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「マイルール」〜14.読書編〜

いい写真だ。爆笑しながら本を読む。素晴らしい光景だ。この子にはおそらく「本は楽しんで読む」というマイルールがあるのだろう。(そもそもこんな分厚い本に面白いことが書いてあるのか問題は置いておいて)

さて、今回はマイルール「読書編」だ。

え?なんだって?

いいじゃないかべつに。僕はそりゃあ「1日10冊読みます系」では無いよ?べつに「1ヶ月100冊生活してます系」でもないよ?でも、いいじゃないか。(「系」が腹立つ)これでも10年間ずっと本は読んできたんだ。ペースは遅いかもしれないけど、数百冊は読みましたよ。だから、いいじゃないか。

ありがとうございます。神のお許しが頂けたところで初めて行こう。(アーメン)

「僕の読書マイルール」

・全て読まなくてOK

それは著者への冒涜だ!著者や出版社の努力を愚弄している!そんな批判を受けそうだが、そんなことはない。僕は読む本は買う。そして、全部読まない本も買う。最高じゃないか。こんなにありがたい話はないはずだ。

本も人と同じで合う合わないがある。「せっかくお金を出して買ったんだから全部読み切らないと損」病(長い)の人は、いずれ読書を辞めてしまう。辛くなるからだ。

僕は学び続けたいので、そういうわけにはいかない。読みたいところだけ読む。欲しいところだけ取る。だから、飛ばして読むこともある。ピンとこなかったら、読むのをやめることだってある。それでいい。

「僕は学びに失敗したのではない。この本は読む必要がないと学んだのだ。」

はい。エジソンのパクリである。大丈夫。エジソンは偉大だ。そんなに器の小さな男ではない。

・目次をはじめに読む

むしろ買う時も目次を見て買う。目次を見て読みたいところがあれば買う。目次を読むことで「本の大枠」が頭に入るので、その後の内容も頭に入りやすい。読むところ読まないところも目次で大体判断する。

・素直な心で読む

「まぁ、そうは言ってもねぇ。」と思った人は、すぐに本を燃やそう。時間とお金と労力の無駄だ。本は読む人によって内容が変わる。もちろん紙に書いてある文字は一緒だが、意味が変わる。

「そうは言ってもねぇ。」ということは、あなたはそうだろうけど、私には関係ない。ということだ。関係ないのであれば、読む必要は全くないだろう。

飛ばして読むか、燃やすか、どちらかにしよう。

・自分を変えるために読む

全ての書物が自分の言動を変えることに役立つが、特に自己啓発書だ。「全ての本はメインメッセージをタイトルにしなければならない」法(長い)ができたら、本屋さんの自己啓発コーナーは、ほとんどがこんなタイトルになるだろう。

「行動することが肝心だ」

これだ。もちろん読みものとして楽しむのも良いが、それは指導書・自己啓発書においては、価値を下げてしまう行為だ。こういうことがあったらこうしよう。次はこういう言い方をしよう。こういう考え方をしよう。こんなふうに自分の言動に結びつけながら読むと、本は値段以上の価値を持つことが多い。

・よい言葉は覚える

自分の気持ちがうまく表現できる言葉。なりたい自分に向かわせてくれる言葉。いつか言ってみたい言葉。自分を救ってくれる言葉。そんな言葉は是非覚えておこう。少し自分流に言葉を変えて「マイ名言」にしてもいいかもしれない。

「マイ名言」は自分の価値観や人生を変えることに大きく役に立つ。辛いとき、苦しい時に、心を救ってくれる言葉にもなる。自分自身を励ます勇気もくれる。

こんな言葉に出会えたら、1500円なんて安いものだ。

・カフェで気どらない

綺麗な湖の見える公園のスタバのテラス席でコーヒー片手に読書。公園にベンチにちっちゃな犬をくくりつけ、コーヒー片手に読書。素敵だ。

ただ、どうやら僕はそういうわけにはいかない。僕は気違いな程「自意識過剰」なので、そういうわけにはいかない。全く集中できない。内容が頭に入ってこない。ベンチで本を開いて、ただ座っている若造に成り下がる。

とても素敵で憧れるが、僕はそういうわけにはいかない。

・オススメしない

どんなに感動して、みんな読むべきだ!!と思っても、僕は決して人に勧めない。先ほども言ったが、本は読む人によって内容も変わる。それに人の学びにはタイミングというものもある。だから、自分からは決して勧めない。

読書をすると言うと、オススメありますか?と聞いてくる人もいる。大抵が僕を尊敬してくれているような人だ。(勘違いとは言わないで欲しい)そのような人にも基本は勧めない。その本が僕の全てを表すと思ってもらっては困るからだ。本の内容全てが、僕の考え方と同じと思ってもらっては困るからだ。

そんな本はない。僕はそういうわけにはいかない。

・何か一つでも得られれば成功

本に書いてあること全てを得ようとする必要はない。著者が本当に伝えたいことは実は少ない。本気を出せば、1/10くらいの分厚さにできるだろう。ただ、説明不足で伝わらないこともあるし、そもそも、そんな薄い本は1500円では売れない。(全ての著者と出版社の方々に心からの謝罪を。アーメン)

ほとんどが伝えたいことの説明と、盛った部分だ。

本なんてそんなものだから、全てを得ようとしなくていい。なんなら、一つ得られたことがあればそれは成功だ。

それもできない時は、あなた自身がまだその本を読むタイミングでは無かったか、その本が燃やされるべき存在であるか、どちらかだ。それがわかっただけでも良しとしようじゃないか。


いかがでしたでしょうか。

僕は小説をあまり読まないので、それ以外のジャンルの本に内容が寄ってしまったが、これは仕方ない。「マイルール」だからだ。べつに普遍のルールではない。

ただ、こんなマイルールのおかげで、今も読書を楽しめている。そして本から多くを学び、僕自身、そして人生にも大きく役立ってきた。

これがあなたの読書との向き合い方に、そして読書の「マイルール」いや「ユアルール」を作ることにお役に立てれば光栄だ。

それではまた。

















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