贅沢とはなにか　～時間を浪費したい

人生において贅沢とは何かと考える
現代は多様性というものがはびこっており
人々は好きなように人生を謳歌できる世界になっている

今のような職業選択や結婚、余暇の過ごしかたの自由を得られたのは
感覚的には1980年くらいかなぁと思う。

最近では性の多様性なんてのもグローバル的な動きとしてある。

今回は贅沢というものについて語りたいと思う

個人的には
贅沢とは無駄な時間を過ごすことだと考えている。
少なくとも勉強といった自分を高める活動や
知識を得る・深める活動ではないと思う。

一方で、
アニメを見るとか
マンガを読むとかいったものは贅沢だと思う。
例えそれが頭をフル回転させるものであったとしても

葉巻を１時間かけて吸うのも贅沢だ
個人的にはリラックス出来るが
傍からみたら、けむりを肺にも入れず
長時間フカしているだけの時間のむだマン

これらは生産性がない
生きるという点において明らかに不要

しかし　それがいい

友達と話題になったり、個人的に精神的な充足を得ることは
できるが、お金を稼ぐことには繋がりそうもない。

そういった行いを贅沢と考えている
得るものがなければないほど最高だ

例えば良い服を買う、いいイヤホンを買う等の
行いもお金を払って、精神的な充足を得るものであるため、
一般的に贅沢だ

高い金を出して良い食事をするのも
一般的に贅沢だ

これらも生きる上では不要なものだろう
だけど私のいう贅沢とは別ものだ

かつては職業選択の自由などなかった時代があった
百姓は百姓の
農民は農民となるしかなかった
（貴族は貴族って羨ましい）

そんな時代のことを考えると
上記に挙げた贅沢なんて非日常なことだったろう
あそんでるなら仕事しろ、畑を耕せ
とか言われかねない

私は非日常を求めていたのか？
いや、人生の浪費こそ贅沢

恵まれている現代において
あえて無駄に生きることは
贅沢以外のなにものでもない

とはいえ、生きるために金は必要だ

それなりに仕事をして
稼げればあとは贅沢をして生きていたい

人生に高尚な目的なんてなくていいい