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『我が家のお墓 ~あなたと親のお墓選びから新しいお墓のスタイルが分かる~』第一章・無料全文公開

書籍『我が家のお墓 ~あなたと親のお墓選びから新しいお墓のスタイルが分かる~』より、第一章「「価格」で決めると失敗する!「心」で決めるお墓の選び方」の全文を公開します!

日本人のDNAに刻まれた「本来のお墓」に立ち返ろう

 皆様が連想するお墓のイメージって、どんなものでしょうか。

「暗い」「どんよりしている」「幽霊が出そう」「湿っぽい」「怖い」

夏の時期にお墓へ肝試しに行った経験がある方もいると思います。「お墓といえば幽霊」という定着したイメージが人々を怖がらせ、どちらかといえば北側よりや建物の陰などに作られがちな墓所の「日の当たらない雰囲気」が、それを助長しているように思えます。

しかし、元々お墓とは故人を慰め、子孫が先祖を身近に感じながら感謝を伝える場所でした。幽霊が集まっている場所でもなければ、南向きの明るい場所に建立してはいけない決まりもありません。

突然ですが、日本にもストーンサークルがあることを知っていますか?

これは世界中で見つかっている石造りの遺跡で、多くはパワースポットとして有名となり観光客を集めていますが、日本のストーンサークルには「お墓」として作られたものがあります。

ユニークなのは、お墓であると同時に、自然の力を生活に生かした数々の知恵がそこに含まれていることです。日時計の役割を果たしたり、夏至や春分の日などを知る手がかりにしていたり。縄文時代の人々にとっては生活になくてはならない必需品だったようです。

そんな大切な場所に死者を葬っていたということは、死者はケガレでもオバケになる怖い存在でも元々なかったのではないでしょうか。現在のように重く暗いお墓のイメージはありません。むしろ太陽の光をさんさんと浴びる明るい場所で、子々孫々をいつも見守ってくれている守り神のような頼もしさがあったことでしょう。

自然豊かな環境で毎年花を咲かせ、故人もお参り手も同時に慰めてくれる墓所には、古来日本人が感じていた「先祖と対峙する時の晴れやかな気持ち」が感じられます。それは日本人のDNAの深くに眠っている、本来のお墓の形に近いといえるのかもしれません。

お墓は高いという思い込みを取り去ろう

 「お墓は高い」――そう思い込んでいませんか? 一般的に平均相場は20〜200万円といわれています。なぜ、こんなに価格の差が出るのでしょうか。簡単に説明すると、価格のなかには墓石の料金だけでなく「墓地の永代使用料」が含まれているのです。

【永代使用料】
「この先ずっと子孫の皆様もこの場所を使用できますよ」という土地の権利の付与料金(土地そのものを購入できるわけではなく、あくまで使用権利を購入するということ)で、支払先はお墓を建てる予定の寺院や宗教法人、公営・民営の墓地などになります。

 対して墓石の料金は、石の加工や墓石を建てる工事を担当する「石材店」に払うものになります。つまり「地価が高い都心にあるお寺の広い敷地に、劣化しづらくて美しさを保てる石を使い、難しい加工を施して建てる」ほど、高額になるわけです。

価格は地域によっても大きく異なります。150万円を超えるような相場は東京23区内のみで、地方の場合20〜30万円ほどと、だいぶ安くなります。

時折「葬式代がないので親の遺体を捨てた」という痛ましい事件がニュースで流れます。人が亡くなると短期間のうちに葬儀代と墓所代が必要になるため、家族という心の拠り所を亡くし、ただでさえ不安を感じているところに、さらに金銭面のプレッシャーが加わり正常な判断がつかなくなっているのかもしれません。

このような不幸な事件をなくすためにも「お墓は高い」という思い込みは、まず捨てましょう。皆様の身の丈にあったお墓は必ず見つかります。

お墓のスタイルによる相場価格を知ろう

 数年前までは、お墓といえば確かに「高い買い物」でした。その理由は、子々孫々の代まで長持ちする丈夫な石材が必要だったり、管理料に予想以上のお金がかかるケースがあったりしたためです。しかし現在では年々価格が下がる傾向にあり、数年前には約181万円だった平均価格が、2017年には「永代供養墓」で約82万円と、ほぼ半額近く値下がりしたというデータがあります。

価格は選び方ひとつで高くも安くもなります。あらかじめ決まっている予算に合わせて低価格の墓所を選ぶこともできますし、遊び心を持たせたデザイン性の高いお墓を数百万かけてオーダーメイドすることだってできるのです。こういわれると、思ったよりも自由ではありませんか?

お墓というと「子孫が受け継いでご先祖様を弔い続けるもの」という認識が一般的ですが、そのなかでも家墓や納骨堂、樹木葬(第二章以降で詳しく説明します)など色々なスタイルがあり、どの埋葬形式を選ぶかで後々のお墓の見守り方が変わります。

他にも一代限りの供養を目的とした個人墓や決まった区画に多くの人を納骨する共同墓などもあり「家と墓は直系の男子が継ぐもの」という昔からのしきたりは、少しずつ薄れつつあるのが現状です。

それでは、お墓の種類ごとにおおよその永代使用料の相場を見ていきましょう。

 ■家墓/個人墓/共同墓

 <寺院墓地、財団法人などが経営する法人霊園、民営墓地>
地域や宗派、墓所のシステムなど様々な条件によって価格が変動します。

【参考】
「株式会社石乃家」http://www.ishinoya.co.jp/first/price/post_5.html
「樹木葬辞典」http://xn--i6qp24cjfctz3bpyl.com/column/597

 <公営墓地(都道府県や市区町村など自治体が経営する墓所)>
都や府、市区町村で管理され、空きがあれば使用者募集を行い、申し込みが多い時には抽選になります。エリアや霊園ごとに価格帯の差があり、年度によって多少の上下があります。

東京都は価格を公表しておらず、抽選に当選した人にのみ伝えられます。青山霊園で約420万〜1千万円といわれています。

 ■納骨堂

 最低価格は5万円ともいわれますが、その場合、戒名や毎年定期的に行われる供養などがつかないことがあります。

<寺院墓地、財団法人などが経営する法人霊園、民営納骨堂>

<公営納骨堂>

<神社が管理する納骨堂>

近年、増えつつあるのが、神社が管理する納骨堂です。神道式での永代供養となります。

■樹木葬(樹木墓)

 里山型か都市型か、1人1区画の購入か合同埋葬か、散骨かなど形式によって異なります。購入価格には永代使用料のほか、納骨費用や戒名、位牌、墓碑代などが含まれている場合があります。

<寺院墓地、財団法人などが経営する法人霊園、民営霊園>

<公営霊園>
公営の樹木葬(東京都では樹林墓地という名称で設立)はまだ多くありませんが、これから全国的に広がる可能性があります。東京都の最低価格と最高価格を掲載していますが、地域と区画面積、納骨する遺骨数によって大幅に差があります。

■自宅供養(手元供養)

 自宅供養には平均価格がありません。お墓を建てず手元に遺骨や遺灰を置いて自宅で供養を続ける方法で、その人・その家庭それぞれの希望の形で供養に必要なものを購入することになります。参考までに手元供養グッズの価格を紹介します。

ダイヤモンドとエターナルプレートは、いずれも「墓は持ちたくないが遺骨をそのまま自宅に置くのはためらわれる」というご遺族に受け入れられている新しい手元供養の方法です。

故人の遺骨や遺灰を使ってアクセサリーやプレートを作るので直接触れることができ、より身近に故人を感じられます。エターナルプレートは文字や図柄の彫刻ができ、故人の顔写真を転写したり好きな言葉を刻むこともできます。

 ■自然葬

 いわゆる「散骨」と呼ばれるものです。ここでは墓を作らない「散骨のみ」の方式で紹介します。法令による束縛がないため散骨する場所は自由です。そのため極端な例ですが、自分の手で遺骨を骨粉にして自宅の庭など身近な場所に撒いた場合には、かかる費用はゼロとなります。料金が発生するのは「散骨代行業者」を利用する場合です。故人の好きだった海や空へ散骨したいが直接現地へ行けない時など、代行業者に代理を依頼すれば代わりに散骨をしてくれて、終わったあとは「散骨証明書」を発行してくれます。現地への同行も可能です。

なかには海外とのルートを持ち「ハワイの海に撒いて」など希望を叶えてくれる業者もあります。自宅の庭や身近な場所に散骨する場合は、法律で規制されていなくとも、やはりマナーとして近隣の理解を得ておくことが不可欠です。

※特に記載のない価格データは、すべて2017年12月時のもの。

価格の内訳には落とし穴がある!

 ここまで紹介したお墓の価格は全て「永代使用料」のみで、通常は「管理料」が別途必要となります。管理料は一般的に年間で数千円ほどです。価格の内訳を見てみましょう。購入費には複数の項目が含まれています。

●土地の価格 = 墓地の永代使用料 + 年間管理料

●石の価格 = 墓石購入費 + 加工費 + 工事費(建立費) + 付属品費など

●寺など墓所管理者への運営費用 = お布施(納骨法要費や開眼供養費、管理料など)

使用する墓所の代金は、あくまで「使用許可」に対しての支払いであって、土地そのものを購入できるわけではありません。そのため土地を管理している霊園に対して管理料が発生します。一等地のマンションを買うと狭い家でもそれなりの価格になるように、お墓も地価が高いエリアで購入すれば永代使用料が高くなります。

石の品質でも価格は変わります。柔らかくて加工しやすい石は比較的安価ですが、早く劣化します。屋外に設置するタイプの墓所では、硬度が高い石でなければ長持ちしません。硬い石は加工が難しくなるので加工費が高くなります。

これらの理由により、お墓の価格は変わっていくのです。

ここまで読んでみて、いかがでしょうか? 何も知らないままでは「お墓を買う」ということから、こんなに色々な部分でお金が必要になるとは、想像しがたかったのではないでしょうか?

余分な費用をかけたくなければ「追加料金が発生しない」ということを、きちんと確認してから契約を結ぶようにしましょう。

追加料金とは「広告などに載っている価格が全てではない場合」に発生するものです。よく「広告で見た価格より請求額がかなり高くなるのは、なぜ?」という声を聞きますが、これは広告を作成したのが霊園か石材店か、お墓もしくは購入に関する費用の一部しか表示されていなかったか全てを表示していたかで生じるズレです。

例えば石材店が作った墓石販売用の広告なら、墓石代と基本加工費、工事費のみを掲載しているかもしれません。とすると、そこには「土地の使用料」が含まれていないことになります。仮に墓石が100万円で買えたとしても、霊園が別途提示する永代使用料が80万円なら、全ての請求額は180万円になるわけです。

他にも基本の彫刻加工以上のものを求めたり、耐震構造での工事をプラスしたり、外柵など基本以外の作業が必要になれば、その度に料金は追加されます。

予算の上限が決まっている場合は、それを超えないよう「価格の内訳」を契約前にしっかりチェックすることが大切です。

経済的に余力があるうちに考えておこう!

 日本人の平均寿命は世界でトップレベルです。それでも企業の定年時期が55歳から60歳に引き上げられた程度です。ということは、定年後20〜30年を超えるかもしれない長い余生を、多くの人が貯金と年金だけで切り盛りしなければならないわけです。

自民党の麻生太郎氏が、2016年の講演会で「90歳の高齢者が老後の心配をしている。いつまで生きるつもりだ」と発言し、その締めくくりに「そんなことを言っていたら、自分が後期高齢者になってしまった」と笑っていました。一部の表現には反発が出ましたが、高齢者となった自身の気持ちを上手く表しているのではないでしょうか。

体は元気でなんでも自分でできる。まだまだ若いと思っていたら、いつの間にか後期高齢者になっている。この先どうなるんだろう、どうすればよいんだろう? という不安は、誰でも感じるものです。「不安だからこそお金が使えない」という心理に陥りやすくもなります。

年金暮らしになってからお墓のことを考えると、何よりも一番に価格が気になるのは当然のことです。そこでチラシなどの安い商品に飛びついてしまいトラブルになるケースが、残念ながらあとを絶ちません。チラシに書かれている価格が全てだと思い込み、請求時になって初めて追加料金や別料金に気づいたり、安くて質の低い墓石をつかまされてしまったりするのです。

納得できないお墓を購入した人が「死ぬ甲斐がない」と冗談めかして言ったことがあります。「死んだあと魂や意識がどうなるかは分からないし、何も感じないのかもしれないけれど、それでも納得のいくお墓で眠りたかった」と。自身がいなくなったあと、もちろんそのお墓を子どもたちに管理してもらわなければならないので、後悔だけでなく申し訳ない気持ちにもなったのでしょう。

そうならないためには、経済的にも余力があるうちに、お墓について考えておくべきです。人は経済力があると気持ちに余裕が生まれます。余裕があれば冷静な判断ができ視野を広く保つことができますから、焦って選択を間違える可能性はグンと下がります。

家族が老いてからお墓の話をすると「縁起が悪い」と拒否されることも少なくありません。しかし、体力があり経済に余力があるうちなら、縁起の悪さに惑わされずに話し合う冷静さを保つことができます。

早くから家族で「送り方」「送られ方」について話し合う機会を持ち、それぞれの希望を話し合えるのは互いが元気だからこそできることなのです。

もう1つ経済的な問題で慌てて購入しないほうがよいのが「樹木葬」の場合です。多くの樹木葬が申し込み時の人数で永代供養料を設定し、人数が増えるほど料金が割安になる仕組みを採用しています。しかし、比較的価格が安いためか「とりあえず1人分で」という考えで購入してしまうケースが意外とあるようです。

あるご家族の例では、お父様が急死したために慌てて1人分の区画を購入して納骨。「1人分でも十分安かったので、とりあえず父の分だけ考えた」とのことです。その数年後にお母様が亡くなりましたが、申し込み時の人数で区画の広さが決められているため同じ場所には納骨ができず、仕方なく一番近い空きスペースを追加購入することになりました。

最初から「2人分」で申し込んでおけば永代供養料が割安になりますし、何より仲がよかったご両親を別々のスペースで供養することもありませんでした。

「手頃だから1人分買っておいて、いざという時に備えよう」と考える人も多いようですが、樹木葬もお墓です。あとあと家族として同じ場所で眠りたい、弔いたいと考える方がいるかどうかを早いうちに確認しておくと、購入時の選択ミスを防ぐことができますよ。

「価格」でなく「心」でお墓を選ぶには?

 どんなものでも「安いにはワケ」があります。それは、お墓も同じです。万が一トラブルがあって途中で嫌になったとしても、契約をしてしまったあとでは簡単に返品できません。後悔しないためには「気持ちが納得できるお墓」を買うのが一番です。

では、どうすれば後悔しないお墓を探せるのでしょうか? ここで大切なのは「価格」だけを基準にしないことです。「安いお墓を買うな」といっているわけではありません。あなたたち家族に見合ったお墓を「心」で決めて欲しいのです。「心」とは供養される側の気持ち、そして供養する側の気持ちを第一に考えるということです。

例えば最近増えてきた散骨ですが、選ばれている理由のトップは「故人の希望」です。

●お墓の負担を家族に背負わせたくない
●魂を信じていないからお墓はいらない
●お墓に高いお金をかけたくない
●骨など捨ててくれてもよいが、それはあんまりだと思うから散骨でいい

こうして並べると、実は本心から散骨を望んでいるわけではない場合もあることが見えてきます。それは「迷惑をかけたくない」という家族への愛情や遠慮がベースになっています。そして「見送る家族の気持ちや望み」が入ってないことにも気づかされます。

もし「お金がないからお墓は買えない」としているなら、散骨を考えるのもよいでしょう。ただ、全てを撒いてしまうと骨粉は水や風に流されて、いずれその場所から広く散ってしまうのを意識した上で決めなければなりません。お墓を作らないのなら特にです。

自由に空を翔けて羽を伸ばしたいなら、理想的な送り方、逝き方ということもできるでしょう。しかし「故人に会いたい」と思った時に心のよりどころとなる墓標がどこにもないことは事前に理解し、心構えをしておく必要があります。

比べて樹木葬は低価格でありながらも「確実にそこにいることが分かる」埋葬の形なので、会いたくなったらその場所へ行けばよいという安心感があります。

里山型の樹木葬では、納骨場所に樹木を植樹し目印を付けることができます。都市型の場合の多くは石のプレートを置いて、どこに家族が眠っているのかがすぐ分かるよう整えられていますし、プレートには家名や個人名だけでなく「ありがとう」など家族からのメッセージを刻むこともでき、いつまでも心が通じ合っている実感を得られます。

「墓石を購入しないから安く済む」という理由で樹木葬を選ぶ人もいるようですが、実際には石のプレートを用意している霊園がほとんどです。プレートの価格が永代使用料に含まれているかどうかは霊園ごとに違いますから、購入前に確認しておきましょう。

安らかに眠れて、子どもたちへの過度な負担を心配せずに済み、見送る親族の気持ちも落ちつく……そんなお墓と出会うことができれば、それがどのような形式であっても「納得できるお墓」となるはずです。

地方の霊園によっては「数年後の合祀(ごうし)(他の遺骨と一箇所にまとめる)に同意すること」を条件に、数万円程度から納骨できる合同区画を用意しているところもあります。価格は低くても同じ場所で眠る皆様と一緒に供養してもらうことができるのですから、見送られる側と見送る側、双方の気持ちがおさまるよい選択の1つです。

【第一章のポイント】

 ●お墓の相場価格は、地域やお墓のスタイル、選び方で変化する。高いという思い込みに惑わされてはいけない。

●お墓の購入時には、契約する前に霊園の永代使用料、暮石の購入価格、暮石の加工費や設置費用など項目ごとの価格と総額を必ず確認しよう。追加料金が発生する場合は、その内容と金額も忘れずにチェックを。

●家族が元気なうちにお墓の希望を話し合っておくこと。選ぶ時には焦らず、価格に振り回されず、供養する側とされる側が互いに納得できる墓所を選ぶこと。

*   *   *

第一章はここまで!
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書籍『我が家のお墓 ~あなたと親のお墓選びから新しいお墓のスタイルが分かる~』

●書籍情報

これを読めば「我が家にピッタリのお墓」が一目でわかる!

「縁起でもない」と家族での話し合いを避けてしまいがちなお墓の話題。
本当はもっと自由に家族の事情にあったお墓選びをするべき時代に来ています。
代々のお墓を持つ人も、一代限りのお墓を探している人も、お一人様もそれぞれが納得できるお墓の選び方を、樹木葬という新しい埋葬スタイルを中心に紹介しています。

あなたの家族構成や予算にあった選び方のヒントも学べ、読むと気持ちが軽くなる終活本です!

【目次】

第1章 「価格」で決めると失敗する!「心」で決めるお墓の選び方
第2章 読めば分かる!「うちにピッタリ」なお墓の選び方
第3章 意外と知らない!お墓購入の流れと注意点
第4章 心を込めて晴れやかに見送る「樹木葬」
第5章 お墓そのものを手放したい時は!?
第6章 親子のお墓トラブル……ケンカの理由は?!
第7章 お墓参りの基礎知識とマナー
巻末付録 世界に見る様々な葬送スタイル

【購入者様への特典】

「あなたの希望にあったお墓の選び方一覧表」PDFテキスト

●著者プロフィール

仰倉 あかり

1969年生まれ 福岡県出身
ホームヘルパー2級資格所持

介護の現場に立っていた頃、多くの高齢者から、胸に抱えたまま人に相談できずにいる生き方、逝き方への悩みや本音を聞いた経験を持つ。家族関係が時代とともに変化する中で、お墓に対する認識の世代間のズレや、若い世代の墓守りに対する精神的・金銭的な悩みにも触れたことで「自由なお墓選び」の必要性に気づき、本著を手がける。
デザイン関連、サービス関連の職を経てフリーライターへ。
ヘルスケア、企業ホームページ等のライティング、各種インタビュー記事など多く手がける。

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