない、私はそう思います。

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