ゴキゲンもっちー

香港の大学で日本語、日本文化、日本の現代事情を教えています。 週末の継承語教室では3歳…

ゴキゲンもっちー

香港の大学で日本語、日本文化、日本の現代事情を教えています。 週末の継承語教室では3歳~8歳のこどもたちの前で「歌のオバチャン」姿をご披露しています。

最近の記事

オンライン授業でジグソーリーディングに挑戦!

先週末、参加したSOJLEHK主催のワークショップ「読解教材を作ろう」で、読解授業案を作成しました。Zoomのブレイクアウトを利用してグループメイトと一緒に各自が持ち寄った読解素材の中から話し合いながらタスクを設定する作業がメッチャ楽しく、成果物もなかなかいい物ができたのでせっかくだから授業で使ってみよう!と思い立ち、今週の木曜日にあった初中級~中上級が混在するクラスで使ってみました。 ジグソーリーディングについて詳しいやり方を知りたい方というはぜひググってみてね!簡単に言

    • #グローバルにつながる0320 に参加しました

      書きたいことはドンドン溜まり、片づけなければならない仕事も山盛りだというのに、昨晩参加した #グローバルにつながる0320 もとい、「日本語教育学会国際連携委員会主催 世界中の日本語教育関係者のためのオンライン交流会」(詳細はココから)のことについて書いちゃいますよ~。 ほぼ毎週参加している#Zoomでハナキンのノリで参加しようとしていた割には、「オンライン授業におけるソーシャルプレゼンスー言語・非言語コミュニケーションの意識的活用」なんてお題を発題しちゃった根は真面目なワ

      • PPTで遊ぼう!-授業を楽しく

        オンライン授業のときはICTツールをガンガン使って授業を盛り上げていたワタクシですが、ハイブリッドになると色々と仕込みが必要になり、ちょっと面倒だな~と思い始めた今日この頃。他でもない「私自身」が楽しく授業ができる方法はないかと、#Zoomでハナキン の二次会でやったゲームをアレンジしてみました。使ったのはPPTだけでしたが、結構盛り上がったのでご紹介しま~す。 1.「あもすんさん」の脱出ゲームをヒントに【〇〇を探せ!】「肉」とか「野菜」とか「果物」とか文字だけ覚えてもちっ

        • 授業見学のマナー

          どうも~。9月に入ってから毎日毎時間毎分毎秒バタバタバタバタバタバタが続き、なかなかnoteを更新できないワタシです。あれ?簡単に書けるからnoteを選んだんじゃなかったっけ?と今更ながら自分の3日坊主っぷりに感心しています。 さて、Twitterを見ていたら、授業見学のマナーに関する呟きを見かけて、ちょっとだけ(いやかなり)驚きました。その内容はというと、 ・指導目的での上司の見学や、勉強目的で互いに見せ合う場合は良くない点の指摘もOK ・そうでない場合、見学後は感謝の言

        オンライン授業でジグソーリーディングに挑戦!

          お子ちゃまクラスのオンライン授業②

          7月29日のnoteでお子ちゃまクラスのオンライン授業の様子をアップしましたが、その後も夏休み期間をちょろっと挟み、相も変わらずオンライン授業が続いています@第3波が収束に向かいつつある香港の幼児教室。 第1波~第2波にかけて香港全体で休校措置がとられる中、教室もお休みを余儀なくされていた時期がありました。教室を通して保護者に「オンライン授業にするのはどうですか?」と聞いたときは、「対面がいい」とのお答えだったので断念したのですが、とりあえず現時点ではオンライン授業に対して

          お子ちゃまクラスのオンライン授業②

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク④カメラオンの場合

          アイスブレイクネタもいよいよ最後のグループ、カメラオンしていることを前提にしたアクティビティをご紹介します。ちなみに前3回と同様に、今回の場面もアイスブレイクとして使うことを想定していますので、前もって準備をする必要は一切ナシ!教師も学習者も気楽にオンライン授業を楽しんじゃいましょう。 1.この人はだれ? ギャラリーに顔を出している人の中から一名の特徴を口頭で述べ、誰のことを言っているのか当ててもらうものです。上半身しか映っていないので髪の色や長さ、眼鏡の有無などヒントが限

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク④カメラオンの場合

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク③カメラオンしてほしい場合

          前回に引き続き、アイスブレイクネタをご紹介します!カメラオンは強制しないけど、せっかくのオンライン授業なんだから、たまにはカメラをオンにしてもらいたいなぁ~と思ったら、こんなアイスブレイクはいかがでしょうか? 【お宝探し】 教師が指定したモノ「長いもの」「赤いもの」「楕円形のモノ」などを制限時間内に探し出し、せーのっ!でカメラに映し出してもらうアクティビティ。学習者に考える暇を与えないために制限時間は短めの10秒ぐらいにするのがコツです。「じゅーう、きゅーう・・・さーん、に

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク③カメラオンしてほしい場合

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク②カメラオフの場合

          オンライン授業で困っていることは?と聞くと、学習者がカメラオンしてくれないこと!という答えが必ず出てきますが、前記事でも書いたように私はオンライン授業の際、特定の場面を除いて学生にカメラオンすることを強制していません。 その理由は、主に香港の住宅事情にあります。ウサギ小屋どころかハムスター用ケージもしくは虫かごと呼んだ方がいいぐらい、香港の住宅事情は劣悪です。なにしろ1106.8平方キロメートルしかない土地に約750万人が居住、人口密度は6800人を超えてしまうのです(香港特

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク②カメラオフの場合

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク①点呼

          ZoomでハナキンやZoomで実践シェア会などなど様々な場所でご紹介しているオンライン授業ネタ、今回はアイスブレイクに使える小ネタをご紹介したいと思いまーす。パチパチパチ …っていうか、私がnoteを始めたのはこの小ネタを紹介するためでしたね、そういえば(出典はコレ↓)。 ちなみに本日8月10日(月)の時点で参加型も、ブログもクリア、Youtuberにはなっていないけどシェア会の様子が動画で公開されているのでセミクリアってところでしょうかね。この辺の詳細は一番最初の記事、「

          オンライン授業ネタ:アイスブレイク①点呼

          MHB2020大会-オンライン大会に参加!

          8月8日、9日の両日にかけて開催された 「母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会」(https://mhb.jp/)のオンライン大会に出席しました!例年だとオンサイトでの開催になるのでなかなか参加が叶わない大会だったのですが、今年はなんとオンラインでの開催となり、無事に参加することができました~。 元々は上越教育大学で開催される予定だったのが、新型コロナウイルス感染予防策でオンサイトでの開催が危ぶまれる事態になったため、急遽オンラインでの開催になった本大会、定員を上回

          MHB2020大会-オンライン大会に参加!

          HKDSE-Hong Kong Diploma of Secondary Education Examination ②

          それでは皆さんお待ちかね、前記事で書いたHKDSEの日本語科目の試験の概要についてサラーっとご紹介したいと思います(誰も待っていないというツッコミは受け付けませんYO!)。 HKDSEでは「日本語」を選択して受験することができますが、当然のごとく香港の教育局には日本語の試験を作成する人材もノウハウもありません。なので日本語を選択した受験者はCambridge Assessment International Education(ケンブリッジ大学国際教育機構)が提供するAS

          HKDSE-Hong Kong Diploma of Secondary Education Examination ②

          HKDSE-Hong Kong Diploma of Secondary Education Examination ①

          HKDSEとはなんぞや?簡単に言うと大学入試のセンター試験です。英語の正式名称は記事のタイトルになっていますが、中国語の正式名称は「香港中學文憑」で、要するに中等教育修了証書…を獲得するための試験がHKDSEです。ちなみに「中等教育」は中学校・高校を指しています。 その試験の必修科目は中国語、英語、数学、通識(一般教養)なのですが、多言語多文化社会の香港には中国語を母語としない人が少なからず存在するため、一部の少数民族の子女は中国語の試験を受ける代わりに自分たちの母語である

          HKDSE-Hong Kong Diploma of Secondary Education Examination ①

          初☆お子ちゃまクラスのオンライン授業

          平日は大学生相手に授業をしているワタクシですが、土曜日のみ3歳~8歳を対象としたお子ちゃま教室で継承語としての日本語クラスを担当しています。ちなみにこの教室では日本語クラス以外にも算数のクラスも担当しているのですが、いわゆる計算をバンバンさせたり機械的に丸暗記させるようなやり方でなく、論理的思考を養うことそして問題解決能力を身に着けることを目標にしているので、パズルや脳トレ的な問題も多くかつ国語的要素もたっぷりなので教えている方も楽しいんですよね~。 大学の授業に関しては1

          初☆お子ちゃまクラスのオンライン授業

          わたしがnoteを始めた理由

          …って、実は全然大した理由じゃないんですけどね。 前記事で紹介したZoomでハナキンは「乾杯の音頭」終了後、参加者たちは色々なテーマに分かれたたくさんの小部屋(なんと50部屋!)に分かれて、まったり話し合う・じっくり話を聞く・ガンガン激論を交わす・ひっそり情報を得る・とりあえず聞くだけ聞いてみる等々、これまた様々なスタンスで参加するのですが、ある日ワタシが勝手に師匠と仰ぐさくましろうさんが、ハナキンで「Wordpressでブログ作成に興味がある人」という部屋を作ったのがきっ

          わたしがnoteを始めた理由

          Zoomでハナキンって知ってる?

          Zoomでハナキンってご存じですか? 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐために外で飲まなくなった酒好きの方々が苦肉の策で生み出した新しいスタイルの飲み会(*拡大解釈)なんですが、日本語教師の中でもそのZoomでハナキンが流行っているのです。 その中でも最大派閥を誇るのが、冒険家村上さんが毎週金曜日に行っているその名もZoomでハナキンという集いなのですが、このハナキン、本格的に始まるのは21時30分(日本時間)からなのに、21時から「乾杯の音頭」と称して30分ぐらいミニトー

          Zoomでハナキンって知ってる?