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【転職物語】第二新卒での転職活動を振り返って見えたもの

こんにちは!ながきちです。
2023年10月末に現職を退職し、外資系ITに転職します!

今回は、転職物語最終章として第二新卒での転職活動を通じて感じたことや見えてきたものを書きたいと思います。


  • 第1章:転職活動を始めた理由や転職軸

  • 第2章:転職活動で登録したサイトや準備内容

  • 第3章:転職活動の流れ 〜書類選考編〜

  • 第4章:転職活動の流れ 〜面接とオファー編〜

  • 第5章:転職活動の感想 ☜ 今ココ


今後転職活動を控えている方や第二新卒を気になっている方に向けて正直ベースでまとめていきます。
ブログもやっています!第二新卒についてさらに具体的に書いているので、覗いてみてくださいね


◼️転職活動の感想

▫︎今後のキャリアを検討した3ヶ月

転職活動自体は、とても良い時間でした。

その理由として、今までの行動の振り返りと今後のキャリアを立ち止まって考えることができたからです。

特に今後について考えることができたのはよかったです。

僕自身、30歳までに達成目標・なりたい姿がある程度明確に存在しているのですがそれでも解像度が低い状態でした。

というのも、最終着地点の具体性が欠けている × それまでのプロセスが曖昧すぎて逆算的に考えられてなかったんですよね。

例えば、年収を例に考えると「年収1,000万円を達成したい」という目標があったとします。

年収1,000万円を達成するにも方法論は数多く存在しますし、人の価値観によってその選択肢は広がりも狭まりもします。
だからこそ、ここのプロセスを考えることは欠かしてはいけません。

しかし、僕はプロセスを抜きに目標を達成しようとしてました。
ナビで行き先の設定なしに目標地点に辿り着こうとしている状態ですね笑

「でも、自分の考えも世の中の情勢も変わるからプロセスを今から考えても仕方なくない?」

この考えは尤もだと思います。

しかし、上記の考えは時間が無限にあり、やりたいことがあまりない場合であればあるほど有効的です。

僕の場合は、時間も限られており、やりたいことも沢山ある中で叶えないといけないためある程度の道筋を絞った上で、仮説検証とプロセスの改善を繰り返す必要があります。

長くなってきましたが、要するに目標を決め、そのためのプロセスをある程度自分の中で狭めることができたということです。

当分はこのプロセスの中で、試行錯誤をしながら随時アップデートを重ねていくというサイクルを回すことになると思います。

▫︎様々な情報や人との出会い

転職活動を通じて、多くのことをインプットし、様々な人との出会いがありとても楽しかったです。

たまに聞くのが、「転職活動は辛い」という言葉。

これはその人のスキルセットや置かれている状況によるため、一概に転職活動自体が辛いという見方はできませんが、確かに本業を行いながら転職活動をすることはあらゆる点で負荷が増大します。

例えば、選考が通過できない⇨精神的に辛い、時間がない中で選考をするため睡眠時間を削る⇨身体的に辛いなどです。

その点、僕自身は新しい情報や人との出会い、新しい働き方への希望を持つことで楽しい時間を過ごすことができたと感じています。

転職エージェントの方やLinkedIn経由での方、面接で関わった方などの総数を数えると40人を超える方とお話をしたと思います。

この数が多いか少ないかは分かりませんが、幅広い価値観や考え方を知ることで見えてきたこともあるので、楽しむ以外にも良い気づきを得られる機会にもなったと感じています。

◼️転職活動を終えて感じていること

そんなこんなで転職活動を終えたわけですが、そんな僕が感じていることをつらつらと書いていきます。

▫︎転職の成功 = 魅力 × 行動量 × タイミング

「転職」という活動において、その人が持っている魅力と行動量、タイミングが結局必要不可欠であると感じています。

  • 魅力:その人の業務経験やその人のスキルセット

  • 行動量:転職のために行なった活動の総数

  • タイミング:その時の市場の動向やその人自身の心境など

もちろん運が良ければ結果が付いてくることはあるので上記の組み合わせが必ず必要かと言えば、一概には言えません。

ですが、この3つが揃った時には転職活動において成功を自分でコントロールできる状態にあると言えるでしょう。

なぜなら、求められているもの(魅力)を持っていると企業から求められます。

適切な行動(選考応募、転職サイトでの露出、SNSでのアプローチ)を取っていれば、選考していただく機会を得ることができます。

上記に付随して、タイミング(企業の規模拡大フェーズ、業界の伸び率が高い、ポストに空きが出る)が良ければ結果は見えているも当然です。

この3つが揃っていて落ちるのであれば、もっと根本的なところを改善する必要があるかもしれません。自己分析必須ですね。

▫︎新卒と質問内容は違うが、聞きたいことは一緒

転職活動における面接では、質問内容が業務経験や持っているスキルについての話が多くなります。

これに対して、新卒時の面接では、学生時代に頑張ったことや勉強以外に取り組んだことなどの話が多いですね。

よく言われるのは、転職(中途)はできることベース、就職(新卒)はポテンシャルベース(将来できるようになるであろう)ということ。

ですが、結局見ているのは「再現性」です。

転職時には、期待している業務内容に対して転職前での働きぶりから同等以上の成果が出せるか=持っているものを転職後も同じように発揮できるかが見られています。

就職時には、学生時代の経験から会社で活躍している人と同じような成果を出せるかを見られています。

同じようにというと語弊があるかもしれませんが、要は活躍できる可能性があるかを見られていることに変わりないです。

そういった意味で、根本的に見ていることは同じであるため聞きたいことも一緒であるという意味です。

転職活動用に回答はカスタマイズしても、意識すべきことは変わらないということをご留意ください。

▫︎とにかく逆算して行動することが重要

転職というよりは、人生を理想のものとするために逆算して行動することが必要です。

例えば、現職が小売業界で営業職であり、理想はIT業界でエンジニアをすることならばITに関する勉強と実践が必要になりますよね。

転職したい企業が未経験採用をしているならば転職活動をするだけでいいですが、プログラミング経験を問う場合には実務経験を補うために何かしらの活動が必要になります。

それを事前に知って、準備していなければ理想の姿をいつまで経っても叶えることはできません。

だからこそ、とにかく仮でもいいので理想の姿を定め、その姿を手に入れるために必要な要素を出し切って自分とのギャップを図る必要があります。

そしてそのギャップを埋めるために必要な要素を逆算的に身につけていくことで理想の姿を叶えることに繋げていくわけです。

とにかく逆算てして行動する。お忘れなきを、、、

▫︎第二新卒での通過しやすさは業界によって異なる

これは業界というよりは企業によってと言ってもいいかもしれません。

例えば、コンサルやITに関係する職種は人材流動性が高いため、比較的第二新卒でも通過しやすいと言えます。

しかし、スキルというよりは経験年数で見られる業界や人材流動性の低い業界はそもそも転職することが普遍的ではないため、第二新卒だと経験年数の浅さから取られにくいといった状況になります。

また、JTCの中には新卒からの生え抜きが会社のほとんどを占めることもあるくらいなので、置かれている状況によって第二新卒での転職難易度が変わってきます。

▫︎転職だからといって前職や業務内容を聞かれるかは分からない

先に転職活動では、「業務内容や持っているスキルについて聞かれると言ったじゃん」

こう言われるかもしれません。

ですが、僕自身本業のことよりもプライベートでの取り組みを聞かれることが多かったです。

これには理由があります。

面接は「再現性」を問うと言いました。その可能性を測るために、業務内容や人となりを聞くことになるわけです。

逆を言えば、上記が分かると判断できるのであれば前職や業務内容を聞かなくてもいいという構図も成立します。

だからこそ、僕自身もハッカソンや事業開発での上流経験、ブログやSNSでのマーケティング活動(分析や戦略を考えることが多い)を聞かれました。

意外とプライベートの活動も転職活動で通用するということを頭の片隅にでも置いておいてください。

※あくまでも第二新卒という経験の浅い状況での転職活動ということなので、年次が上がった際には判断しかねます。

▫︎転職はあくまでも手段

最後に言いたいのは、転職はあくまでも手段ということです。

だからこそ転職することを目的にしてはいけないですし、転職のために頑張る必要もないです。

少し言い換えると、自分の叶えたい姿があって、その通過点に転職して企業を移るのであれば頑張る必要があります。いや、頑張らないといけません。

日常的に自分の本当になりたい姿は何なのか、どんな状態だと自分は本当の意味で幸せなのかを見つめていくと自ずとなることが見つかってきます。

その時に転職が手段としてあるのであれば、僕は応援します。

と、最後にすごい上から目線で言いましたが僕が転職活動を通じて感じたことをつらつらと書いただけですのでお気になさらないでください。

◼️転職活動をして良かったのか

自分の理想を叶えるためにも今の会社に移って良かったです。

外資系ということもあり、内資の会社で勤めている時と比較しても自分の理想に一歩近づいた働き方ができています。

◼️今後について

今後についてはまだ明確には決まっていません。

ですが、なりたい姿はあります。

そのなりたい姿の解像度がまだ低いので、より詳細に定義することが直近で取り組むべき内容だと思います。

これまで5回に分けて「転職物語」と題して転職活動の記録を書いてきました。

これは自分のためでもあり、誰かの役に立ったらいいなと思っているものでもあります。

ツッコミどころ満載で、社会人経験の浅い若造が書いている拙い内容でしたが、同じ境遇の方の手助けになれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

良ければ、「すき」と「フォロー」をしていただければ今後の励みになるのでお願いします!

では、今日も最高の1日を!!

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