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サービスの全体像とミニマム機能 (ゲームみたいなニュースサービスを作ってみる 5)

前回のふりかえり

どうも、gokeです。
前回は実装のハードルと踏み台を確認しました。
なんとなく作れそうな気がしているので今回はサービスの全体像と、
まずはどこまで作るのかというところを考えていこうと思います。

【やることリスト】
0. 目的と目標を確認
1. アイデアを思いつく
2. そのアイデアを検証する
3. 設計する
 i. サービスの概要と基本的なUX
 ii. サービス名とドメイン
 iii. 実装のハードルと踏み台
 iv. サービスのフル機能とミニマム機能 ◀︎今ここ
4. ミニマムで作る
5. 実験する
6. ちゃんと作る

サービスのフル機能

簡単にいうとドラクエっぽい世界観を作りたいと思っています。
構成はこんな感じです。

1. オープニング
2. 戦いの日々
3. なんらかの中間ゴール
4. クリア・・はない

オープニングでは王様が仲間を連れて旅に出なさい的なことを言ってきて、ゲームのシステムを説明してくれます。
仲間というのは「政治」「経済」などのニュースカテゴリが名前になっている人たちで、彼らのレベルをあげることが自分のニュース力を高めることになるという感じです。

戦いの日々というのがメインの機能で、
ニュースがわんさか出てきてそれをバッサバッサと読み倒す感じ。

可能であればなんらかの中間的なゴールがあるといいなと思います。
例えばレベルがある一定以上になるとステージが変わるとかなんかのボスが出てきて何かで戦うとか。

そしてこれはゲームっぽいニュースサービスなのでクリアはないですね。
使い続けてもらう工夫が必要になりそうです。

流れはこんな感じですが機能面で何が必要かというと、

1. オープニング
 i. ログイン機能(ユーザー識別) 
2. 戦いの日々
 i. ニュースが出現する機能
 ii. 出てきたニュースを読み倒す機能
 iii. 読んだニュースの数?に応じて経験値がたまりレベルが上がる機能
3. なんらかの中間ゴール
 i. 条件に応じて発生するイベント
4. クリア・・はない
 i. 飽きない仕組み

こんな感じでしょうか。
一旦フル機能は定義できたとします。

ミニマム機能

さて、フル機能からどの部分を切り取れば最低限このサービスの価値が測れるでしょうか?

1. オープニング
 i. ログイン機能(ユーザー識別) 
2. 戦いの日々
 i. ニュースが出現する機能
 ii. 出てきたニュースを読み倒す機能
 iii. 読んだニュースの数?に応じて経験値がたまりレベルが上がる機能
3. なんらかの中間ゴール
 i. 条件に応じて発生するイベント
4. クリア・・はない
 i. 飽きない仕組み

こうかな、と思います。
ところでミニマムで作る部分もパーフェクトに作る必要はありません。
例えばオープニングは動画でわかりやすくしたいな、と思っていてもそれは後回し。伝わる最低レベルのものをまずは作ります。

なんとなく良さげだなと思うのは3も4も後から追加しやすい要素だなというところです。

コラム「MVP」
ちなみにミニマムで作るというのは「Minimum Viable Product」と呼ばれます。実用最低限の製品という意味です。
この記事によると
「MVPの最大の目的は、仮説検証による学びの獲得だということだ. 繰り返しだが、顧客に売れる最低限のプロダクトを作ることではない.」
とのことです。
この記事にもありますが、よく例に出されるのがZapposの「注文があったら自分たちで買いに行って送る靴のEC」です。

まとめ

とりあえず諸々決めることができました。
次回からはいよいよ実装に移っていきます。

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