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【第40位 ファイナルファンタジーⅦ】衝撃

こんにちは。ハルリです。
今回は、第40位「ファイナルファンタジーⅦ」を紹介します。

このゲームは、大人気RPG「ファイナル・ファンタジー(以下FF)」シリーズの第7作目にあたる作品です。

ゲームの面白さに加えて、任天堂以外のハードから発売される初のFFシリーズでもあり、ゲーム業界に様々なドラマを生み出しました。

ただし、私が振り返るこの思い出のゲームシリーズは、ゲームそのものの紹介というよりも、超個人的なエピソードを交えてお話していきます。

そのあたりご了承の上、ぜひ、最後までお付き合いください。


ドラクエ派?FF派?

はじめにお断りしておきますと、私はドラクエ派です。

ナンバリング作品でいうと、ドラクエはⅩ以外はプレイしてきましたが、FFはⅣ~Ⅶ、そしてⅩの5作品のみ。今回Ⅶをとりあげましたが、次回作にあたるⅧは購入しなかったぐらいです。

世界観はドラクエの方が好きという事もあって、社会人になって忙しくなってからは、時間を割いてFFをやるということはなくなってしまいました。

ドラクエの方が面白いという話でもありません。ドラクエ派と書きましたが、ドラクエの中にも正直、記憶に全然残っていない作品もあります。

面白さなんて人によって違って当たり前なので、相手を批判せずに認めあい、自分が推しているものは周りを気にせず推していこう!というのが今の時代だと思っています。

私はこのゲームに熱中しました。エンディングまでいきました。ではめちゃめちゃ面白かったかといえば、ゲーム的にはFFⅤの方が面白かったかもしれません。

それでも、このFFⅦは人生の思い出からは外せません。衝撃的なゲームって、やっぱり中々出会えないからです。

衝撃的ニュース

40代以上の方で当時ゲームをやっていた方なら記憶にあると思うんですが、1994年から始まった「次世代ゲーム機戦争」。

ソニーの「プレイステーション」とセガの「セガサターン」の登場とともに、パナソニックの「3DO」やNECの「PC-FX」など高性能のゲーム機が続々登場したこの時代。

「スーパーファミコン」で鉄壁を誇っていた任天堂の牙城を、どのハードが崩すのか、ゲーム業界は非常に盛り上がっていました。

当時、友人の家でリッジレーサーで衝撃を受けるも、私はスーファミで十分楽しんでいました。「別に新しいハードは買わなくてもいいかな」「次の任天堂の新しいハードでいいんじゃない」なんて思っていたぐらいです。

そんな私でしたが、いつしか、世間の盛り上がりに巻き込まれ、だんだん洗脳されはじめます(笑)
そして、いつのまにか「プレステ」か「セガサターン」か迷いに迷う日々。

今、思えば平和な悩みです(笑)
当時は大学生。「もっと勉強しとけよ!将来苦労するぞ!!」と昔の私に言いたいところですが、多分、聞く耳を持たなかったでしょう(苦笑)

そんな平和な悩みの真っただ中の1996年2月。
その迷いに終止符が打たれます。

「ファイナルファンタジーⅦ Playstationで発売決定!!」

正直な感想は・・・噓でしょ???
後にも先にも、ゲーム関連のニュースの中で、間違いなく一番衝撃的なニュースになりました。

ニュースの発表は確か「少年ジャンプ」。その発表後「FFⅦ始動」という文字とともに、実際の映像がテレビCMとしてバンバン流れます。
発売は1年ぐらい先にも関わらず、めちゃくちゃCMを見たのを覚えています。

FFとドラクエはずっと任天堂ハードで発売されるという先入観が、木端微塵に砕け散った瞬間でした。

50歳になった今の私の中での大切な考え方の一つは、「先入観と固定観念は悪」というもの。ひょっとしたらこのニュースがその考え方の基礎になっているのかもしれません。

FFⅦの発表、そしてCMの大量投入、仕上げにハードの価格が値下げされ、私もついに陥落(笑)
1996年の夏、Playstation購入です

衝撃的オープニング

スーファミ時代から思っていたことがあるんですが、なぜスクウェアのゲームだけ他のメーカーと次元が違うぐらいグラフィックが美しいのかということでした。

そんなスクウェアがPlaystationという高性能なハードを手に入れて作った超大作。期待しないわけにはいきません。

そして実際にプレイした感想としては、ゲームの合間に流れるムービーが、美しすぎて衝撃的。まさに度肝を抜かれました。

フィールドや戦闘などの通常のゲーム画面も十分綺麗で楽しいんですが、合間に挟まれるムービーの美しさにただただ見とれていました。

当時遊んだことがある方は分かると思いますが、このゲームのオープニング映像は今だにはっきり覚えていませんか?

オープニングのエアリスのアップから始まり、徐々にカメラを引きながら、神羅ビル全体を映す、ワンカットでのカメラワーク。

数えきれないほどのゲームをやってきましたが、オープニング映像をはっきり覚えているゲームって数えるほどしかありません。しかも30年近く前の作品です。

これってやっぱりすごいことですよね。

あとは登場人物の名前を今だにしっかり覚えています。

クラウドにセフィロス、ティファにエアリスにバレット。Wikipediaで調べたわけではありません(笑)

ドラクエですら、主人公と一緒に戦ったにも関わらず、名前を忘れている仲間も多い中、先ほどの5名の顔と名前はなぜかしっかり記憶に残っています。
(・・・リアルな社会で名前が中々思い出せなくなってきたのはここだけの秘密です(苦笑))

間違いなく私の中で記憶に残る思い出のゲームなのです。

記録にも記憶にも

え?全然ゲームの面白さが語られてないじゃん!と思われた方もいらっしゃるかと思います。

確かにごもっともです。

しかし、たとえ面白くても記憶から忘れられているゲームもたくさんある中、ここまで映像がしっかり記憶されているゲームも珍しいです。

世界で1,000万本以上の売り上げを残した記録に残る偉大な作品です。
しかし記録だけでなく、間違いなく、当時の人々の、そして私の記憶に残る偉大な作品でもあります。

記録にも記憶にも残る超名作、それがFFⅦです。

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