本当に作れるの? (ゲームみたいなニュースサービスを作ってみる 4)
前回のふりかえり
どうも、gokeです。
前回はサービス名とドメインをなんとなく決めました。
今回は設計のなかの「実装のハードルと踏み台」に取り組んでいこうと思います。
【やることリスト】
0. 目的と目標を確認
1. アイデアを思いつく
2. そのアイデアを検証する
3. 設計する
i. サービスの概要と基本的なUX
ii. サービス名とドメイン
iii. 実装のハードルと踏み台 ◀︎今ここ
iv. サービスのフル機能とミニマム機能
4. ミニマムで作る
5. 実験する
6. ちゃんと作る
実装のハードル
さて、このサービスを作るのにハードルとなるのはどんな点でしょうか?
サービス作成に必要なものを書き出してみます。
・自動的に更新されるニュース記事とニュースカテゴリ
・ユーザーが見るページのコード
・ユーザーが見るページの画像などのコンテンツ
・仕組みとなる裏側のシステム
・ゲームのシナリオ的なもの
・ゲームのシステムロジック
このくらいかなと思います。
これらを分類してみます。
自分の力だけでは不安
・自動的に更新されるニュース記事とニュースカテゴリ
・ユーザーが見るページの画像などのコンテンツ
・ユーザーが見るページのコード
いつも通りでいけそう
・仕組みとなる裏側のシステム
なんとなくできる気がする
・ゲームのシナリオ的なもの
・ゲームのシステムロジック
こんな感じに分けられました。
普段のサービス開発で登場するようなプログラミングや、
ゲームのロジック周りはなんとなくできそうな予感です。
問題なのは自分だけでは難しそうな部分です。
これらがいわゆる「ハードル」です。
でも、これらのハードルは踏み台を使うことによって容易に越えられる場合があります。そんな都合の良い踏み台があるかどうか確認してみましょう。
コラム:マネするのはダメなこと?
僕は「誰かのマネをしたくない。世の中にないものを作りたい。」
という独自性を追い求める気持ちがとても強いです。
クリエーターとはそういうものなんだと思います。
でも、冷静に考えなければならないのは「どこで独自性の勝負するか」ということです。
例えば美味しいラーメンに感動して「自分もラーメンを作ってみたい」と思った時どうしますか?
まずは一般的なラーメンの作り方を学ぶと思います。
これをやらずに0からラーメン作りを研究しようとすると、クックパッドで一瞬で調べられることに何十年もの研究期間が必要になるかもしれません。
何十年もかけてようやく作ったラーメンが小学生でも作れるようなものだったら悲しいです。
だから、学べるところは徹底的に学び、あるものは徹底的に活用する。
そして独自性で勝負するところはすでにあるものの上に作るのが文化的取り組み方だと思います。
実装の踏み台
実装のハードルとなりそうな3つについてひとつずつみていきましょう。
・自動的に更新されるニュース記事とニュースカテゴリ
これが一番大事な部分です。
ここが自動化できない場合、自分でやるか、誰かに頼むかして最新のニュースを集めなければならなくなります。
そこですぐに思いつくのがニュースサイトのニュースをAPIで呼び出すことができないだろうかということです。
有名どころのニュースサイトが親切にAPIで記事を提供してくれていないか調べてみます。
▼Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは2014年にAPIの提供を終了したようです。
▼Google News
こちらの記事によるとなんか簡単にできそうです。
https://news.google.com/atom?ie=UTF-8&oe=UTF-8&topic=w&hl=ja&gl=JP&ceid=JP:ja
また、こちらの記事からニュースのカテゴリもわかりそうです
ir ピックアップ
y 社会
w 国際
b ビジネス
p 政治
e エンタメ
s スポーツ
t テクノロジー
po 話題のニュース
今回はGoogle Newsを使うことにしましょう。
・ユーザーが見るページの画像などのコンテンツ
・ユーザーが見るページのコード
コードに関しては普段通りの部分(文字とコンテンツを並べるだけ)は問題ないですが、デザインの部分に若干不安を感じています。
昔のRPGっぽくするためにはあえて文字や画像をカクカクにしたり、それっぽい演出のアニメーションを入れたりすることが求められます。
この辺りも使えるものがないか検討してみます。
▼ドラクエっぽいページ &ドラクエっぽい画像
このページに色々使えるものがありそうです。
ということで、なんとなくひとりでいけそうなことがわかりました。
次回は一旦どこまで作るのかを定義してそろそろ作り始めたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?