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【初投稿】 はじまり はじまり

ある夕暮れの朝、僕はまだ寝床から出られなかった。とまらない文学の流れへの新鮮な匂いが僕をベットの外へと運んだ。まだだ、まだなんだよな〜、そんな気持ちになっていた。気づいたら椅子に座っていた。座ることより座らせられてるような感覚になった。すると、僕はその異様な長いテーブルの端にあるペンに手を伸ばした。なんでこんなはじに座ってんだよ、と思ったがそれは昨日の邪魔なお供物が僕の足元を埋め尽くしていたからだ。邪魔をしているものが僕のそばから離れない。まるでしがみついてくるみたいに僕をその真っ白な色の物体が包み込んでくる。あまりに見とれていたため、陽が落ちてしまったみたいだ。あたりは暗くなってきた。ふと、見回すとそこは草原だった。遠く遠くの方に小さな星たちが見え、足元には真っ白なブーケが添えられている。おいおい、俺は死んでねえぞ、なんだいこれは。ほうほう、夢だなこれは。僕はまた寝てしまったのだろう。





綺麗な人だった。あの時あの公園で見た時から、僕はまだ、まだてんとう虫を探している最中だったのですが。僕をそばから離さないよう見守っていてくれる君はなぜだろう、あの日の光が眩しすぎたのだろうか、そのスポットライトから抜け出せなくなっているのでしょうか。公園で手を伸ばしてくれる君と手を見つめるだけの僕。僕は今上を向いているのだろうか、下を見ているのだろうか。



あー。面白いったら面白い。

こんな話を考えるのには何も考えなくていいよう〜。この道は険しく道のりは激しい。文学に道を作ってくれるのはとてもありがたいのだが、険しいったらありゃしないよ。


もうもうもう。激動を話にして思いつくままに書き連ねていたいよ。何も考えたくはない、この風呂上がりの熱が冷める前に、この内に灯っているかのように思われるただの当てつけ文学(文学と読んでいいのかわからないが)が、こだわりを持てない人間なのだろう。つまらない日常に思いの丈を綴って、Twitterと同じ役割じゃないかとも思うのである。


だが、一つ違うのはこれは、作品として昇華しているのである。これを読むことで僕のものの見方が感じられるのである。ただの嫌味妬みではなく、思いついたままのこの物語を人に大きな脳内映像として甦らせる。


マーケティング、SEO、デザイン、くっそ食らえ。
真の心は今あって、今ないものなんだから。



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