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先延ばし癖をなくす方法~自分と周りの実体験より~

 今日は、タイトル通り「先延ばし癖をなくす方法」について考えたいと思います。みなさんの生活のサポートや知恵となれば、幸いです。目次もつけますので、好きなとこからご覧ください。


私の「先延ばし」について

 遠い記憶をたどると、5歳のころの自分が思い浮かびます。
当時母のすすめで習い事をしていた私は、その習い事の宿題をあろうことか習い事の待ち時間にこなしていました。

「〇〇ちゃん(私の名前)、宿題やってきたー?」
「あ・・・・。」

 つまり、先延ばしをしようとしていたより、もはやその宿題を忘れていたのではないかといった具合ですが、
直前まで手をつけなかったということには変わりがありません。

 しかしその後、小学校に入学してからはそこまでひどい先延ばし癖や、忘れ癖はなく、そのままトントンと成人しました。夏休みの宿題を最後の最後までやらない兄弟や友達の様子が不思議だったと同時に、どうして人は先延ばしをするのかということについて興味を持ったのもこの頃が、最初だったかもしれません。

なぜ人は先延ばしをするのか

 私の周りの人から聞いたお話や過去の自身の経験を踏まえて考えてみると

  • 完璧にやろうとする。

  • 物事を大きくとらえがちである。

  • やるべきことの細分化が苦手である。

といったことが原因に挙げられるのではないか、と考えます。

完璧にやらなくてよい

 以前この本を読んだときに学んだことの1つなのですが、

妻を愛し続けられる作者の男性としてのやさしさを感じた。そして摂食障害という病気の真実や正しい知識を、世の中に広めていく必要があると改めて感じた。私たち人間を含め、動物は生きるために日々食事を行う。しかし、その食べることができなくなったり、食べることに精神的な病巣が絡んでしまったりすることは、筆舌に尽くしがたい。そしてこの病気は本人だけでなく、家族を含めた他者のサポートの中でしか病状改善に取り組むのは、難しいのではないかなと思った。妻はサバイバーというタイトル通り、精神疾患というのは根が深いと思う。

『妻はサバイバー』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター (bookmeter.com)

 やはり、「人が一人でできること」には限界があり、

人は一人の他者をそのままそっくり見るようには、
そもそもできていないということだと思うのです。

 こちらの記事でも言及しましたが、

 完璧を目指すがゆえに、

片づけ思考をもとに考えると・・・

 結局は、上記の思考と似ていることが物事の先延ばしにおいても起きるのだと推察できます。
 とりわけ、上記の「手に負えなくなる」→「完璧にできないから、やりたくなくなる」という流れのスパイラルに陥り

 結果として、「完璧にできるくらい時間の余裕がある時にやろう!」という気持ちになり、先延ばすことになるのではないでしょうか。

物事を大きくとらえがちである。

 

ブライアン・トレーシーさんの著作です。日本では2002年ごろに刊行されたもののようです。

 朝一番にカエルを食べてしまえ!という衝撃的なタイトルでありますが、つまりは

「まず、あなたにとって一番大変で重要な仕事からとりかかりなさい!」

 ということであり、ここには、シンプルな言葉で語られる作者からのメッセージ性を強く感じます。

 そのカエルが自分が想像する以上に巨大であることは意外とないのではないでしょうか。案ずるより産むがやすしという素敵な日本語を思い出します。
 英語でいうところの、Enourmousに考えるとスタートから一歩も進むことはできないはずです。

 まずはやってみる。カエルを少しずつ食べることが始めることも大切だと思うのです。

やるべきことの細分化が苦手である

 これも自分や周りの経験から感じることの1つです。
私が、先週まで取り組んでいたプロジェクトを例にまとめてみます。
 1プロジェクト例ですし、職種や業種によって全く参考にならないこともあることを念頭において読んでみてください。

 プロジェクト例~納期や実行までおよそ2か月の場合~

  1. 仕事のゴールを明確化する。

  2. その仕事に必要な人材や素材(資材)をピックアップする。

  3. 2をもとにワークシェア計画を立てる。

  4. 1~3までの計画を全体で共有する

  5. 仕事に取り掛かる。

  6. ワークシェアしたものについては進捗を報告してもらうようにする。

  7. 8割方できた時点で、全体で確認をする。(いわゆる報連相)

  8. 7の時点で納期や最終締め切りまで1週間の幅を持たせる。


 特に最近は、8番の「1週間の幅を持たせる。」というのを意識しています。8割方できた時点での軌道修正のためでもあり、一番は急な仕事の依頼が間に入ってきたり、同僚のカバーに対応するためです。

まとめ

 あまり根性論に頼りたくはないので、今回は、周りや自分自身の経験をもとに「先延ばし癖をなくす方法」についてまとめてきました。自分自身も時々「まず、あなたにとって一番大変で重要な仕事からとりかかりなさい!」という言葉を振り返りながら、優先順位をつけながらより良く生活を営んでいきたいと思っています。

 最後までお読みいただきありがとうございました。読んでいただいた方の参考になれば嬉しいです。


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