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緊張感MAX!粘着犯が登場する名作サスペンス映画

恐怖のメロディー


今日は1971年公開の映画「恐怖のメロディー」についてお話しします。この映画は、クリント・イーストウッドが監督・主演を務め、ジェシカ・ウォルターが共演するサイコスリラーです。

物語は、クリント・イーストウッド演じるラジオDJのデイヴ・ガーヴィンが深夜番組でジャズのリクエストを受けるところから始まります。

彼のもとに頻繁にリクエストを送る女性エヴリン・ドレイパーと出会い、二人は関係を持ちます。しかし、エヴリンの行動が次第に奇妙な方向へ、
エスカレートし、デイヴの生活は一変してしまうというお話です。

それでは、この映画の見どころを3つのポイントに分けてご紹介します。

1. サイコスリラーとしての緊張感

「恐怖のメロディー」は、サイコスリラーとしての緊張感が際立っています。エヴリンの徐々に明らかになる狂気と、その行動が引き起こす恐怖が観客を引き込みます。

2. 音楽の使い方

映画では、音楽が重要な役割を果たしています。デイヴがDJとして働くラジオ局で流れるジャズのメロディーが、映画の雰囲気を一層高めています。特に、エヴリンのリクエスト曲が繰り返されるシーンが、彼女の執着と狂気を象徴的に表現しています。

3. クリント・イーストウッドの監督デビュー

「恐怖のメロディー」は、クリント・イーストウッドの監督デビュー作です。彼はこの作品で、緊張感とスリルを巧みに演出し、監督としての才能を示しました。また、主演としても存在感を発揮し、デイヴの葛藤と恐怖をリアルに演じています。

危険な情事

1987年公開の映画「危険な情事」についてお話しします。この映画は、エイドリアン・ライン監督、マイケル・ダグラス、グレン・クローズ、アン・アーチャーが出演するサイコスリラーです。

物語は、マイケル・ダグラス演じるニューヨークで成功した弁護士ダン・ギャラガーが、妻ベスと娘エレンと幸せな家庭を築いているところから始まります。

ある週末、妻と娘が家を留守にしている間に、ダンは出版社の編集者アレックス・フォレストと一夜の情事を持ちます。しかし、その一夜がアレックスの執着心を引き起こし、彼女はダンとの関係を続けようとします。

ダンが関係を終わらせようとすると、アレックスは次第に狂気じみた行動を取り始め、ダンの家族に危険が迫ります。物語は、ダンがアレックスの執念
深い行動に苦悩するというストーリーです。

それでは、この映画の見どころを3つのポイントに分けてご紹介します。

1. サイコスリラーとしての緊張感

「危険な情事」は、サイコスリラーとしての緊張感が絶妙です。アレックスの行動が徐々にエスカレートし、ダンと彼の家族に対する脅威が増していく過程がスリリングに描かれています。特に、アレックスが家族に対して直接危害を加えようとするシーンは、観客をハラハラさせます。

2. 複雑なキャラクターの心理描写

映画は、キャラクターの心理描写が非常に丁寧に描かれています。ダンの後悔と恐怖、アレックスの執着と狂気、そしてベスの苦悩がリアルに描かれており、観客はそれぞれのキャラクターに共感しやすくなっています。この心理描写が、映画の深みを増しています。

3. 視覚的および音楽的な演出

「危険な情事」は、視覚的および音楽的な演出が見事です。アレックスの狂気を象徴するシーンや、ダンが追い詰められていく過程を描く映像が印象的です。また、音楽が映画の緊張感を高める重要な役割を果たしており、観客の感情を引き込む効果を持っています。

愛が壊れるとき

1991年公開の映画「愛が壊れるとき」についてお話しします。この映画は、ルイス・マンドーキ監督、ジュリア・ロバーツ、パトリック・バーギンが出演するサスペンススリラーです。

物語は、ジュリア・ロバーツ演じるローラが恋人のマーティンと結婚し、ケープコッドの海辺の豪邸で幸せな生活を送るはずだったところから始まります。

しかし、マーティンは極度の潔癖症で、ローラに異常な執着心を抱き、次第に暴力を振るうようになります。ローラは限界を感じ、自らの死を偽装して新しい人生を歩もうと計画します。

ローラは水泳を習得し、ある晩のクルーズ中にヨットから転落し、行方不明となります。実際は、自宅前の浜辺に泳ぎ着き、用意していた荷物を持って家を出ました。ローラは「サラ」と名を変え、アイオワ州のシーダーフォールズに引っ越します。そこで彼女は、大学で演劇を教える心優しいベンと親しくなり、新しい生活を始めます。

一方、マーティンはローラが実は生きていることに気づき、彼女を再び追い詰めていくというストーリーです。

知名度はありませんが、ストーリーに思わず引き込まれてしまう良作で
おすすめです。

ゆりかごを揺らす手

1992年に公開されたサイコスリラー映画「ゆりかごを揺らす手」についてお話しします。この映画は、家庭に入り込んだ危険な女性が家族を崩壊させようとする恐ろしいストーリーです。それでは、あらすじと見どころを一緒に見ていきましょう!

映画は、クレア・バートンという妊婦が、産婦人科医に性的暴行を受けることから始まります。この事件が公になり、医師は自殺し、彼の妻ペイトンは流産し、すべてを失います。

ペイトンは復讐を誓い、偽名でクレアの家族にベビーシッターとして入り込みます。ペイトンは徐々にクレアの家族の信頼を得る一方で、陰で家族を破壊しようと画策します。緊張が高まる中、クレアはペイトンの真の目的に気づき、果たしてクレアと家族の運命はいかに…というお話です。

それでは、この映画の見どころを3つのポイントに分けてご紹介します。

  1. 心理的サスペンスの緊張感

ペイトンの計画が少しずつ進行するにつれて、観客はその緊張感を肌で感じます。彼女の巧妙な策略とクレア一家の知らないところで進行する陰謀は、終始ハラハラさせられます。

2.巧妙なシナリオ

この映画のシナリオは非常に緻密に作られており、次に何が起こるか予測できない展開が続きます。ペイトンの動機や行動が徐々に明らかになる過程は、観る者を引き込む力があります。

3.家庭の中の恐怖

一見普通の家庭が、見えない敵に脅かされる恐怖感がリアルに描かれています。安全と思われる家庭の中での侵入者の存在は、視聴者に日常生活の脅威を感じさせます。

ミザリー

1990年公開のスリラー映画「ミザリー」についてお話しします。この映画は、スティーヴン・キングの同名小説を原作とし、ロブ・ライナー監督、ジェームズ・カーンとキャシー・ベイツが出演しています。

物語は、ジェームズ・カーン演じる人気小説家ポール・シェルダンが新作小説を執筆し終えた後、雪の中で車を事故に遭い、意識を失うところから始まります。

ポールは、キャシー・ベイツ演じる熱狂的なファンであり看護師でもあるアニー・ウィルクスによって救われ、彼女の家で目を覚まします。最初は親切に見えるアニーですが、ポールが小説の中で自分の最も愛するキャラクター「ミザリー」を殺したことを知ると、態度が一変し、ポールを監禁し、新たな物語を書かせようとします。

ポールはアニーの支配から逃れるために、命を懸けた戦いを繰り広げることになります。

それでは、この映画の見どころを3つのポイントに分けてご紹介します。

1. ストーリーテリングの緊張感

「ミザリー」は、ポールとアニーの閉ざされた空間での緊迫したやり取りが見どころです。ポールが自由を求めて奮闘する一方で、アニーの狂気じみた行動が次々と明らかになり、観客を引き込んでいきます。

2. サイコロジカルスリラーの要素

この映画は、心理的な恐怖が主軸となっており、アニーの不安定な精神状態がポールに及ぼす影響が描かれています。観客は、アニーの予測不能な行動に対する恐怖とポールの絶望感をリアルに体感できます。

3. クライマックスの対決シーン

クライマックスの対決シーンは、この映画のハイライトです。ポールがアニーとの最終的な決戦に挑む場面は、緊張感が頂点に達し、息をのむ展開が待っています。最後まで目が離せないアクションシーンが見どころです。

キャシー・ベイツの怪演が光るこの作品、サイコスリラー映画でも常に上位にランクインされる名作です。この手の映画が苦手でなく、ご覧になっていない方には是非お勧めします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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コメント欄で皆さんの感想もぜひ教えてくださいね。それでは、次回のレビューでお会いしましょう。

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