【アニサマ2022 感想】
昨年のDay3に引き続き、今年はDay1→Day2と2日連続の参戦。着実にコロナ禍の暗闇から抜け出しつつあるアニサマの盛り上がりを肌で感じることができた。
池袋あたりから、会場のさいたまスーパーアリーナに向かうであろう人々の姿が見え始め、会場に直結するさいたま新都心駅のホームはかなりの人で混み合っていた。改札を抜けると、そこは開演前の余興を楽しむ人々で溢れ、さながらアニソンファンのパーティ会場とも言うべき様相。そして、会場に近づくにつれて人の数はさらに増していく。特に、けやき広場は、団体で来場した客の溜まり場として、コロナ禍以前を思い出させる賑わいであった。
今回のアニサマで、コロナ禍以前に会場付近で見られた賑わいは、おおむね復活したと見て良いだろう。総動員数も3日間で6万人と、コロナ禍以前 最後の開催となった2019年(総動員数 8万4千人)に着実に戻りつつあるのが分かる。去年の総動員数(3日間で 1万5千人)に比べれば、飛躍的な進歩と言える。その調子なら、来年の総動員数は、限りなくコロナ禍以前の水準に戻るのではないだろうか。
さて、今年のアニサマは、アリーナ席であった去年とは異なり、メインステージから向正面にあたるスタンド席での参戦となった。確かにステージからは遠いが、会場全体はよく見渡せる位置だ。高低差があるため、座りながらでもライブを楽しむことができる。アーティストのパフォーマンスのみならず観客席のペンライトの光もライブを創り上げるにあたって必要不可欠なものとして捉えるなら、一見ビミョーな僻地と思われがちな向正面のスタンドも、最も全体が見渡せる良席と解釈できる。
ライブの具体的な感想については、いくつかTwitterで呟いたため、あえてここでは述べない。しかし、5時間のライブを2日ぶっ通しで参加しただけで、筋肉痛か腕が上がらなくなってしまった。これではアニサマ全通などできるはずがない。会場にいらしていた、プロレスラーのグレート・O・カーン選手を見習いたい。めちゃくちゃガタイ良かった。あんな太くて立派な腕が有れば、どれだけペンライト振っても、連続でUO炊いても、疲れることなんて無いんだろうなぁと羨ましく思う。やはり自分にとってはフィジカル的な制約が大きい。この枝のように細く貧弱な腕では、心は盛り上がりの絶頂にあるのに、UOを回す腕がついてこない...
11月には怒涛のライブラッシュが控えている。第1週に ウマ娘4th Extra Stage 両日参戦→第2週バンドリ 10周年記念ライブ→第3週に ANIMAX MUSIC 2022 午前午後全通 の流れだ。1週間あれば腕の疲労はどうにかなるにしても、ライブ中にUOを炊くペースについては入念な調整が必要だ。
さて、拙文ながら今年の所感について述べた。今年のアニサマは、なんと言っても世界最大級のアニソンフェスという肩書きに負けない盛り上がりが戻ってきたということ。それこそが最も重要な事実だと思う。来年にはマクスも外れ、コールや声出しも解禁されるだろうか?いや、流石に期待しすぎか。少なくとも、今年以上の、そしてコロナ禍以前に匹敵する盛り上がりを期待するばかりだ。
2022年 8月28日 帰りの新幹線にて
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