ハツ

30歳男性。映画やマンガが好きです。思うことをツラツラと書いていきます。

ハツ

30歳男性。映画やマンガが好きです。思うことをツラツラと書いていきます。

最近の記事

普通の恋をしたい人は、きっと少なくない

「大多数の人間」という便利な言葉がある。 それはどんな人間か? おそらく朝起きて朝食をモグモグやって、 身支度を整えて会社や学校へ行く。 朝から夕にかけて仕事や勉強をして、 昼にもきっとモグモグ。 夜にお家に帰ってくる。 夕飯をまたモグモグやって、風呂に入って寝る。 そんな生活をほぼ毎日やる。 それが「大多数の人間」だろう。 話は変わって世の中には「恋」というものがある。 どんなものかと簡単に言えば、 特定の人物を特別な意味で好きになるということだろう

    • 「いじめ」だなんて言わないで……。

      まず最初に「いじめ、いじめ」と言うが、そもそも言い方がよくない。 「いじめ」なんていたずらの延長みたいな言い方をするからいけないのだ。 ハッキリと「暴行罪」や「侮辱罪」と言っていやればいい。 そうでもしないと今後も「いじめ」は悪ふざけの延長のように扱われ続けるだろう。 だからこそ教師も真剣に動かないし、警察も介入してこない。 いじめられている本人ですらそうだ。 いじめなんて自分で解決しなくてはならない。警察なんて大げさだ。 当時私もそう思っていた。 最悪、一年

      • オカマバーに行った話

        少し前に人生で初めてオカマバーに行った。 女性に振られて精神的にボロボロになり、半分ヤケになって行ったのだ。 少し敷居の高いように思われたが、入って観るとけっこう楽しいところだった。 「ウチは一時間5000円で飲み放題、揉み放題だよ!」 一瞬「どこをだ?」と思ったが、深くは考えなかった。 ちょっと怖いから。 入って席に着くと、バーの1人のホステスが相手をしてくれた。 確かによくみれば男性だが、なかなか綺麗な人だった。 正直失恋を慰めて欲しいのと、勇気づけて欲し

        • ジブリ映画はベッドで観れない

          ご存知の方も多いだろう。 ジブリ映画とはネットで配信されていないことを。 Amazonをはじめとする動画配信サービスで、 サブスク、レンタル、販売すべての配信がないのだ。 つまり日本ではDVD・Blu-rayの販売、レンタルしか視聴の方法がない。 もちろん海外や、やり方を選ばなければ違うのだが。 確かジブリ側がDVDやBlu-rayの売れ行きを心配してのことだったと思う。 これはどういうことか? ベッドで横になりながらジブリの視聴はできないということだ。 最

        普通の恋をしたい人は、きっと少なくない

          結局自分の仕事が一番

          最近日雇いでやたらと色々な仕事を転々としている。 主となる仕事があるのだが、非正規なのをいいことに今までなかなか縁のなかった仕事に分け隔てなく応募しているのだ。 もし中にいい仕事があったら、そちらに移ってしまおう。 そう考えないこともない。 けれども世の中そうはいかないものだった。 今自分が一番長くやっている仕事。つまり主としてやっている仕事が一番やりやすいのだ。 というかほかの日雇いの職場で働き続ける自信がない。 世の中には星の数ほどの仕事があり、それぞれそこ

          結局自分の仕事が一番

          ティーカップの揺めき

          私はティーカップを持った際のコーヒーや紅茶の揺めきが好きだ。 なんとなく柔らかい感じがして、緊張や締まりが全くない。 照明の光が白く反射して、ゆらゆらとしている様子はどうしても和んでしまう。 そもそもティーカップの揺めきが魅力的というのは、それそのものに魅力があるだけでなく、 ティーカップがある状況にも起因するだろう。 考えてみてほしい。 冷たい飲みものは時間のない時でも一瞬で飲み干すことができる。 蓋つきのタンブラーはお茶やコーヒーを楽しむというよりも 仕事

          ティーカップの揺めき

          優しい男と言われたら

          「優しい男」と言われたら、 おそらくそれは侮蔑の意。 「優しい男」の意味するは、 つまらん男の遠回し。 「優しい男」という声は、 「次は無いよ」の別れの辞。 最近年上の女性と出かけることがあった。 以前の職場の先輩で、何かとお世話になった人だ。 完全なプライベートで、二人だけで遠くの景色を見に行った。 いきなり向こうから誘われて、ウキウキノコノコ彼女の前に顔を出したのだが、 その内実は胃の痛くなるようなものだった。 女性との会話を勉強し、元カノとは半同棲

          優しい男と言われたら

          黒猫のように

          「黒猫」ほど見た目と中身、 もしくは扱いのギャップのある生き物は稀だろう。 ご存じのとおり黒猫とは西洋では不吉の象徴であり、 魔女のように「黒猫狩り」というものがあったくらいだ。 その一方で日本では「福猫」らしく、 富を呼び魔を祓う存在だった。 幕末の京都で活躍した新撰組の一番隊組長の沖田総司は、 晩年に病気で床に伏せている時に黒猫を飼っていたらしい。 それほどまでに黒猫は日本では、ありがたがられたのだ。 ちなみに沖田総司は病気がよくならなかったせいか、

          黒猫のように