マッチングアプリwithに登録してみて その1

3月下旬に就活が終わった。ようやく私は長い長い戦いから解放されたのだ。就活という一つの関門を通過した私は、なにに対してなのか分からないが、ただ漠然と何かに対する自信があった。そんな私はこの漠然とした自信から何かに挑戦しようと思った。それはマッチングアプリを使って恋人を作ることだ。

これまで私は人生で1人しか付き合ったことがない。というのも、私はとにかく奥手で、好きな人はできるもののなかなかアプローチすることができず、ただただチャンスを逃し続けてきた。
唯一大学3年生の時に付き合った子も、正直自分が妥協したところがあった。私はこの子のことをこれっぽっちも好きではなかったが、この子の強い押しに負けてとりあえず付き合ってしまった部分があった。そのため私は、なんとかこの子のことを好きになろうと頑張ってはみた。しかし、どうにも会話が噛み合わなかったりして付き合い続けるのはきついと思いはじめた。
そんなこんなでなんとか別れを切り出すことに成功し、惰性で続けてきたこの恋愛に終止符を打つことができた。この詳細はまた別で書こうと思う。
とまあ、自分の理想が高いにもかかわらず、自分の度胸や恋愛スキルの無さから異性と付き合うことができずに人生のほとんどを過ごしてきた。

そんな私は今回、就活が終わったばかりで謎の自信がある勢いでマッチングアプリwithに3か月パックで登録してみた。

プロフィールを書き、写真を設定し、いざ出陣。
とにかくはじめは表示される女の子に対して、好みに関わらずひたすらいいねし続けた。すると1日もしないうちに2人の女性とマッチングした。しかし私はこの手のサービスをほとんど使ったことがなかったため、このせっかくのマッチングに対してびびってしまった。そして2日ほど放置してから初めてメッセージを送ってみた。だが、そんな2日も放置した相手から返事が返ってくるわけもなく、私は1人勝手に落ち込んだ。だがまだ2日しかやっていない。気持ちを切り替え、再びいいねをし続けた。すると1人の女の子と1時間もしないうちにマッチした。プロフィール写真は可愛い。さらに職業キャビンアテンダント。これはゲットするしかない。そう思い最初のメッセージを送ってみた。するとすぐさま返事が返ってきたので、そこからは自分の頭をフル回転させながらメッセージのやり取りをし続けた。だが恋愛奥手の私はある程度のやり取りの後、あまりにも他愛もない話ばかりしてしまい、やりとりするのに疲れてしまった。そんなつまらないやりとりの途中にもかかわらず、私はLINEの交換を申し込んだ。これまでのやりとりのペースより明らかに返信が遅い。もしや見限られたか。それでももう少し待とうと思いしばらく待ち続けたところようやく返事が返ってきた。LINE交換オッケーが出た。私はすぐさまLINEのIDを教えてくれと頼んだ。しかし、そこからが問題だ。待てども待てども返事が来ない。待ち続けて3日。とうとう私のメッセージ欄から彼女の名前が消えたのだ。なんだったんだあのオッケーと言う返事は。私は再び落ち込んだ。
だが私はこれでは終わらない。なぜなら3か月パックに課金してしまっているからだ。そう簡単に諦めてたまるか。

続きはまた進展があったら書こうと思う。