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アメリカで出産②妊娠中〜後期

↑の続きです。今回は妊娠5〜10ヶ月での検査や出産準備です。


妊娠5ヶ月の体調

まだつわりで吐いてましたが、胎動がはっきり感じられるようになったり、クリスマス休暇でバハマに旅行して日光を浴びたりして元気になってきました。

エコー検査

6ヶ月、20週目にエコー検査がありました。クリニックではなく、超音波(ultrasound)専門の技師に見てもらう検査です。同じ病院内のMFM(Maternal Fetal Medicine)という所に自分で予約を取って行きます。

横顔

この横顔を見て義母が、夫が保育園の時の横顔の型↓を持ち出して、夫に似てる!と言い始め、夫婦でいやいやばばバカでしょと笑ってたんですが、生まれてみたら父親そっくり。母の勘恐るべし。

顔正面
右から頭、胴
右足

経膣と経腹両方行いました。技師の人が異常がないかチェックしながら、ここが肺だよーとか説明してくれるので、体の部位や内臓の単語だけでも頭に入れておくと理解できて楽しいと思います。

検査中は撮影禁止で、検査後にいい感じに映ったところの写真を印刷してくれます。

結果は異常なし、胎盤の位置も正常。胎児の推定体重は390g。ちょうど起きていて活発に動いてました。

糖尿病検査(Glucose test)

ごめんなさい、あまり記憶がないです。26週に、クリニックでの健診の時に甘いドリンクを飲んで、1時間後に血液検査をした、はず…
結果は、糖尿病の心配はないけど貧血が進んでるから鉄剤を飲めって言われました笑

母親学級

私が通っていた病院では、日本人の妊婦さん(と配偶者)向けに、日本人の看護師さんが母親学級を開いてくれていました。どちらも妊娠7ヶ月の頃です。

1回目

病院内の会議室で資料を見ながら、お産の時の体の変化、病院に来るタイミング、無痛分娩の進み方、産後の手続きなどの説明を聞きます。

全部で5世帯くらいが参加していて、私以外はみんな夫婦揃って参加。その頃私の夫は会社の同僚とスキー旅行に行ってました笑

2回目

2回目は実際に産科を見学。いつものクリニックではなく、Hospital内。(clinicは健診など、hospitalは手術などをする所。hospitalに行ったと言うと、大怪我や病気で手術したのかと心配されるので注意。)

陣痛中から産後まで過ごす部屋。
入院着、スリッパ兼用の靴下、使い捨て産褥パンツ、産褥パッドあり
付添人用のソファ。右のソファで寝ることもできる。毛布あり
シャワーとトイレ
シャンプーや石けんがあったかは忘れました
新生児用のベッド
新生児用のオムツあり
同じフロアにある給湯室
冷蔵庫に軽食がある

ベビーグッズの準備

アメリカではいくつかのお店でbaby registryというサービスがあります。

①出産予定日などを店舗やサイトで登録
→その場でベビー用品の試供品セットをもらえる(商品の購入義務なしだったはず)

②お店のサイトでほしいものリストに好きな商品を登録
→リストを友人に見せて、その中からプレゼントしてもらったり、出産予定日の前後にそのリストのものをまとめて買うと20%など大幅割引(ベビーカーなど大物も!)

私が登録して試供品をもらったのは以下の3つ。写真は整理してて削除してしまいました…。だいたい試供品で多いのは哺乳瓶、ベビーローション、おしりふき、おむつ、洗剤です。なので自分で買うのは、試供品を一通りもらって、産後実際に使ってからで十分です。

buybuyBABY

ベビー用品の専門店と言えばここ。ベビー用品の品揃えが豊富なのと、ベビーカーなど実際に店舗で見られるのが強み。
ホームぺージを見たら、今破産して再開待ちのようですね…。

Amazon

品揃えはもちろん最強。試供品におくるみまで入っていてお得感あります。実際に見られないのが難点。

Target

食料品、日用品、服、食器など何でもあるスーパー。日本のヨーカドー?
buybuyBABYほどではないけど、ベビーベッドやベビーカーもあります。
産後、普段使いするオムツや離乳食を買うのに便利。

あとは知人や友人からベビーベッドやマタニティ服をお下がりでもらったり。

それから、ミシガン口コミ、という現地日本人の掲示板サイトで、ジモティーのように不用品の売り買いができます。

マタニティ用品

マタニティ専門店は、ノバイのTwelve Oaks Mallというショッピングモールか、Great Lakes Crossing Outlet(ミシガン州最大のアウトレット)にあったような。Motherhoodというお店です。今もあるかな?
マタニティ服や下着は正直あまりかわいいのがなくて、服2、3着と腹巻き付きレギンス、妊娠線予防オイル・クリームだけ買って、あとは普通のお店で伸びるニットワンピースを買ったりしてました。

名付け

友達から日本の名付け事典をお下がりでもらい、あれこれ悩みました。
アメリカでは出産したら入院中、産後の翌日くらいに市の担当者が来て、出生証明の手続きをし、その時に名前を提出しないといけないので、出産前に決めておく必要があります。

6ヶ月の頃、夫と相談して、どんな性自認でもいいようにと中性的な名前に決めたら、その日の夢に赤ちゃんが出てきて、△△(前日決めた名前)はイヤ!〇〇(候補にあった別の名前、女の子らしい)って呼んで!と言ったので、それなら、、と女の子らしい名前に変更。漢字は名字と合わせて画数の良いものに。ミドルネームはアメリカでメジャーで呼ばれやすそうなものに決めました。

ベビーシャワー

予定日の2ヶ月前、8ヶ月の頃に、友達がベビーシャワー(出産祝いパーティー。もう日本でも広まってるか)を企画してくれました。すごく凝った飾りつけ!

すでに性別は女の子とわかっていてピンク一色。女の子=ピンクでいいのかとちょっと思いましたが、娘がめちゃくちゃピンク好きの子だったので結果オーライ。

アメリカではベビーシャワーの場で赤ちゃんの性別発表!というのも多いみたいです。パーティーグッズコーナーには、He or She?と書かれた飾りも。

プレゼントは、事前にリクエストしていた、Little Unicorn(日本未上陸)のおくるみ(swaddle)。柄が大人っぽくてかわいいです。後々娘が寝る時の必需品になりました。帰国する時に追加で買って、今はバスタオルとして使ってます。

こちらは会社の同僚の方から

ぬいぐるみと毛布

ちなみにアメリカではプレゼントと言えば、紙袋にそのまま品物とカードなどが入ってます。あとは薄い色紙をくしゃくしゃにして詰めて終わり。

GBS検査(9ヶ月35週)

GBSという、新生児がかかると危険な病気の菌を妊婦が保菌してないか検査するものだそう。健診の時に綿棒でおりものを取って終わり。

結果は陰性で問題なし。

エコー検査再び

10ヶ月36週の健診で、子宮底長が妊娠週数に対して短いのでエコー検査をするようにと言われました。

検査結果は異常なし。推定体重は2650g、平均より少し小さめ。子宮底長が短いのは、お腹が下がってきたせいだったよう。

足がむくんだり、お腹が張ることが増えてきました。

妊娠中後期編はこの辺で。次回はいよいよ出産編!

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