国が育成費用全負担するなら、産んであげないこともないかなレベルの時代

現状維持>疲弊付き子育て


キャリアがある独身男女にとって、結婚と出産は、オプション化しつつある。特に都内で子育てしようと考えると、沢山のハードルがある。
それを共働きで仕事も育児も全力投球で走り切りたいと思う人が減っているというのも当たり前だと思う。

子どもがいると、人生の幸福度は上がるが難易度は上がる。傍目で見ても、フルタイムで仕事と育児をこなしていくのは、1日中休まる暇がなさそうだ。それに加えてお受験を乗り越えなくちゃいけない。

それだったら、2人子育てなんかとても、1人でギリギリという人や、1人でも両立はしんどいといって、子育てをしない選択をする人達が増えている。

少子化は国力に直結


しかし、少子化はそのまま国力に直結する。少子化の抜本的対策をしないと、今の産業構造は確実に維持できない。

それなのに、社会は、国は、とても呑気だ。女性が働き手として社会進出しないと、経済は破綻するのに、政治家の中で女性はマイノリティーで、女性の社会進出だけを叫んでいる。

そんな口だけの政策の国で本当に女性が社会にでて、さらに子どもまで産むと思っているんだろうか?

パピーウォーカーなら産まなくもない

もはや、教育費や保育に係る費用を全て国が担うので産んでくださいレベルだと思う。

盲導犬育成のパピーウォーカー的な。社会の担い手を増やさなくちゃいけないけど、産んでくれる人がいないから、産んでくれさえすれば後は国が保障するというなら産むというレベルまできていると思う。

なぜこうなったのか


繰り返すが、女性フルタイム≧男性フルタイムで負担が大きいからである。
茨の道を歩むくらいなら産むのを控えたいのである。

新婚フルタイム夫婦の女性の家事負担と男性の家事負担の統計8:2だったのを見て、そりゃあ産まないよなと思った。
産休・育休を取るために職場に穴をあけ、キャリアに空白をつくらなくちゃいけないのも女性
家事も女性8割で、病児保育も自担も女性が8割。

そりゃ産みたくないでしょう。
産休をとって、育休をとって、時短になったら、昇進できないし、むしろしたくない。昇進できない仕事にやりがいは?これらをしなかった男性は昇進してるのに?

じゃあ産みたくないよね。でも女性はフルタイムになってもらわないと、少子化は改善しないと、国力は沈みゆく一方である。働いてくれたら嬉しいレベルの時代ではもはやない。







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