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スロウ。

またしても、秋だと思ったのに…な気温。

2023.9.27(水)

短歌ブームってなんだろ?
昨日のツイートが伸びていて、考えこむ。
私は、概ね歓迎の向きなのだが、そこで短歌を知った人の何割が、さまざまな歌集に辿り着いてくれるのかな?と気になっている。

歌歴12年で、年数短い方だけど、歌集の出版や流通の環境は不思議だなあと思ってきた。
謹呈文化、読者が出版社に注文する、著者から購入…これが主に歌集をめぐる環境だった。大手の書店で歌集を手に入れるのはなかなか難しかった。

そこから、近頃は、大手の書店へ歌集を流通してる出版社が何社か出来たり、メディアの力もあったり、その環境に変化がある。

もともと、ここ10年ほどを振り返ってみて、短歌とSNSとの相性は良い。

色々な流れのなかで短歌が続いていっているのも良いのではないかと思う反面、歌集に熱量を注いできた歌人からすると少し考えるところがあるかもしれない。どういう風に自分の歌を提示していくか、ということについて。

この出版社から出したいなあ、と思えばそこから出すし、もっと色々自分でやってみたいということなら私家版歌集もありかなあ、と思う。

まあ、ゆっくりで良いかと思う。
私は今までどおり、川のようなスロウな歌人でいようかな。