六畳記

六畳間にて

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【日記】 激動の2月12日

 最後にnoteを更新してから長くも4ヶ月ほどになる。 いつのまにか自分の中で日々の出来事を書き溜める意味が薄れていった(書いてもどうせ見返さないと悟った)からだろうか。 しかしながら、昨日は実に目まぐるしい1日であった。 ので、久しぶりに文章にしてみようと思う。  そもそも昨日は何の日か、2年前に僕が受験した大学・学部の入学試験の行われる日であった。 熾烈な受験勉強の甲斐あってか、幸いにも僕は第一志望の学部に合格し、ましてや幸いなことに大学の近くに住んでいるので、少し会場

    • ウマ娘 4th Extra Stage セトリ予想

       11月5日、6日に開催される『ウマ娘 4th event EXTRA STAGE』へのカウントダウンも残り1ヵ月を切った。 今回の会場はベルーナドーム。コンテンツの旗上げから6年、社会現象とも呼べる大ブームを巻き起こしてから早くも1年半、満を持してウマ娘史上初のドーム開催が実現される。会場のキャパシティーは約3万人を数え、なんと東京・横浜公演の3倍の規模だ。 依然コロナ禍での開催となるがゆえ、どのようなレギュレーションが敷かれるかは定かではないが、開催の規模を考えれば、今

      • 【アニサマ2022 感想】

         昨年のDay3に引き続き、今年はDay1→Day2と2日連続の参戦。着実にコロナ禍の暗闇から抜け出しつつあるアニサマの盛り上がりを肌で感じることができた。  池袋あたりから、会場のさいたまスーパーアリーナに向かうであろう人々の姿が見え始め、会場に直結するさいたま新都心駅のホームはかなりの人で混み合っていた。改札を抜けると、そこは開演前の余興を楽しむ人々で溢れ、さながらアニソンファンのパーティ会場とも言うべき様相。そして、会場に近づくにつれて人の数はさらに増していく。特に、

        • 【宝塚記念2022 回想録】 夢、駆ける。

              『あなたの夢、私の夢が走ります。』           関西テレビアナウンサー 杉本清  宝塚記念が近づくたび、いつもこの言葉を思い出す。    スターホースの多くが2021年にターフを去り、喪失感と新たなるスター誕生への期待に包まれながら幕を開けた2022年春競馬。早くも残すは宝塚記念のみ。 上半期を締めくくるグランプリレースだが、例年の傾向としては、放牧に入る馬が多く、梅雨の時期ゆえ馬場が荒れるのを嫌って回避する一流馬も少なくない。 そのため、有馬記念に比べて盛り

        【日記】 激動の2月12日

          今週は安田記念。私の夢は、桃源郷。

          今週は安田記念。私の夢は、桃源郷。

          日本ダービー2022 回想録

           2019年に生を受けたおよそ7500頭のサラブレッド。その頂点を決める競馬の祭典 日本ダービー。僕はその日、レジェンドの神髄を見た。武豊いう男が30年以上にわたって”競馬界のスター”と呼ばれ続ける所以を思い知った。目の前にあるチャンスを掴み取り、確実に結果を出す。真の伝説とは、積み上げるもの。それこそがスターの条件。そのことを結果で示した。  勝ったのは3番人気 ドウデュース。ダービーでの実績の乏しいハーツ産駒にして、弥生賞、皐月賞と連敗し、本質的にはマイル馬と目されていた

          日本ダービー2022 回想録

          日本ダービー展望-2022-

           いよいよ今週末に迫った日本ダービー、この日が近づくにつれて胸の鼓動は高まり、ダービーというレースがすべての競馬ファンにとって格段に特別なレースであるという事実を改めて実感させてくれる。    今年のダービーは4強混戦の群雄割拠。 札幌2歳ステークスでクラシック戦線に名乗りを上げ、皐月賞を制したジオグリフ。東スポ杯で圧倒的な力を見せつけ、半年明けの直行ローテで臨んだ皐月賞は惜しくも2着、雪辱を誓うイクイノックス。近年の出世レースと言われる共同通信杯で、キャリア2戦目にしてジオ

          日本ダービー展望-2022-

          ヴィクトリアマイル2022 回想録

          ーー春の最強競馬決定戦。その日僕は、府中の直線に白き神獣を見た。  NHKマイルカップの衝撃から一週間、僕は当代最強の牝馬たちが織り成す新しいドラマの目撃者になるべく再び府中のスタンドに立っていた。  1番人気は、前年の大阪杯覇者にして前走・前々走と2着に入線し、満を持してG1・2勝目を狙うレイパパレ。鞍上はマイル戦で類まれなる成績を残し、先週のNHKマイルカップの勝利騎手に輝いた川田将雅。強力なコンビだからこそ、堂々の1番人気だ。  2番人気は、数々のG1で好走し、善戦

          ヴィクトリアマイル2022 回想録

          NHKマイルカップ2022 回想録

          GW最終日、春の終わりと夏の訪れを知らせる初夏の熱波に打たれながら、人生初の東京競馬場に向かった。東西線から中央線へ、府中へ向かう電車に揺られながら、そこで繰り広げられてきた優駿たちの激闘と、きょう新たに創造され人々の記憶に刻まれるべきドラマに思いをはせていた。本命はマテンロウオリオン(父ダイワメジャー・母父キングカメハメハ)。新馬戦2着から万両賞(1勝クラス)そしてシンザン記念(G3)を制しマイル戦線に名乗りを上げた若馬で、前走のニュージーランドトロフィー(G2)は上がりメ

          NHKマイルカップ2022 回想録

          六畳記【序】

          座待当来日  我漂霧惑道 漠々歩有限 現也可避哉 将生依光陰

          六畳記【序】