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凡人が自伝を書いたら

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凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
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2021年3月の記事一覧

【凡人が自伝を書いたら 108.凡人、自伝を書く】

さあ、宴もたけなわ。 ここいらで、一旦終いとさせていただきます。 「妹の結婚式」を終えた…

【凡人が自伝を書いたら 107.僕はこの家族の一員である】

迫る妹の結婚式のため、僕は急遽、母に一人旅を強制終了させられ、実家へと舞い戻ってきた。 …

【凡人が自伝を書いたら 106.凡人一人旅(後編)】

大学生の時に、夏目漱石の「坊っちゃん」を読んで以来、「道後温泉」には一度行ってみたいと思…

【凡人が自伝を書いたら 105.凡人一人旅(前編)】

退職から1週間。 10年続けていた仕事は、もはや「習慣」のようになっており、それがいきなり…

【凡人が自伝を書いたら 104.最高の贈り物】

最後の1週間。 スケジュール的に、会うのは今日が最後というスタッフがちらほら現れ出す。 …

【凡人が自伝を書いたら 103.何が悪いと言われれば、運が悪かったんだ】

「ぶっちゃけた話、なんだかそんな風になるんじゃないかとは、思ってまたんですよね。。笑」 …

【凡人が自伝を書いたら 102.僕はそういうわけにはいかないのです。】

「おぅ、お疲れ。」 いつも通りの、ややくたびれ気味のスーツを羽織って、上司が店に顔を出した。 事前に、店に来るとは聞いていなかったが、先ほど流したメールの件だろう、ややテンション低めだった。 「ハァ〜」と、ため息でもつきたそうな顔をしていた。 とりあえず、「お疲れ様です。」と声をかけ、2人でタバコに火をつけた。 「お前も見たやろ?あの議事録。」 「ええ、見ました。」 「そうかぁ。俺もあのまま店長たちに流すかどうか、迷ったんやけどな。変な話、隠してもしゃあないと思