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勉強に熱中したい-闘病記:鬱状態、体が重い8

初めましての方は初めまして、黒先です。
今回は、昨日、本末転倒な日記で書かなかった、あの後の1日について書いていこうと思う。
つまり、昨日の15:00から、1日の終わりまでの話だ。
結局、あの後書く話題が残っていたので、勿体なくて書いているという次第だ。
主に執筆しているのは、ポモドーロテクニックの5分休憩の時間である。
それでは行こう。

9月13日

『亡霊ふたり』を読む

結局、あの後の1時間は、勉強をやらない事にした。
なぜなら、単に勉強するのにちょうど良い机がなかったからだ。
いつも利用していた机は、他の利用者に譲り渡し、
他の机は、高さが適当でなかった。

その為、小説『亡霊ふたり』(著 詠坂雄二)を読む事にした。
創元推理文庫から出ているのを読んでいるのだが、初刊は8年も前の作品らしい。
以下、あらすじを軽く語ろう。
人殺しになるのが夢の少年と、探偵になるのが夢の少女が、廃校の侵入を機に出会い、
少年は少女を殺害対象とするが、一方、少女は…という具合のボーイ・ミーツ・ガールである。

また、本書の感想は感想文noteを書くとして、その時に読んでいた下りで気になった文章について書こうと思う。

状況は、殺人鬼志願の少年・高橋が、同じ学校の女子に告白されるも、断り、
その後、探偵志願の少女・若月と話すシーンである。
若月は高橋にこう諭す。

「君みたいに迷わず目標に向かう人は人目を惹くんだよ。つまりモテる」

ほう。
目標に向かって切磋琢磨する姿があるとモテるのか。
うん、いいな。

ちなみに、もちろん、高橋は自分の目標が殺人であることを公表している訳ではない。
告白してきた女子には、目標はボクシングだと思われているし、若月も同じである。

もし、目標=殺人が公表されていた場合、若月のいうような、
目標に向かって切磋琢磨=モテる、という等式は成り立たくなるだろう。
この事から、僕は、神への献身とかいう、ヤバめの目標をいい感じに隠し、
世界平和を願う一市民として立ち回った方が、処世術的に上手く行くのかもしれない。
もっとも、今は、モテるとかいう現象が発生するような、人との関わりがないのだが。

勉強に熱中したい

さて、ここまで色々と日々の雑多なことを書くことで、生きながらえてきたこのnote。
その存続と相反する感情が湧き上がっている。
それは、完全に勉強に熱中したい、という事だ。

これは、もっと根源的には、何かに熱中したいという欲望がある。
そこで、ゲームに熱中…ではダメだし、ネットに熱中…も嫌だし、
やっぱ勉強に熱中かな、となるのだ。
勉強は最近、ようやっと好きになれた遊びだ。
学問への探究心が湧き上がってきていて、基本的に体力があれば、楽しくプレイ出来ている。
問題なのは、苦行だった頃の癖が抜けてないのか、そもそも今は合わないのか、
昨今、全然プレイ出来ていないという事だ。

この、勉強がなかなか出来ていない現象は、鬱だと誤魔化すよりは、素直に怠惰に原因があると認めたい。
だから、気持ち1つで勉強に熱中出来るようになると信じたいのだ。

そこで、他の活動に制限を設けようと思う。
まず、何時間ぐらい勉強に没頭したいかを決める。 
最近は、基本的に、13時間ぐらい眠っているので、残り11時間がある。
そのうち、食事や風呂などでどうしても消える時間は、おおよそ2時間と多めに見積る。
そこで残り9時間。
となると、1日の2/3は勉強したいので、勉強時間の目標は6時間とする。
残りの3時間を、逆に自由時間にしてしまおうという試みだ。
ツイッターをやるもよし、読書をするもよし。
しかし、こうすると、読書も完全に楽しめなくなってしまうのが怖い。
そこで、1日1時間は読書をするというルールにしてみる。
こうなると、自由時間は2時間。

ところで、こういう自分に厳しい目標というか、生活改革みたいなものは、往々にして失敗している。
なので、今回も失敗するんじゃないか、という気持ちが強い。

そもそも、鬱の時にこんな事をするのが良い行いなのかというと、疑問でしかない。

だが、今は、心の底から何かに熱中したいという気持ちがあるのも、また事実なのだ。
これをどうすればいいのか。
何もせずにボーッと過ごすのが鬱として適切な過ごし方だというなら、とても悲しい。

しかし、勉強によって体を縛られるのも、また考えものなのだ。
何が一番良い生活だろうか。
なかなか悩み続けるところである。

まあ、上に書いた案で、試しに1日過ごしてみて、どうなったかをレポートしていこうと思う。
当然、レポートするのは自由時間の2時間の中で、だ。

6時間も勉強したら、それなりに勉強記録として書ける事もあるだろうから、
明日、この闘病記で書いてみようと思う。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
以上、黒先でした。

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