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【2022読書】No.65〜68『IRONMAN 2022年2月号&3月号』『月刊ボディビルディング2022年2月号&3月号』

本日もお読みいただきありがとうございます。
2年連続で、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

2022年65〜68冊目の読書は、
『IRONMAN 2022年2月号』
『IRONMAN 2022年3月号』
『月刊ボディビルディング2022年2月号』
『月刊ボディビルディング2022年3月号』

でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

実は、元々愛読雑誌でして(笑)久しく読んでませんでしたが、
Kindle Unlimitedで読めることを発見し、
昨年から定期的に再び読むようになりました。

読んだ感想

今回は、どの号も読み応えがあったのですが、
個人的には、『IRONMAN 2022年3月号』
ダルビッシュ選手と鈴木選手の対談記事が面白かったです。

特に、ダルビッシュ選手の視点は参考になります。彼は、日本にいた時も、アメリカに渡ってからも最先端のトレーニング理論(いわゆるファンクショナルトレーニング系)を受けてきています。それでも、自分が1番良いと感じているのは、ベーシックな筋トレだと。競技動作に似せた動きに負荷をかけるというのはやらないと。感覚が狂うから。

そうなんですよ。競技動作と、トレーニング動作はどんなに似せても、似て非なるものであり、「動作を鍛える」というのは、そういうことじゃない。動作を使えるようにする自分の体を思い通りにコントロールできるようにする。そのことを指す。

ダルビッシュ選手は、とてもバランスがいい選手です。あらゆる面で偏ってない自分に必要なものの取捨選択がちゃんとできてる自分にとって何が良いか、何が悪いかをちゃんと把握している

型には、あまりはめすぎない方がいい。例えば、ランジの動きは、減速動作なんだけれども、どこを鍛えるとかそういう視点は抜いて、踵から入る・足部のコントロール・体幹のコントロールができて、下肢で生み出した力を効率的に上肢に伝える。それがうまくできていない場合に、トレーニングとして行うことが有効になってくる。が、できてるんだったら、やらなくていい。

スキルトレーニングにも、「基礎的スキル」「専門的スキル」があります。ランジ(という減速動作)がうまくできるかどうかは、基礎的スキルです。その上で、ピッチングスキルという専門的スキルに移行する。ピッチングスキルに何か問題があり、それが基礎ができていないからという場合に、トレーナー(パフォーマンスコーチ)が役に立つ。

トレーナーは、アスリートに対しては、自分の意見を押し付けない方がいい。トレーニングのためのトレーニングならやる必要がない。あくまでパフォーマンスアップにつながるトレーニングでなければ意味がない。むしろ、パフォーマンスを下げる可能性があるので要注意です。

逆に、鈴木さんの場合は、潔いというか、自分の専門性をハッキリ理解していて、筋肉をつけるプロですから、そこに特化してる。(鈴木さんは、現在読売巨人軍のコーチ)その上で、各選手がスキルトレを行い、自分の体をコントロールしていけば良い。パフォーマンスピラミッドの2段目(筋力)に特化してる。それを分かっているなら、筋トレはとても有効です。

パフォーマンスピラミッド

例えば、元巨人の澤村選手は、筋トレをガンガンやったからこそ、伸びた選手です。筋トレをただ単に否定している人は、筋トレをわかっていないんですよ。やり込んだことがない筋トレは、やり込むと良さがわかるし、それが競技動作と違うこともわかる。その上で、やるのかやらないのか、どう取り入れるのかを各々判断すれば良い。どうバランスをとっていくかを考えればいい。

筋トレでパフォーマンスが下がった選手・上がらない選手がいるならば、その違いを理解していないだけです。筋トレだけでパフォーマンス上がるなら、ボディビルダーが最強になります。が、実際は、違うわけで。

やることはなんであれ、やり方はどうであれ、いいんですよ、その人のパフォーマンスが上がっているなら。

こんな方にオススメです!

・ボディビルに興味がある方
・体のことに関して学びたい方
・トレーニングに関して学びたい方

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筋トレとかパフォーマンスアップに興味がある方は、こちらもどうぞ。


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