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エストニアの森から〜自然と共に生きるということ

3ヶ月振りほどに、エストニアへ戻ってきました。

夏至を迎えたエストニアは
23時まで明るい。

太陽の日差しと、爽やかな風が
みんなの心をうきうきさせる。


Viimsiという、首都タリンからバスで30分ほど離れた場所に、私の友だちが住んでいます。

タリン市街のように高いビルはなく、大きな庭付き一軒家がたくさん建つ、

高級住宅街なんだとか。

ヘルシンキ空港からタリンに着いた私は
タルトゥへ戻らずに
しばし友だちのお家でお世話になりました。

彼女は、私の初めてのエストニア人の友だち。

オーガニックショップで働いていた彼女と出会ったのは、私がエストニアに住み出して間もない頃。

エストニアのオーガニックブランドについて話を聞くうちに、すぐに仲良くなり、連絡先を交換したのでした。

今では1番の仲良しのお友だち。

彼女はヴィーガンで、グルテンフリー、その上乳製品も月に1度ほどしか摂らず、ほとんどオーガニックのものしか口に入れることも、肌につけることもしないほど。

エストニアの森の妖精です。

さて、彼女が毎日どんな食事をしているのか
氣になりますよね。


朝ごはん

ビタミンたっぷり
オレンジ100%のジュース
エストニア産のシーバックソーン(サージ)も入れて

そして、スムージーも作ります。

エストニア産ブルーベリー、シーバックソーン
バナナ、オーガニック生蕎麦の実、オーツミルク

ブルーベリーにはたくさんのビタミンがあります。
シーバックソーンも豊富なビタミンC、蕎麦の実はマグネシウムを多く含んでいます。

蕎麦の実は硬いので、前日の夜に水に浸けておきます。

裸足で庭へ出て、太陽をいっぱい浴びながら
栄養満点のスーパーフードをいただきます。


お昼ごはん

彼女はオーガニックのサプリメント店で働いています。

向かいには、オーガニックの食材や食品、コスメから日用品が揃うBIO MARKETがあります。

そこの惣菜コーナーに並ぶ、オーガニックのサラダをお昼によく食べるそうです。

彼女は本当に徹底してます。

豆腐、フムス、スイートポテト、黒レンズ豆、レタス、ザクロが入った、オーガニックでヴィーガン、グルテンフリーのサラダです。

こちらでも、ヴィーガンの人たちに豆腐は人氣です。


晩ごはん

仕事を終えると、BIO MARKETや近所のスーパーで買い物をして帰り、家で夕食を作って食べます。

彼女はヴィーガンですが、完全ではありません。
魚が大好きでたまに食べます。
月に一度は、肉も食べるそうですが、私は見たことがありません。

オーガニックのトマト、レッドオニオン、アボカド、ひよこ豆、庭で採れたケールのサラダ

味付けは塩とハーブのみの、シンプルなものです。

彼女の庭には、可愛い花とハーブ、ビニールハウスには野菜がたくさんあります。

食後のミントティーも、庭のミントを摘んで。


郷に入れば郷に従え

彼女は都会で働きながら、自然と共に生活しています。

彼女は病院へは行きません。
薬も飲みません。


毎日いっぱい太陽を浴びて
自然に近い食事をして

自分の健康は自分で管理しています。


彼女とバス停へ向かう道で

「しーっ、静かに。」
「ほら、聞こえるでしょ?」


ブーン、ブーーーン、ブーーーーーーン。


たくさんのミツバチの羽音が聞こえる。

「最近はね、、、」

「ここでしかたくさんのミツバチの羽音が聞こえないの。」

「だから、ここが好きなの。」


やっぱり彼女は、
エストニアの森の妖精だ。


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