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ジブリ映画はベッドで観れない

ご存知の方も多いだろう。

ジブリ映画とはネットで配信されていないことを。

Amazonをはじめとする動画配信サービスで、

サブスク、レンタル、販売すべての配信がないのだ。


つまり日本ではDVD・Blu-rayの販売、レンタルしか視聴の方法がない。

もちろん海外や、やり方を選ばなければ違うのだが。

確かジブリ側がDVDやBlu-rayの売れ行きを心配してのことだったと思う。


これはどういうことか?

ベッドで横になりながらジブリの視聴はできないということだ。

最近映画というものはスマートフォンでベッドに横になって観るというが定着しつつある。

かく言う私もサブスクの一つと契約し、映画やアニメを楽しんでいる。

ベッドの上だと全ての力が抜け、映画に集中できる。

そんな気がするのだ。


では座って観ればいい。

そう言う話になるのだが、ことは単純じゃない。

私は酒や食事を楽しみながら映画を観るのが趣味で、

座って映画を観るときはそれが欠かせない。

今使っている椅子の座り心地が悪いのを誤魔化す意味でも、

酒や食事が必要でもある。



だがジブリはそれができない作品も多いのだ。

以前私は「ナウシカ」を観ながら食事をしていたことがある。

想像して欲しい。

いくら内容が面白くても、

あのグロテスクな蟲や巨神兵を観ながら食事をできるわけがない。


ナウシカだけではない。

「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」に「ゲド戦記」

ほかにも「火垂るの墓」に「ハウルの動く城」


ジブリにはグロテスクで食事が喉を通らなくなる映画が結構ある。


結果、ジブリ作品はきちんと座って飲み食いなどせずに真剣に観るしかないのだ。


案外これは宮崎駿監督の思惑のうちかもしれない。

自分の映画だけに集中して欲しい。

自分の映画だけに集中して欲しい。

そんな思いが、サブスクの未解禁やグロテスクなシーンなのかもしれない。

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