YOKO : 野菜農家・英語講師

那須高原こたろうファーム(野菜農家) 山形→アメリカ留学🇺🇸→東京→那須・元企業英語講師…

YOKO : 野菜農家・英語講師

那須高原こたろうファーム(野菜農家) 山形→アメリカ留学🇺🇸→東京→那須・元企業英語講師・ 那須高原の小さい多品種野菜農家・ 春〜秋は農業、冬は農業+なす英語倶楽部 結婚して20年越え、旦那の脱サラ農業2010年から・ 子供無し、犬猫3匹・ 旦那→野菜作る人、私→収穫して売る人

マガジン

  • 小さな無人販売所の話

    那須高原のちいさな無人販売所での日々の出来事。

  • パートナーとして農業を手伝う

    農家ですが野菜を作ることではなく、野菜の収穫から袋詰め、販売担当としてこたろうファームを手伝うYOKOです。 2021年コロナ禍に、「かん味処」という名のオンライン勉強会に参加した時の学びを中心に、農業をビジネスとして考えることなどをまとめています。

  • 元企業英会話講師、農家になる

    観光地で農家になった元英語講師が、農業しながら観光と英語との関わりを考えてます。

  • 那須高原田舎(農家)暮らし

    2008年11月、東京から那須高原に移住して農家になってからのいろいろを、田舎暮らしの目線からまとめています。

最近の記事

小さな無人販売所の話12<農家の私が家庭菜園を勧める理由>

「5月に買ったミニトマトの苗、もう小さな実が付いたのよ〜」 「なんか、トマトの葉っぱが元気ないんだけど、どうしたらいい?」 6月の無人販売所ではトマトや茄子、きゅうりなどを育てるお客様との家庭菜園トークも多く聞かれる。 こたろうファームのお客様は、家庭菜園をやっている方が多い。 毎年5月のゴールデンウィーク最後の2日間は、「野菜の苗販売会」をやってもう4年目くらい。 年々増える、野菜苗を買うお客さま。そのほとんどが苗のリピーターさん。 コロナ禍に増えた家庭菜園データが残って

    • 小さな無人販売所の話11<玉ねぎ嫌いだった私が待ち焦がれる新玉ねぎの魅力>

      「新玉ねぎ、始まったのね〜!」 無人販売所では、新玉ねぎでワクワクするお客さまが多くいる。 どうやって食べるか、料理の話で盛り上がるのも楽しい。 そんな6月のお楽しみの新玉ねぎだが、実は私は玉ねぎが苦手だった。農家になるまでは。 生で食べても辛くない!!新玉ねぎ、東京でもきっと食べていたと思うんだけど。 生の玉ねぎの辛味と口に残る後味が子供の頃から苦手で(実はネギも苦手)どうしても美味しいと思えなかった。 しっかり火を通して味をつけた肉じゃがやカレー、甘くなるまで煮込んだ玉

      • ジブン株式会社RADIOで秀星さんへのインタビューを終えて思う:「目標設定の大切さ」

        興味があるならやってみよう!の精神で手をあげたインタビュアー役。 実は前職の企業英語講師の時に、スピーキング力チェックで英語のインタビューをする仕事を年間500件以上していたけれど、それも10年以上前の話。 zoomちゃんと使えるかな?質問ちゃんとできるか?など不安も多い中、朝4時半から収録は始まり、無事終了しました。ほっ。 ジブン株式会社RADIOの企画を発案してくれたのは、私と秀星さんと同じくvoicy木下ファミリーの林さん。 企画書もこんなにわかりやすく作ってくださ

        • 小さな無人販売所の話10<レタスは加熱して食べるべし!>

          「丸いレタス、まだですかー?」 春になるとお客さまから聞かれることが多くなる。 レタスを待っている人がいる。私も含めて。 こたろうファームの玉レタスの時期は短い。今年は5月下旬から、多分1ヶ月くらい。 レタスなんて、みんな同じで味なんて無いと思ってた。 それが、農家になって、採れたての玉レタスを食べた時に「あらー、美味しいじゃない!」って。 今日はそんな春〜初夏を告げるレタスの話。 採れたてのレタスはみずみずしくて甘い!まずレタスですから、生でサラダで食べてほしい。 レタス

        小さな無人販売所の話12<農家の私が家庭菜園を勧める理由>

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          17本
        • 元企業英会話講師、農家になる
          13本
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          8本

        記事

          実験?!AIメインの英会話トレーニングをやってる途中経過

          こんにちは。春から秋は農家、冬だけ英語講師のYOKOです。 というポジションで10年きたけど、今年の冬が終わる頃に「YOKOさん、英会話のトレーニングしてほしいんだ。」とお世話になっている人から相談を受けた。 今シーズンのなす英語倶楽部では、初めて翻訳アプリやChatGPTを使った英語トレーニングをやってみたこともあり、 「AIメインの英会話トレーニングなら、農業やりながらでもできるかも?」 と初挑戦してみることに。 3ヶ月、毎日家で英会話トレーニングwithAI、月1のカウ

          実験?!AIメインの英会話トレーニングをやってる途中経過

          パートナーとして農業を手伝う17 <直売所初出荷、さて結果は?!>

          先日のnoteで直売所での戦い方について書きましたが、ついに初出荷してきました! 日曜日朝10時まずはお客さんの多い日曜日。オープンの8時半にはたくさんの野菜が並ぶでしょうから、少し野菜が減った頃合いの10時ごろに納品。 珍しいレタスだけにしようかとも思いましたが、先日直売所を見にいった時にはそんなにリーフレタスが並んでなかったので、普通のリーフレタスも並べてみることに。 値段は自分たちが納得する価格で勝負!普通のリーフレタスと珍しいリーフレタス、2色セットのリーフレタス

          パートナーとして農業を手伝う17 <直売所初出荷、さて結果は?!>

          小さな無人販売所の話9 <9種類のレタスを作る変態農家>

          「レタスって、何種類知ってる?」 「え?レタスってそんなに種類ある?」 普通そうですよね。うん、そうですよ。 でも変態農家と言われるこたろうファームの使用人。 年々レタスの種類が増えていって、今年の春も安定の9種類。 どんなもんだか、紹介させていただきます。 1・王道リーフレタスこれはスーパーでもよく見るし、よく食べる緑色のリーフレタス。 採れたては苦味やえぐみもなくて、みずみずしい。 サラダはもちろん、サンドイッチにも。 2・これは知ってる!サニーレタスこれもよく見る赤

          小さな無人販売所の話9 <9種類のレタスを作る変態農家>

          パートナーとして農業を手伝う16<直売所の野菜は「新鮮で安い」の前提との戦い方>

          「直売所の野菜は新鮮で安いもの」というイメージがある。 なぜ同じ野菜・より新鮮な野菜なのに、スーパーより安く売ってるのか? 直売所にも手数料は払ってるのにね。 収穫して、必要なら洗って、袋詰めして、直売所まで車で持っていって。 野菜が残っていれば夕方もう一度車で取りに行くことも。 うちの近くの直売所では、だいたい1袋¥150前後で葉物野菜が並んでいる。(もちろん野菜によって値段は変わります) うちは何年も前から地元の道の駅の直売所には野菜を持っていってない。 他の生産者さん

          パートナーとして農業を手伝う16<直売所の野菜は「新鮮で安い」の前提との戦い方>

          小さな無人販売所の話8<玉ねぎの葉っぱが美味しいって知ってた?>

          4月後半から5月、今年もそろそろ?と待っている「葉たまねぎ」。 玉ねぎの葉っぱの部分。玉ねぎはまだ小さい。まだ玉にもなっていない(笑)。 その柔らかい葉っぱは、甘くて柔らかい。 玉ねぎが大きくなってくると葉っぱが固くなるから、それまでの1ヶ月くらいだけ楽しむ、それが「葉たまねぎ」。 だんだん大きくなるミニ玉ねぎ付きの葉玉ねぎも楽しみのひとつ。 農家になるまで知らなかった野菜はイタリア野菜なんかもたくさんあるけど、先日書いた春の味覚「野菜の菜花」に加えて、 この「葉たまねぎ

          小さな無人販売所の話8<玉ねぎの葉っぱが美味しいって知ってた?>

          Z世代米国在住ハーフ女子と話していろいろびっくりしたこと

          「ミシガン州立大学の子が那須に来てるけど、英語倶楽部でお話ししたい方いるかなー?」 那須に住んでいると、こんな話がたまにある。 先月も急にメキシコ人来たし、驚くこともなく英語倶楽部のメンバーを集い(今回は平日で1人しか来れなかったけど)いつものスダコーヒーさんへ。 20代前半のアメリカ人(日本人の若い世代と話す機会も少ないが)と話せるなんて!とちょっとテンションも上がり、アメリカの「今」を若い世代はどう見ているのか、いろいろ質問してみた。 とても興味深かった彼女の話をまとめて

          Z世代米国在住ハーフ女子と話していろいろびっくりしたこと

          日本リピーターから見た日本の観光地の今とは?

          10年前から日本をたびたび訪れているメキシコ人の知人が今年も日本にやってきた。 私が彼と知り合ったのはかれこれ6〜7年前で、すでに日本は4度目くらいだった。ラーメンが大好きで、メキシコでラーメン屋さんがやりたいと言って、友人の那須のラーメン屋さんでいろいろ勉強して、今はメキシコで「Nasu Town」という日本食屋さんを営んでいる。 1ヶ月くらい滞在してあちこち観光して、今回は最後の方で那須にやってきた。 急いで英語倶楽部メンバーに連絡して、急きょ「お帰りアレックス!」の集い

          日本リピーターから見た日本の観光地の今とは?

          小さな無人販売所の話7<季節を届ける野菜の話「春・野菜の菜花」>

          「今、旬の野菜ってなんですか?」 スーパーに行けばいろんな野菜が並び、ほとんどの野菜が一年中購入できる便利な日本。 それは良いことでもあるけれど、野菜の旬って分かりずらい。 農家になってから気づいたこと。 「野菜の旬は日本の中で移動する」 「那須高原には那須高原の旬がある」 こんな小さな日本でも、南から北へ、野菜の旬は移動する。 ハウスで加温して栽培できるから、露地の野菜の旬とハウスの野菜の旬も少し違う。 うちはハウスはあるけど加温していないので、季節の気温・気象状況に応じて

          小さな無人販売所の話7<季節を届ける野菜の話「春・野菜の菜花」>

          突撃!英語でインタビュー in 日光(なす英語倶楽部)

          「さーランチ食べたら、日光にいる外国人観光客さんに英語でインタビューしてきてくださーい!制限時間は2時間!」 美味しいランチを食べる直前にこう告げられた英語倶楽部メンバーたち。 「今シーズンのなす英語倶楽部最終日は日光へフィールドトリップでーす」 ってしか言ってなかった(笑) 「え?突撃隣の晩ごはん?的な?」 「Youは何しに日本へ、みたいなこと?」 と目を丸くさせながらも、 「どこ行けばいいかな?」 「どう話しかければいい?」 とランチを食べながら、作戦を練り始めた。 私

          突撃!英語でインタビュー in 日光(なす英語倶楽部)

          なす英語倶楽部でAIを使ったトレーニングをやってみた②<ChatGPT編>

          「英語の4技能の中で(リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング)、スピーキングだけは、生身の相手がいないとできない」 ついにこの定説さえも、AIによって覆される日が来るとは。 もはや、「やっぱりネイティブと会話しないと、英会話は上達しない」 なんて昔々の昔話になったのだ。 いつでもどこでも英語で会話相手になってくれるChatGPT(むしろ日本語よりも英語が得意だしね)を使って、いくつか自宅できるセルフトレーニングを今シーズンは練習してみた。 英語で話しかければ英

          なす英語倶楽部でAIを使ったトレーニングをやってみた②<ChatGPT編>

          なす英語倶楽部でAIを使ったトレーニングをやってみた①<翻訳アプリ編>

          「単語がわからないから英会話は苦手・・・」 「発音が苦手だから英会話はちょっと・・・」 「外国人と話す機会がないから英会話は上達しない・・・」 そんな方に朗報です!スマホ使いましょう! 翻訳アプリと生成AI ChatGPTを使った英会話トレーニングに着手した今シーズンのなす英語倶楽部。 これからの英会話はきっと自分の英語力&ツールを使う技術力で成り立っていく、と思う。 A - 自分の英語力の方が便利な場合。 B - ツールを使った方が早い場合。 コミュニケーションしながら、ど

          なす英語倶楽部でAIを使ったトレーニングをやってみた①<翻訳アプリ編>

          北陸・農家ひとり旅

          2月末、思い立って北陸金沢・富山にひとり旅2泊3日。 ひとりだと時間も何もかも自由で、いろんな人と話して、いろんなことを考えた3日間。 私は那須高原という自然の多い観光地に住んでいる。開拓地で古い歴史は多くはない。 古い歴史のある観光地としての金沢・富山をいろんな角度から見て、いろいろ感じたこと、考えたことをまとめてみよう。 1. 金沢駅の巨大観光案内所&街中の観光案内所新幹線の改札を出ると、目の前に大きくてキレイな観光案内所があった。 案内所の窓口が5個くらいあって、1