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「ピンヒールで車椅子を押す」

本日読んだ本はこちら

○興味の理由、読んだ動機

わたしが所属している、きょうだい児支援『こたつ』のメンバーから借りた。

○内容について

・「自分という人がわからない」「常に周りと比べてしまい、すぐ落ち込む」「過去にあった嫌なことを引きずっている」「死にたい」

そんな人たちに読んで欲しい。

・色んな経験をした母親と車椅子の息子の物語

○内容以外

・登場人物の発言にそれぞれの色が出ていて、面白かった。

○1口感想

・わたしが自伝を通して書きたかったのは、こういうことなんだと気づけたし、それを書いていく上でとても参考になるものだと思った。

・色んな人に読んで欲しい。自分は「弱い」と思ってる人も、自分を「強い人」と思ってる人も。

・わたしも、少し過去に闇を持った人間で、それを少しずつ消化(納得)していきながら、もがいて生きている。

境遇は違えど、わたしも著者と同じ、他人と人生を比較し、他人のせいにして生きてきた「弱い」自分であり、もがきながら、少しずつ消化(納得)して生きている。

そして、自分が過去に経験したことを、他の人には経験してほしくないから、自分の経験を他の人に活かそうと動いてる。

過程や、かかった時間、闇の度合いは違えど、大まかに見れば同じようなことをしていて、自分は1人じゃなかったんだなと思ったし、何より色んなことを経て変わっていた著者を見ると、自然と涙が出ることもしばしばあった。

それだけ、自分も色々抱えてるものがあったのかもしれない。

色んな意味で、読んでよかった本でした。

ぜひ、読んでください。

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