見出し画像

2024年を読んだ本でふりかえる②

 昨日から始めた突然の特集企画。2024年を読んだ本でふりかえる第2弾です。Youyubeの動画総集編の書籍バージョンだと思っていただければ、分かりやすいかと思います。

 2024年は今のところ、76冊読了していて年末に向けて80冊を目指しています。数字のために読んでいるわけではないですが、キリがいいほうがいいじゃないですか、何でも。

#2  おいしい旅 しあわせ編 (角川文庫)

 2冊目は、2024年1月7日に読了した『おいしい旅 しあわせ編』です。

 旅といえば、食も欠かせない要素の1つだと思います。日本はご飯も美味しいですし、値段が手ごろなお店が豊富だなあと改めて感じます。

 食べることで日常の幸せを感じられることは、当たり前のようでいて当たり前ではない。

 自分が作ったものを食べるのも楽しいですが、誰かが心を込めて作ってくれたものを食べることの幸せも、また然り。

 Amazonレビューでは4.2と、なかなかの高評価ではないでしょうか。好きな作家の一人である近藤史恵さんが書かれた章があるので、手に取ったように覚えています。

 こういったアンソロジー系のシリーズものは、子ども(といっても学生くらいのこと)のころから読みなれているせいか、スラスラと読み進められました。

アンソロジーとは「異なる作者の作品を、特定のテーマで集めた作品集」のことです。以前は詩を集めた作品集のみを指し「詞華集」とも呼ばれていましたが、昨今では詩に限定せず様々な芸術分野で使われるようになりました。

「アンソロジー」とは?意味や使い方、類義語などを解説 | マナラボ

<私の読書感想文>
 「スイング」この言葉を聴いたとき、主人公と同様にジャズか何かの言葉だろうと想像した。しかし、この「スイング」は基本的には公演に出演せず、アクシデントや怪我・体調不良によって、出演者が出られない場合のピンチヒッター的役割のことを指すようだ。なぜこの言葉が私の心を掴んだかというと、私がその「スイング」だからだと思う。いくつもの物事に関わり、表舞台には立たないがその後ろで、一生懸命もがいている。輝きは表立って見えないが、仕事のバトンをつないでいると思い、やりがいを感じられるようになったのが成長なのかもしれない。

『おいしい旅 しあわせ編』|本のあらすじ・感想・レビュー・試し読み - 読書メーター

 
 昔、「成長は自分では感じられないものでは?」とある人に言われたことをよく覚えているのだが、私はそうではないと思っている。

 おそらく自分と相反する考えだったので、よく覚えているのだと思うが、成長は自分で実感はしにくいが、じわじわと心の端から中心に染みわたっていくように感じるものだと、最近では思っている。

 では、明日は#3 吉本ばななを語るでお会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!

家出猫
サポートありがとうございます。感謝です。

この記事が参加している募集